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ハワイ ハワイ島 モクアイカウア教会

更新日:2020年12月31日


こちらは、1820年4月に初めてハワイを訪れたアメリカ人キリスト教宣教師たちが建てた教会「モクアイカウア教会(Mokuaikaua Church)」です!

真っ白な尖塔を持つ美しいこの教会は、ハワイ州で最古といわれており、「カイルア・コナ」のランドマーク的存在で、「国家歴史登録財」及び歴史的重要な「ナショナル・トラスト」に認定されています。

壁は溶岩やサンゴ石、内部は「コア」や「オヒア」の木材でできている「プロテスタント教会」で、日曜の朝には信者が集まり礼拝が行われています。

歴史の重みとノスタルジックな懐かしさを感じさせてくれるハワイならではの教会で、教会前の庭には熱帯植物が生い茂りトロピカルムードでいっぱいです。

「モクアイカウア教会」の見学は無料で、教会内に寄付の箱が置いてあります。

【歴史・魅力・見どころ!】

1820年4月に初めてハワイを訪れたアメリカ人キリスト教宣教師たちが建てた教会「モクアイカウア教会」。

1820年4月4日にハワイ諸島に派遣された、「アメリカ合衆国・ニューイングランド州」から、キリスト教徒の宣教師が「ハワイ島・カイルア・コナ」の港に帆船「サデウス号」で到着し、宣教師の最初の居住地となりました。

現在、「モクアイカウア教会」が建っている土地は、もともと王家所有の土地の一部で、この教会の土地は「カメハメハ2世」により、キリスト教布教の許可を得た場所でした。

1823年には初代の藁葺き屋根の教会が建設されましたが、焼失。そして1826年には宣教師であった「エイサ・サーストン」のデザインにより、 拡張された木製の教会が完成しましたが、こちらも1835年に焼失してしまいます。

1836年1月1日に「クアキニ知事」により、現在の教会の建設が始まり1837年には完成。この建物は、簡単に焼失しないよう「ニューイングランド」の建築様式に、ハワイ産の資材を使い貿易風を上手に取り入れ、天然の涼風が建物全体に吹き流れる構造にしました。

壁は溶岩や砂、石灰に水を混合したモルタルが使われ、石灰は人々が持ち寄ったサンゴを焼き、砕いて作り、更には15世紀の「ウミ王」の「ヘイアウ」内になった貴重な石などが使われています。

教会内は「ハワイ固有種」で、ハワイ島で育つ植物「コア」や「オヒア」の木材が使われており、「オヒア」という木は「ハワイ固有種」でハワイ島で育つ植物で、「説教壇」・「椅子」・「手すり」などは、今ではとても貴重となった「コア」が使用されています。

ちなみに「モクアイカウア」とはハワイ語で「木材を得られる場所」と訳され、「カイルア・コナ」の山麓部「フアラライ山」の中腹で伐採された「オヒア」を使ったのもこの名が付いた由来になるようです。

教会の尖塔の高さは112フィート(34m)で、「カイルア・コナ」では一番高い建物となり、昔も今も長年にわたり、「カイルア・コナ」の「ランドマーク」となり、人々に愛されています。

1978年には「国家歴史登録財」に認定され、2014年6月23日には歴史的重要な「ナショナル・トラスト」に認定されています。

「ニューイングランド州」から「ハワイ島」に来た宣教師とその妻たちは、「ボストン」から約164日かけて、「カイルア・コナ」まで長い船旅をしてきました。

1820年当時は、すでに「ハワイ王国」を設立していた「カメハメハ1世」が他界し、息子の「リホリホ」が「カメハメハ2世」になり、「ハワイ王国」を支配していました。

また、「カメハメハ1世」の王妃の1人であった、「カアフマヌ王妃」とともに、「ハワイ王国」で長期に渡り使われていた「カプ制度(厳しい法律)」を廃止し、新しい世の中になろうとしている時期でした。

そのために、「キリスト教」を布教することは難しくなかったと言われており、「カメハメハ2世」は宣教師達の定住を1年の期限付きとして承認しましたが、それから正式にその契約が更新されたという記録は残っておらず、幸運にも「キリスト教」の布教はその先も続けられました。

しかしながら、ハワイ以外の人達の移住により、免疫の低い「ハワイアン」の人達は病気になり、人口が約半分に減ったとも言われています。

教会の前のアーチは、ハワイでの「キリスト教布教90周年」の祝いに、1910年に建てられたもので、教会の中には小さいミュージアムもあります。

「真珠湾」に駐留していたアメリカ人海軍の人により造られた船は、宣教師がハワイに到着した時に乗っていた帆船「サデウス号」のミニチュア・モデルで、このモデルは1934年に「ハワイ福音教会」に贈呈され、1975年には「福音教会」より、「モクアイカウア教会」に寄付されました。

また、その他にも教会の歴史を語る資料や写真なども見ることができ、教会は現在でも「プロテスタント教会」として、日曜日の朝には礼拝が行われています。

【挙式をあげるカップルに大人気!】

「モクアイカウア教会」は特別な「ミサ」や「結婚式」などが行われていない限り、誰でも自由に内部を見学することができます!

