- 私の旅行記
ハワイ オアフ島 ラニカイ・ピルボックス・トレイル
更新日:2020年12月30日

こちらは、オアフ島でピルボックストレイルといえば多くの人が最初に名前を挙げる人気のトレイル「ラニカイ・ピルボックス・トレイル (Lanikai Pillboxes Trail) 」です!
「ラニカイ・ビーチ」を見下ろす絶景広がることから、「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」と呼ばれていますが、正式名称は「カイヴァリッジ・トレイル(Kaiwa Ridge Trail)」。
2つのピルボックスをたどるコースになっており、特に必見なのが岬の先端にある2つめ!到着したらピルボックスによじ登って、足を放り出して座るのがお約束!
今回はそんな、「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」について詳しくご紹介させていただきます!
【そもそもピルボックスとは?】

「ピルボックス」とは、戦時中に建設された鉄筋コンクリート製の「見張り台(通称トーチカ)」で、島に上陸する敵を監視する目的で見晴らしの良い山や丘の上につくられたのが特徴です。
相手の軍が攻めてきたかどうか見張る役目を持った建物なので、見晴らしのいい開けた場所に建てられていることが多くなっています。戦争が終わった今でもその姿は島の至るところで確認することができ、「ピルボックス」から海を眺める絶景を目当てに、多くの観光客が訪れています。
「ピルボックス」は徒歩約20~30分程度で辿り着けるものがほとんどで、体力に自信のない方や登山初心者の方でも安心して挑戦できるのも人気の一つ!
ではなぜ、もともと戦時中に作られた「ピルボックス」が今となってハワイを訪れる観光客の間で話題になっているのでしょうか。以下では、「ピルボックス」が注目を集める理由とその見所についてご紹介します。
〖とにかく眺望が素晴らしい!〗

上陸する敵を見下ろせるように、見晴らしのいい場所に建てられることが多い「ピルボックス」は、そこから見られる景色がとにかく美しいので、観光スポットとして注目されています。
特にオアフ島にある「ピルボックス」となれば、眺望は絶景そのもの!目の前に美しい青い海が一面に広がっています。
高い場所から見下ろすビーチの景色は、他からでは見られない雄大さが魅力で「ピルボックス」まで来てよかった!と感動する景色を目の当たりにできます。
〖フォトジェニックなスプレーの落書き!〗

「ピルボックス」の魅力は、見晴らしが素晴らしいことだけではありません。「ピルボックス」自体もアーティスティックで観光スポットとして注目されているのです。
オアフ島のあちこちにある「ピルボックス」は、スプレーによって派手に落書きが施されたり、原色に近い派手なカラーリングが施されたりと、芸術的な佇まいのものが多くなっています。
魅力的な建物と一緒に写真を取れば、インスタ映え!旅の思い出に残ること間違いなし!派手で人工的な「ピルボックス」が、手付かずの大自然と融合する景色は芸術品としてゆっくりと鑑賞するができるのです。
〖トレッキングが楽しめる!〗

「ピルボックス」は、その性質上から高台の上に位置しているため、そこにアクセスする道はトレッキングコースとして、地元の人たちがハイキングを楽しむ場所として親しまれています。
ホノルル観光を楽しみにオアフ島に訪れたのなら、ビーチでゆっくり過ごすのもいいですが、ちょっと体を動かして「ピルボックス」までハイキングを楽しんでみるのもおすすめです!
島内にいくつかある「ピルボックストレイル」の中でも特に観光客に人気なのが、今回ご紹介する「ラニカイ・ピルボックス」なのです!

