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  • 私の旅行記

ハワイ オアフ島 ワイメア渓谷

更新日:2020年12月30日


こちらは、オアフ島「ノースショア・ハレイワ」の近くにある、大自然に恵まれた自然公園「ワイメア渓谷(Waimea Valley)」です!

「渓谷(バレー(Valley))」というからには、滝あり、渓谷有り、森林と植物園、小動物など、緑豊かな大自然のパノラマが広がっており、広さはなんと229万坪、1875エーカーにも及びます。

古代ハワイアンから受け継がれてきた文化遺産と美しい自然に触れることができ、広大な敷地内は一日中でも遊んでいられるほど魅力的で雄大な大自然の公園であり、世界各国からの観光客に人気のスポットです!

片道約1.2kmのトレイルの両側はハワイの熱帯植物の植物園になっていて、カラフルなトロピカルフラワーが咲き、古代ハワイの史跡もあります。

トレイルの終点の「ワイメアの滝:ワイメア・フォールズ(Waimea Falls)」は、古代ハワイアンにとって治癒のためや祈りのために使われていた神聖な場所であり、スピリチュアルなパワースポットとして有名です!

以前は「ワイメア・フォールパーク」として営業していたこともあり、「ワイメア・フォールズ」が最大の見どころとなっています!

訪れたほとんどの人が水着を着て泳いでおり、ライフガードが滝の近くにいて、無料でライフジャケットを貸してくれます。

また、この滝はアメリカの人気TVシリーズ「LOST」の撮影地の一つでもあります。

 

※注意事項※

当記事でご紹介しているのは、オアフ島にある「ワイメア渓谷公園(Waimea Valley Park)」です。

最近注目されている「ワイメア・キャニオン州立公園(Waimea Canyon State Park)」は「カウアイ島」にあります。

また、「ワイメア」という名称はハワイ各地で使われていますので、スポットを調べる際はどの島にあるかを確認頂くことをおすすめします。

 

【歴史】

 

ハワイの歴史を語る上でも、この「ワイメア渓谷(Waimea Valley)」は外せません!

「Waimea(ワイメア)」とは、ハワイ語で「赤い水」の意味だそうで、ハワイ独特の粘土質の赤土で造られた、この「ワイメア・バレー(Waimea Valley)」の渓谷は、まさに「グランドキャニオン」のような景観です。

古代ハワイアン達が祭事に奉った「ヘイアウ(ハワイの守護神・豊穣の神Lono・ロノが祀られている)」が、この公園の駐車場の横に再現されています。

元々は1090年頃に、オアフ島の支配者が、神官の中でも一番高い「カフナ・ヌイ(kahuna nui)」に与えた場所と言われ、1886年までは子孫が管理していましたが、現在は「Hiipaka LLC」が管理運営しています。

「ワイメア・フォールズ(Waimea Falls)」は、そんな古代ハワイアンの神官の中でも一番高い「カフナ(霊力者、僧侶、祈祷師)」が、病気を癒やす為に祈祷を行った場所で、別名「カフナの渓谷」と呼ばれていたそうです。

 

【トレイル:ハワイの歴史文化・自然に触れよう!】

 

滝へ続く「トレイルコース」は、片道3マイル、移動時間の目安は30分ほどとなります。

日本では見たことのないような珍しい木々、花、鳥たちに出会いながらのトレイルはとても心地よいですよ!

普段植物にはそれほど興味がない。という方も日本ではまず見られないような色や造形の数々に思わず感銘してしまいます。

散策路は全体的に平坦なコースで、坂があったとしてもとても緩やかです。

ほかにも脇道や小道が枝分かれしているので、舗装道だけでは物足りない人は脇道にそれて楽しんでみるのもいいでしょう。

古代ハワイアンの住居を復元したエリアもあるので、ハワイの歴史文化に触れることもできます。

蓮の花やイエローロリポップ、ハイビスカスなどいろいろな花々を楽しむことができ、豊富な種類の草花が育てられているので、いつ訪れても花々を楽しむことができそうです。

「ワイメア稽古」では無料Wi-Fiスポットがありますので、植物の名前を調べるアプリなどをインストールしてから訪ねると、楽しい学びのひとときが過ごせることでしょう。

※公式サイトFAQより:3GやLTEなど、いわゆる携帯電話回線は受信できないとアナウンスされているため、ご家族やグループで行かれる方は道中ではぐれないようにご注意ください。

また園内では、非常に珍しい鳥も保護されており、木々や水辺を覗いて珍しい鳥を見たり、歩くたびに景色が次々に変わっていく姿を楽しんでください!

散策路のゴールとなる滝の滝つぼでは泳ぐことができます!

ライフジャケットも借りることができるので、泳ぎたい人はあらかじめ水着を着ていくと良いでしょう。

「ワイメア渓谷」特有の赤土の粒子が細かいため濁って見えますが、流れている滝の水そのものはとても綺麗です。

また、その景観の美しさから、海外ドラマなどのロケ地としても有名ですね!