また「モクアイカウア教会」では、日本人でも挙式を上げることができ、「ハワイ島」に来てまでもここで挙式をしたい!と希望する人々が多いほど。

教会の外観だけみていると中に入りにくい印象ですが、中に入ると誰でも受け入れてくれるような優しい空気が流れており、「モクアイカウア教会」の前には緑豊かな庭園が広がり、ハワイらしい花々や熱帯植物なども咲き乱れており、トロピカルムード満点な印象です。

「コナ地区」は非常に賑やかなエリアですが、ここ「モクアイカウア教会」はとても静寂な空気が流れており、まさに聖なる場所であることを感じずにはいられない印象です。

そんな「モクアイカウア教会」の内部は、赤い絨毯や長椅子などが重厚感あふれる空間となっており、更に美しい「ステンドグラス」がデザインされ、太陽の光が「ステンドグラス」を通し内部に差し込んでくる光景はとても神秘的です。

厳かな挙式の中にもハワイアンムード一杯の挙式で、牧師さんもとてもフレンドリーでアットホームな挙式と評判です!

【基本情報】

モクアイカウア教会:ウエディング

収容人数:200名

バージンロード:長さ20m・濃赤

挙式時の音楽:オルガン&聖歌歌手

挙式時間:11時・13時・15時

挙式形態:英語

挙式不可能日:土曜日・日曜日・月曜日・教会の特別行事日

基本挙式料金(参考価格): ¥200.000~

※教会使用料・牧師先生への謝礼・音楽奏者への謝礼・生花スタンダートブーケ、ブートニア・日本人コーディネーター・結婚証明書・ハワイ州税

公式サイト:https://mokuaikaua.com/

【アクセス】

「モクアイカウア教会」はハワイ島を代表するリゾート「コナ・コースト」の中心「カイルア・コナ」の「ダウンタウン」にあり、歴史ある「カイルア桟橋」から「ウォーターフロント」を10分歩いたところです。

ハワイ島に滞在するなら、このエリアのホテルに泊まる人が多いでしょう。

「モクアイカウア教会」は、「カイルア・コナ」のランドマーク的存在のため、まず迷うことはないでしょう。

教会の近くには教会の専用ではありませんが、いくつかの無料の駐車場があります。

駐車料金も無料でかつ混んでいて駐車場に入れないなどということはほとんどないので、「カイルア・コナ」散策に立ち寄るのがとてもおすすめです!

ここは無料で見学することができますが、入口に寄付金箱があるので、気持ち程度納めるのがマナーとなっています。

いかがでしたでしょうか。

「モクアイカウア教会」の内部に入ると祈りを捧げている人、ただただ静かに瞑想をしている人、読書をしている人など、思い思いの時間を過ごしている人を見ることができます。

「モクアイカウア教会」でハワイの歴史などの知識を深めることができるのはもちろん、向かい側には同じくハワイの史跡として知られている「フリヘエ宮殿」などもあり、他にも徒歩圏内にたくさんの見所があります!

ちなみに、「モクアイカウア教会」は老朽化や地震などの災害の影響を受けて、傷みが激しくなってきています。

そのため修復工事などが進められており、2020年ころにはその工事が終わるともいわれており、これから訪れる方は新しい教会を見れるかと思うと、とても楽しみなものです!

※「フリヘエ宮殿」の詳細はこちらの記事でご紹介していますので、是非ご覧ください!➡

ハワイ ハワイ島 フリヘエ宮殿

【基本情報】

モクアイカウア教会(Mokuaikaua Church)

住所:75-5713 Alii Dr., Kailua-Kona, Hawaii

電話番号:(808)3290655

アクセス:「コナ国際空港(Kona International Airport)」から車で15分

駐車場:周辺に有(無料)

営業時間:7時30分~17時30分(礼拝時を除く)

※礼拝の時間帯は見学不可

定休日:なし

所要時間目安:30分未満

入場料:無料

※入口に寄付金箱があるので、気持ち程度納めるのがマナーとなっています。

公式サイト:https://mokuaikaua.com/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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