人気の秘密は「ピルボックス」がある頂上から眺める美しい海岸線とオアフ島の緑鮮やかな自然、戦後スプレーペイントが施されたアーティスティックなトーチカ、そして所要時間が約20~30分(往復3.2キロ)という手軽さにあります。
このトレイルで訪れることが出来る「ピルボックス」は2箇所で、それぞれ入り口から550m(高さ100m)、730m(高さ120m)の距離にあります。
はじめの5~10分程は少し急勾配な上に足元が整備されていなく、「最後まで行けるかな?」と思われる方がいるかもしれませんが、最初の難関をクリアすれば後は絶景を眺めながら「ピルボックス」を目指すだけです!
【アクセス】
〖レンタカー〗
「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」は、全米1美しいビーチに選ばれた事もある「ラニカイビーチ」にほど近い山にあります。
「レンタカー」でアクセスする場合、まずは「ワイキキ」から「カイルア」へ目指し「パリ・ハイウェイ(Pali Highway)」を利用します。「パリ・ハイウェイ」へは「ワイキキ」から「H-1ウエスト」の入り口に乗り「パリ・ハイウェイ出口」で降りるか、または「アラモアナ・ブルバード(Ala Moana Blvd.)」または「サウス・ベレタニア・ストリート(South Beretania St.)」を通り、「ダウンタウン」の「アラケア・ストリート」で右折後、「サウス・ククイ・ストリート(South Kukui St.)」に左折、すぐ「パリ・ハイウェイ」に右折して「カイルア」まで直進します。
「パリ・ハイウェイ」は「カイルアタウン」で「カイルア・ロード(Kailua Road)」に変ります。そのまま右側に進む「カイルア・ロード」、あるいは直進して「クウレイ・ロード(Kuulei Road)」を通り「サウス・カラへオ・ロード(South Kalaheo Road)」とのT字路で右折するのが簡単です。そのまま進み、「カイルア・ビーチパーク」を左側に望んで「モクルア・ドライブ(Mokulua Drive)」へ!
「ラニカイ地区」に入ったら「アアラパパ・ドライブ(Aalapapa Drive)」に進みます。しばらく進んで「カエレプル・ドライブ(Kaelepulu Drive)」で右折すると、左側にトレイルの入り口を示す看板が見えてきます。
※「カイルア・タウン」から自転車をレンタルして「ラニカイ」まで行く場合、車と同じルートをたどります。(自転車のレンタルは下記にて紹介しています)⇓
【駐車場について】

車でアクセスする場合、注意していただきたいのが駐車場所です。実は「ラニカイビーチ」近辺には、有料&無料とも公共の駐車場がありません。
そのため、以前はビーチやトレイルに行くときに一方通行の道路沿い(アアラパパ・ドライブとモクルアドライブ)に駐車をする人も少なくなかったのですが、現在はNG。
ハワイ州では日本と同様に駐車違反の取り締まりが行われており、自転車専用レーン上の駐車も取り締まりの対象になります。少し歩いてでも路上ではなく必ず駐車場に車を停めるようにしましょう!違反をすると$200の罰金が、またその他の駐車違反の場合は$35の罰金が課せられます。
そのため、「レンタカー」で「ラニカイビーチ」や「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」に行く場合は、「カイルアビーチパーク」の駐車場(無料)に停めて、そこから歩くのが最もおすすめです!
また、「ラニカイビーチ」や「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」周辺にはトイレがない為、「カイルアビーチパーク」で済ませておくと良いでしょう。
【カイルアビーチパークの駐車場~ピルボックス・トレイルの入り口まで】

「カイルアビーチパーク」の駐車場に停車してから「ミッド=パシフィック・カントリー・クラブ」というゴルフ場を目指して15分ほど歩くと、「トレイル」の入り口を示すカラフルな看板が見つかります。
暑い中これだけの距離を歩くのは少し大変かもしれませんが、道中の景観も良く、「トレイルの準備運動にぴったり!」とポジティブに考えれば、問題なく歩けますね!