 

【ワイメア渓谷(Waimea Valley)でしかできない体験!】

 

オアフ島の「ワイメア渓谷(Waimea Valley)」でしかできない体験、それが「滝つぼでの水泳体験」です!

なぜこの滝つぼでの水泳体験が、ここでしか体験できないのかというと、基本的にハワイの川や池などの自然水には、人間にとって危険なバクテリアが含まれているからです。

そのため、原則としてハワイでは川や池で泳ぐことは禁止され、実際そのバクテリアに感染して死亡する事故も起きています。

このように泳ぐのが危険な滝つぼとしては、例えば「ワイキキ」の近くでは「マノアの滝」の滝つぼがあります。

「マノアの滝」は、その滝までのジャングルを抜けながらのハイキングを楽しめる人気のスポットです!

その「マノアの滝」の滝つぼは、ちょっとした池になっていますが、「バクテリアで汚染されている」という理由から、滝つぼでの水泳が禁止されています。

ですので、管理スタッフがいるときに「マノアの滝」の滝つぼに入ろうすると、そのスタッフに止められます。

中には、その制止を振り切って滝つぼに入る強者もいるのですが、そのバクテリアに感染して死亡する可能性があることを知っているのか知らないのかはわかりません。

「マノアの滝」に限らず、ハワイの滝つぼでは泳げないことが基本です。

それが、「ワイメア渓谷」では例外的に泳げる滝つぼとなっており、つまりここでしかできない体験と言うわけなのです!

〖滝つぼで泳ぐための準備〗

「ワイメア渓谷」の滝つぼで泳ぐための方法をご紹介します。

まず水泳をするので、当然ですが水着の準備が必要になります。

「ワイメア渓谷」の公園内には、更衣室があるのでそこで水着に着替えられます。

ただ、それが面倒な人は、服の下に水着を事前に着るなどしておくのが良いでしょう。

また、上がった時に体を拭くためのタオルも用意しておきましょう。

上記でも述べた通り、この滝つぼまでは川沿いの遊歩道を歩いて行くことになりますが、舗装された道路なので、足元はスニーカーでなくても大丈夫です。

ただ、30分程度は歩くことになるので、ビーチサンダルだと少し足が痛くなるかもしれません。

ちなみに足腰が悪い人を複数乗せて走る、自動カートのようなサービスもありますよ。

〖滝つぼで泳ぐ方法〗

この滝つぼで泳ぐ際には、まず滝つぼの手前にいるライフガードと一緒に、滝つぼの安全性をチェックする必要があります。

つまり、いきなり行って自由にずかずかと滝つぼに入れるわけではありません。

またライフガードからは、無料でライフジャケットを借りることができますので、必ず借りるようにしましょう。

ライフジャケットをつけずにここで泳いでいる人も見かけたことがありますが、泳ぎが得意でも最初はライフジャケットをつけることを強くおすすめします!

というのも、水深が9mありかなり深く、加えて滝つぼで泳いだ経験がないと、泳ぎが得意な人でも水中に何があるかはわからないからです。

そして、この滝つぼで泳ぐ時の禁止事項としては、飛び込みです!飛び込まず、ゆっくりと進むように水に入る必要があります。

また、開いた傷口がある人は泳ぐことができず、加えてこの滝つぼの水を飲むことも禁止されています。

つまり、この滝つぼの水もバクテリアに感染する危険はある。ということです。

それをライフガードを常駐させ、その注意を怠らないように促すことで、この滝つぼでは水泳が可能となっているというわけです。

またライフガードとのコミュニケーションは、当然ですが英語となります。

そのため、この滝つぼでの水泳に関しては、ライフガードによる英語での安全性の説明を理解する必要あります。

ガイドがする英語の説明を、わかったふりをして聞き流すのは大変危険になりますので、英語が苦手な方だけで、この滝つぼ水泳をするのは避けたほうが良いでしょう。

滝つぼで泳ぐときは、必ず公式サイトのFAQから最新情報を確認し、滝の状態をチェックしてください。

天候によっては滝の水量が多くなり、泳ぐのに適さないときもあるそうです。

ライフガードの指導のもと、ライフジャケット(入場料金に含まれているため無料)を着用の上お楽しみください!

もちろん、泳いでいるときも近くの動植物に危害を加えないなど、基本的なマナーをしっかり守ることも忘れずに!

 

【お気に入りのハイビスカスを見つけましょう!】

 

ハワイの花としても有名な「ハイビスカス」はその種類がとても多く、なかでも「イエローハイビスカス」はハワイ州の州花にもなっています。

園内には「ハイビスカスガーデン」があり、原種の「ハイビスカス」から交配種までさまざまな種類の「ハイビスカス」が植えられています。

赤や黄色、オレンジ、ピンク、グラデーションといった様々な色と、花びらの形や数、花弁が閉じたままのものや反りあがっているものなど、見たことのない「ハイビスカス」が咲いているのを見ることができます。

花を一日しか咲かせず、毎日新しい花を咲かせる「ハイビスカス」との出会いを楽しみながら、お気に入りの花を見つけてください!