しかし、「トレイル入り口」は少々わかりにくい所にあります。「カイルア」方面から歩いてくる場合を想定して書きますが、まず「カイルアビーチ」の景色を一望できる「アララポイント(坂を登ったところにある塔)を起点として、そのまま「ラニカイ」方面へ進みます。
すると道が2つに分かれますので右手に進んでください(左手は「ラニカイビーチ」へ、右手は「ラニカイトレイル」へアクセスできる道路)。
※よく分からない場合は、少し上り坂になっている一方通行を逆走しないルートへ行ってください。

しばらく進むと十字路がありますのでそこを右に曲がります。右側に「ミッド・パシフィック・カントリークラブ(ゴルフ場)」が見え、「ゴルフ場」の近くまで来たら、突当り付近を左に曲がると登り口のカラフルな看板があります。平日、休日ともにハイキングコースを目指している人たちがいるので迷うことなく見つけられると思います。
このように、登り口まで案内は何もないので、非常に分かりづらいです。事前に地図を十分確認してから行くようにしましょう!
〖ザ・バス(The Bus)〗
「ワイキキ」から「カイルア」まで「バス」でアクセスする場合、まずは「ワイキキ」から「アラモアナセンター」まで行き、「アラモアナセンター」前からでている「バス」に乗りましょう。
「アラモアナセンター」からは「56番」、または「57番」の「バス」に乗り、「カイルア」へ向かいます。所要時間は交通量により「カイルアタウン」まで約40~50分程度です。
※「ワイキキ」からの所要時間は約1時間半。
ちなみに、「アラモアナセンター」での乗車は「山側」が始発駅となります。海側からも乗車することはできますが座って移動したい方には「山側」からの乗車をおすすめします!

「カイルアタウン」に着いたら降り、「カイルア・ロード」上で「70番」の「ラニカイ行きバス」に乗り換えます。「57番」の場合、「70番」のバス停が時刻表に載っていて分かりやすい「オネアワ・ロード(Kailua Rd + Opp Oneawa St)乗換地点 ID: 1126」で乗り換えるのがおすすめです!
「56番バス」に乗車した場合、「オネアワ・ロード」で左折して「カネオヘ」方向に行きますので、その手前のバス停「(Kailua Rd + Hamakua Dr)乗換地点 ID: 1125」で降りて「70番」に乗り換えてください。
「70番」の「バス」に乗り、10分前後で目的地に到着します。「アアラパパ・ドライブ」と「カエレプル・ドライブ」の角でバスを下車し、右折して上がっていくと左側に「トレイル入り口」があります。
【バスの利用方法】

「ザ・バス」は、1回乗車(片道)2.75ドル、2回以上乗車するなら「1-DAY PASS」のバス券5.5ドルを購入すると、どこへ行くのも何度でも1日中乗り放題です。バスに乗るときにバスのドライバーに「ワンデイパスプリーズ」と言えば券をくれます。
また、ハワイのローカルバス「ザ・バス」の利用は、「ザ・バス」のアプリ「DaBus2」(無料)が便利です!現在地からの最寄りバス停、移動ルート、バス番号、路線図、時刻表を表示してくれます。
ハワイの「ザ・バス」は、時間通りに来なかったり、突然消えたりすることがあります。海外あるあるですがそんな時に「DaBus2」のアプリがあるとチェックできるので便利です!

到着予定のバスが「No GPS」になっていたら要注意!ドライバーが途中休憩に行く時もあり、遠出をして最終バス時刻のチェックや道に迷ったときに便利です!
また、ハワイのローカルバス「ザ・バス」では、お釣りが出ませんので予めコインを用意しておく必要があります。
・DaBus2 – The Oahu Bus App➡【App Store 】
・DaBus2 – The Oahu Bus App➡【Google play】
【カイルアタウンからレンタルサイクルを利用する場合】

「カイルアタウン」から「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」の入り口までの別の交通手段としては、レンタサイクルも利用でき、10分ほどで「トレイル入り口」に着くことができます。
おすすめのレンタサイクル店は「KAILUA BICYCLE(カイルア バイシクル)」で、「カイルア」で唯一の日本人経営のレンタサイクルショップです。日本語対応のため利用しやすく きめ細かいサービスでも評判が高いお店です。

料金は2時間:12USD〜となります。「レンタサイクル」は後輪を逆回転させてブレーキをかける現地仕様のものから、ハンドブレーキの日本仕様のものも選ぶことができ、日本仕様のものの方が料金は少し高くなります。
とは言え、普段自転車にあまり乗り慣れていない方は、現地仕様のものだと慣れるまでがやや大変かと思いますので、日本式のレンタサイクルをおすすめします!
もちろん、自転車部品の盗難保険に加入することもできるため、万が一の時にも安心です!

駐輪場は、「ミッドパシフィック・カントリークラブ(Mid-Pacific Country Club)」を通り過ぎ、ゴルフ場沿いの道を少し進むと右手にあります。「BICYCLE PARKING ONLY」の看板があり、レンタル自転車たくさん止めてあるのですぐにわかるでしょう。
※鍵は必ず閉めて行きましょう。
【基本情報】
KAILUA BICYCLE(カイルア バイシクル)
住所:18 Kainehe St, Kailua Hawaii
営業時間:9:00-17:00
公式サイト:http://kailuabicycle.com/
【いざ、トレイル開始!】
入口から「ピルボックス」のある頂上まではゆっくり登っても約30分ほどの短い道のりです。しかし、舗装されていない獣道ですので覚悟と準備は必要です。
〖準備〗

【服装】:スニーカー(登山用がベター)・靴下・帽子(風に飛ばされないようなもの)・パンツ(スカートは×)・Tシャツ(動きやすいもの)・サングラス
【持ち物】:飲み物(2本ほど)・日焼け止め・カメラ
【バッグ】:両手を使って登れるようにリュックタイプ
〖難易度〗

初級者向けではありますが、「ダイアモンドヘッド」よりもきつく、道が整備されていないため大変滑りやすく、すぐ横が崖のような場所でもフェンスなどはないので危険なコースでもあります。そのため、残念ながら小さな子供を連れて登ることはおすすめできません。
※小学生くらいならば登れると思います。
全体的に乾いたコロコロとした地面なので、かなり滑りやすいです。特に急な坂は十分気をつけて登って下さいね。また、雨が降った後は滑りやすいので、晴れた日に登ることをおすすめします。
ハワイの気候は、1日のなかでも大きく変わるのが特徴です。 晴れていたかと思えば大粒の雨が降ったりするので、こまめに天気を確認しておくことをおすすめします。
また、ハワイには「雨季」と「乾季」という、季節の分かれ目があるのもポイント。!雨季は10月〜3月頃を、乾季は4月〜9月頃のことを指します。 雨季には降水量が増える傾向にあるため、なるべく乾季の時期に訪れるといいでしょう。

最初に足場の悪い急斜面が続きますが、所々にロープもあるので助けを借りつつゆっくりと登りましょう。しばらくは草むらの中を入っていくような道ですが、5分ほど登れば視界が開け目の前にはエメラルドグリーンの海が広がります。
そのあとは、比較的なだらかな道が続き、山頂の「ピルボックス」までは片道約30分と時間はそれほどかかりません。
※途中かなりキツい勾配が2ヵ所あります。

キツイ勾配の時は、つかむところがないので、近くに木や草があるので、安全そうな物をしっかり掴んで登ると良いですよ。また、高さに足がすくんでしまう方は「真ん中の道だけ歩く」と考えていれば安心して歩けます!草むらには足を入れずに、真ん中を歩いていれば大丈夫です!
ジャングルのようなトレイルと違い、とてもオープンなトレイルで通れる道もいくつもないので、道に迷うことはないでしょう。
昔に比べて、ガイドブックなどで話題になっていますが、それでもあまり日本人を見かけることはありません。ロコの人たちはとってもフレンドリーなので、すれ違いざまに「Hello!」と笑顔で声をかけると応えてくれますよ!