 

【料金】

 

大人:16ドル

学生:12ドル

子ども(4~12歳):8ドル

シニア(62歳位上):12ドル

※ワイ居住者とミリタリー(ID要)

一般8ドル/子供とシニア5ドル

3歳以下はいずれも無料

 

【アクセス】

 

〖バス〗

「バス」でアクセスされる場合、「ワイキキ」から「8番」・「19番」・「20番」・「42番」などで「アラモアナセンター」へ行きます。

その後、「アラモアナセンター」で「52番」の「バス」に乗り換えて「ハレイワ」へ。

「ハレイワビーチパーク」の前で下車し、道路の反対側のバス停から「55番」のバスに乗って約10分、「ワイメアビーチパーク」の前で降ります。

降りたところに看板があるので、「ワイメアバレーロード」を山の方に約500メートル歩くと着きます。

「アラモアナセンター」から「55番」の「バス」に乗っても行けますが、2時間20分ぐらいかかります。

〖レンタカー〗

「レンタカー」でアクセスされる場合、「ワイキキ」から「H1フリーウェイ・ウェスト」方面「H1 West」に乗って「Exit 8A・Wahiawa/Mililani」で降り「H2フリーウェイ」へ。➡そのまま道なりに「カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)」に変わります。➡「Mililani」を通り過ぎたのち「Exit 8・Wahiawa」で降ります。➡さらに「カメハメハ・ハイウェイ」を進み「ノースショア」へ到着➡・「ハレイワ(Haleiwa)」の町を通るのならそのまま「カメハメハ・ハイウェイ(99号線)」へ。・「ハレイワ」を通らず真っ直ぐ「ワイメア」まで行くのなら「Joseph P. Leong Hwy(83号線)」を通るのが近道です(ハレイワを過ぎると83号線と99号線は合流)➡しばらくすると左手に「ワイメア・ベイ・ビーチパーク(Waimea Bay Beach Park)」を見ながら橋を渡ったら、すぐ右手の「ワイメア・バレー・ロード(Waimea Valley Rd) を入り到着です。

「ワイキキ」からの所要時間は約90分です。

 

【ワイメア渓谷周辺:おすすめ観光スポット!】

 

〖ワイメア・ベイ〗

こちらは、世界的に有名なサーフスポットが点在する「ノースショア」の中でも、「ビッグウェイブ・サーフィン」発祥の地として知られている「ワイメア・ベイ」です!

「ワイメアビーチ」は、オアフ島「ノースショア」の「ワイメアバレー(渓谷)」から流れ出る「ワイメア川」が海に注ぎ込む場所にあるビーチです。

全長訳500mの広大な白い砂浜は、のんびりするのにおすすめのビーチですが、11~2月はビッグウェイブが押し寄せ、世界中からプロサーファーが集まります。

夏の海は穏やかで海水浴やシュノーケリング、フィッシングなど様々なマリンアクティビティを楽しむことができます。

地図を見ると分かりますが、海岸線が「ハナウマベイ」のように陸地側に入り込んでいて、その奥にビーチが広がっています。

「ワイメアベイ」に面しているため、「ワイメアベイビーチ」と呼ばれることもあります。

「ワイメア」の「ワイWai(ヴァイ)」というのは「水」という意味を持ち、ハワイのあちらこちらに「ワイ」という名前が地名になっていますが、水が豊富にあった土地に「Wai(ヴァイ)」が付いています。

そして「ワイメア」になると「radish brown water(赤土色の水)」で、言葉の真髄で解いてみると「ワイメア」は〖聖なる水〗という意味になるのです。

その「川(聖なる水)」が流れ込んでいたのが「ワイメア・ベイ」なのです。

【基本情報】

ワイメア・ベイ

住所:61-31 Kamehameha Hwy, Haleiwa

シャワー:あり

更衣室・トイレ:あり

ライフガード:あり

駐車場:ワイメアベイビーチパークの駐車場を利用。無料。

ピクニックベンチ・テーブル:あり

 

いかがでしたでしょうか。

「ワイメア渓谷」の「ビジターセンター」では各種案内のほか、カフェ、ギフトショップ、お手洗いなどが利用できます。

ギフトショップには、ATMも設置されており、毎週木曜日14:00にはファーマーズマーケットが開催されます。「ノースショア産」の野菜や果物が販売され、地元の方々で賑わいを魅せます!

「ワイメア渓谷」は、やや時間と体力を必要とするアクティビティスポットですが、珍しい動植物や景観に心癒されること間違いなしです!

ハワイで自然に浸れる時間を作って、ハワイの「美しい空気」を吸い込んでみて下さい!

 

【基本情報】

ワイメア渓谷(Waimea Valley)

住所:59-864 Kamehameha Hwy., Haleiwa

電話番号:(808) 638-7766

営業時間:9:00〜17:00

入場料(一般):大人16.95ドル、子ども8.95ドル、観光客シニア(62歳以上)12.95ドル

※この他、学生割(12.95ドル)、グループ割も用意されています。

※カード利用可

定休日:感謝祭、クリスマス(12/25)

入場料 16ドル

公式サイト:http://www.waimeavalley.net/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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