登り続けているといつしか2つの島が見えてきます。こちらは、「ラニカイビーチ」の象徴でもある「Mokulua Islands(モクルア島)」。左側の島が「Moku Nui(モクヌイ)」、右側が「Moku Iki(モクイキ)」と呼ばれ、州の海鳥の自然保護区です。ラニカイの高級住宅街も望め、絵になります。
休憩所はありませんが、道々で休憩している人が多数います。ここだけでも素敵な写真が撮れそうですね!
そして、上から降りてきた人に道を譲ったりしながら登り続けること25分ほどで最初の「ピルボックス」に到着し、さらに5分ほどで2つめの「ピルボックス」に到着します。
〖ピルボックスに到着!〗

「ピルボックス」は2つあり、20~25分ほど歩くとまず1つ目に着きます。ここは定期的にアーティストがウォールアートを描き替えているようで、何が描かれているかは行った時のお楽しみに!
こちらの「ピルボックス」は屋根の淵をつかんで足元だけ隠して写真を撮ると落ちそうな場所でぶら下がっているように見えるインスタ映えスポットです!
皆、「ピルボックス」の端に立ったり座ったりして、「モクルア・アイランズ」を背景に写真を撮っています。落ちたら危険なので、くれぐれも無理なポーズを取らないようにしてください。

誰かに写真を撮って欲しい場合は、近くにいるハイカーに気軽に頼んでみてください。一般的に皆フレンドリーなので、「NO」と言う人はまずいません。
ちなみに、「ピルボックス」は多くの人々が上に乗るため、建造物の補修・補強等が行われたようです。
しばらく1つ目の「ピルボックス」を楽しんだら2つ目の「ピルボックス」へと向かいましょう!そのまま真っ直ぐ進で行くと、約5分程度で到着します。

登りやすいように木の板が置いてありますが、幅が狭いので少し勇気が必要です。ただ、観光客同士で手を引っ張り合って上に登っているなど、みなさんとても温かいですよ!
1つ目の「ピルボックス」とは違い、こちらもまた違ったテイストのウォールアートが施されていますので、写真撮影を忘れずに!
また、2つ目の「ピルボックス」は標高がさらに高いため、こちらから見る景色も最高!「カイルア」・「ラニカイ」はもちろん、「モクルア・アイランズ」を真正面から見ることができ、緑豊かな自然が残る「カネオヘ」も望めます。

遠くに見える突き出ている部分は、「カネオヘ」の「Marine Corps Base Hawaii(MCBH=海軍)」。海だけでなく、緑が美しい山々も広がり、ハワイのダイナミックな自然を肌で感じることが出来ます。
オアフ島の美しい大自然の数々!言葉に出来ないほどドラマチックな光景は、誰もが「来てよかった!」と思えるはず。疲れも一気に吹っ飛びますよ!ちなみに、2つ目の「ピルボックス」の方が1つ目よりも人が少なく、座ってゆっくり休憩することができます。
しばらく景色を楽しんで疲れが取れたら、来た道を戻って帰ります。帰りは急な斜面を降りていくため、滑ったり転んだりしないよう、足元に注意しながらあせらずにゆっくり進んでくださいね!
【ベストタイムはサンライズが見える早朝!】

天気が良ければいつ登っても感動の景色が見えますが、特におすすめの時間帯は早朝です!
太陽が登り始め、エメラルドグリーンの海を赤く染める景色は涙が出るほどの美しさ。サンライズを見るため朝暗いうちからたくさんの地元の人たちが登っています。
ただ、前述説明した通り足場が悪い危険なコースなので、太陽が登り始め、足場が見えるようになってから登り始めるのがベストです。登り始めてすぐに海が見えますので、焦らずとも美しいサンライズに出会えますよ!
【帰りはぜひラニカイビーチへ!】

「ピルボックス」の入口まで下りてから徒歩15分ほどで「ラニカイビーチ」へ行くことができます。
「ラニカイビーチ」の入口への道は11本ありますが、それぞれの入口に標識があり、番号が書いてあります。
入口によっては浜辺がなかったり、アクセスが悪かったりするのですが、4番目の入口から入ると一番きれいなビーチが見れるのでぜひ4番目の入口から入ってみてください!

「ピルボックス」からまっすぐ進むと3番目の入口に到着しますので、1つ右隣の入口です。
ビーチアクセスを抜けると、目の前には白い砂と透明な水色の海、そして沖に浮かぶ「モクルア・アイランズ」が!まさに天国のような光景です。
夕方からのマジックアワーの空の色は、ブルーからピンク、オレンジ、ムラサキへと刻一刻と変わって昼間とは違う美しさがあります。

ただし、「ラニカイ・ビーチ」にはシャワーやトイレ、ライフガードタワーなどの施設は一切ありません。ゴミは各自持ち帰るよう留意してくださいね。
また、日陰もないので、長時間を過ごしたい場合はパラソルや簡易テントなどを持参すると良いでしょう。
その分人が少ないので、賑やかな「ワイキキビーチ」とは違い、のんびりとしたリゾート気分を味わうにはおすすめのビーチです!
【基本情報】
住所:Mokulua Dr., Kailua
シャワー:なし
更衣室・トイレ:なし
ライフガード:いない
駐車場:周辺の道路の路肩で駐車違反にならない場所に駐車。または「カイルアビーチパーク」に駐車し徒歩で向かう。
【「モケズ」でパンケーキ&ロコモコ!】

「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」で歩いて、「ラニカイビーチ」で泳いだら、当然お腹が空きますよね?
そんな時は、そのまま「カイルア・タウン」に戻ってランチをいただきましょう!
「カイルア」には様々なレストランのチョイスがありますが、特におすすめなのが、パンケーキが人気の「モケズ・ブレッド&ブレックファスト(Moke’s Bread & Breakfast)」!

大人気の「リリコイ・パンケーキ」は、2枚$8.95、3枚$9.95と値段もリーズナブルで、リリコイ風味が効いた、とろっとした甘酸っぱいソースが最高です!軽くてふわふわのパンケーキと良くマッチしていて、どんどん食べられてしまいます。
そしてこちらは「ロコモコ」$11.95。白いご飯の替わりにフライドライス(炒飯)をリクエスト(追加料金$1.50)することもできます。分厚いホームメードの牛肉パテに半熟の目玉焼き2個、そしてグレービーがたっぷり。

ボリュームたっぷりですがしつこくなく、あっという間に完食してしまいます!観光客からロコの方にまで人気のお店ですので、近くに立ち寄った際は是非とも訪れることをおすすめします!
【基本情報】
モケズ・ブレッド&ブレックファスト(Moke’s Bread & Breakfast)
住所:27 Hoolai St., Kailua, HI 96734
電話番号:(808)261-5565
営業時間:月曜日・水曜日~日曜日6:30-14:00
定休日:火曜日
公式フェイスブック(英語):https://www.facebook.com/MokesBreadandBreakfast/

いかがでしたでしょうか。
今回は、北部に位置する少し落ち着いたローカルな雰囲気漂う「カイルア」の町。そのすぐ近くで手軽に絶景を楽しめる「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」についてご紹介しました。
「ラニカイ・ピルボックス・トレイル」は、山頂まで約30分と時間もそれ程かからないため、準備さえきちんと整えれば気軽に登れるトレッキングコースです。
また、隣接する「カイルア」には先ほどご紹介した「モケズ・ブレッド&ブレックファスト」や、「ブーツ&キモズ」、「シナモンズレストラン」など、有名なパンケーキ屋さんが早朝から営業していますので、運動後のランチなどにおすすめです!
是非、ハワイで過ごす1日のスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか?せっかくハワイまで来たのに「ワイキキ」だけではもったいないですよ!
【基本情報】
ラニカイ・ピルボックス・トレイル (Lanikai Pillboxes Trail)
住所:265 Kaelepulu Dr., Kailua, HI 96734
所要時間:約1時間30分
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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