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ハワイ ハワイ島 アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク

更新日:2020年12月31日


※2018年5月上旬からの噴火により閉鎖されていましたが、2018年12月6日に再開しました。

※ハワイ島東部のプナ地区は、2018年5月に割れ目噴火が発生しました。 噴火は落ち着いていますが、住民限定や未舗装の道路があります。

※このエリアはハワイ火山国立公園ではありません

こちらは、ハワイ島南東部の海岸にある天然温泉「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」です!

ハワイ語で「ポホイキ・ビーチ」と言う名でも親しまれている「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」は、2018年の「キラウエア火山」の噴火で溶岩が押し寄せた場所です。

そのため元々は白砂のビーチだったのですが、溶岩が船着場を覆い冷えて固まりこのような黒砂海岸になり、より一層大地のパワーを感じる場所として人気観光スポットになっています。

「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」は、海岸から15mほど離れたところにある、まるでジャングルのような林のなかにある秘湯になっており、木々に囲まれたくぼ地にある一見ただの池のように見える天然露天風呂の温泉です。

温度は約35℃とぬるめ、まるで海水のように塩辛いお湯になっており、透明度が高いのが特徴的で、ゆっくりとくつろぐことができます。

ビーチでサーフィンを楽しんだローカルサーファーが、冷えた体を温めている姿などをよく見かけます。

【ブラックサンドビーチ:自然の猛威が生み出した美しさ】

2018年の「キラウエア火山噴火」は、ハワイ島の約13.7平方マイルを新しい溶岩流で覆い、700軒の家が消失したと言われています。

また、溶岩は島の2つの観光地「アハラヌイパーク」と「カポホ・タイド・プール」も消失させ、同時にこの噴火では島には1.3平方マイルの新しい土地が形成され、新しい黒い砂浜が生まれました。

ハワイ島は「ブラックサンドビーチ」がある地球上の数少ない場所の一つで、溶岩流が海に出会うと、溶岩は急速に冷却され、溶岩の破片に激しく断片化または爆発します。そして、海の波がこれらの破片を細かい黒い砂へと砕きま、美しい「ブラックサンドビーチ」を創り上げるのです。

「ポホイキ・ビーチ」とも呼ばれる「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」の一部も溶岩流に埋まりましたが、ボート係留場は溶岩流を免れ、新しい黒砂のビーチができました。

現時点では、ビーチはかなり急でまだ作用によって細かい砂に砕かれておらず粗い砂になっているおり、流れも強いため遊泳はおすすめできません。

そして、2018年の噴火は新しい砂浜の他にも、4つの自然海洋温泉プールを作りました。ただ、新しくできた温泉プールはまだ消毒されていない自然のままの状態なので入ることはおすすめできません。

ただし残念なのが、新しくできた「ブラックサンドビーチ」ですが、寿命は限られています。

噴火が止まり、黒砂を補充するための新しい溶岩流は流れてこなくなりました。そのため、溶岩を細かい砂に打ち砕く波の作用が、細かくなった砂を沖へと運び去ってしまうと黒砂は海岸からなくなってしまうと言うのです。

また、人間がビーチに影響を与える可能性もあり、「ポホイキ」のボート係留地は地元の漁師やツアーにとっても重要な設備です。

ボート係留地の再開に向け周辺の浚渫工事が行われることもあり、今後このビーチにどのような影響が及ぼされるのか誰にも予測できません。

そのため、より美しい景観を楽しむのであれば、なるべく早めに訪れるのが良いでしょう。

【アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク:温泉】

現在「オーシャン・エントリー」の見られる可能性のある地点を、北東に約20km進むと「ポホイキ」という集落があります。

海岸は「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」という小さな公園になっており、サーフスポットであると同時に、ここからボートに乗って海から溶岩を眺めるツアーが催行されます。

温泉へは、赤い人家の前を通ってジャングルに入るのですが、この時点にある岩場の水たまりに手を付けてみると、すでに心地よい温かさを感じます!

そして、熱帯雨林を進むことわずか5分、溶岩の色を映して黒々とした湯をたたえる露天風呂を発見!泉温は約35℃のぬる湯で、海水がやや混じっているようですが、温泉らしい鉱物臭も感じます。

浴槽の奥は溶岩チューブになっており、かつてはここで溶岩と海水が激しく衝突したのかもしれません。

自然が創り出した「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」は、来た道を振り返った時、およそ目に映るもので文明の所産といえるものはほとんどありません。

ここに温泉がでるようになったのは、1960年に町の真ん中が突然ひび割れ、そこから溶岩が噴出して以来ですが、地球を形作る壮大な時の流れの中で、この地が再び灼熱の溶岩に埋め尽くされることなど、ほんの一瞬の出来事でしょう。

【アクセス】

2018年5月に起きた、ハワイ島「キラウエア火山噴火」では、「ボルケーノ国立公園」の東「プナ地区」でいくつもの噴火口が現れ、地区に甚大な被害を及ぼしました。

「プナ地区」では、森や畑、道路や多くの住宅が、流出した溶岩によって失われましたが、昨年12月にの今回の火山活動の停止宣言後、「プナ地区」はどんどん復興しているようです。

そんな「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」のある「プナ地区」へは、「ヒロ国際空港」からアクセスする場合「130号線」を南下します。

「プナ地区」の中心地である「パホア」から南は、「130号」・「132号」・「137号」の三路線で三角に結ばれた道が、「プナ地区」の主な移動路でしたが、このうち「132号」と「137号」の多くは、溶岩に埋まってしまいました。

現在、「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」へは、「カラパナ」付近まで「130号線」を南下し、復旧が進みつつある「137号線」を東へ向かうルートで、行くことができます。

「プナ地区」の中心地である「パホア」を過ぎると、道路の端から蒸気があがっている場所があるのですが、2018年の噴火で被害が大きかった、「レイラニ地区」の近くになります。

「130号線」の南端は、「137号線」に突き当たるT字路になり、左へ曲がります。

ちなみに、このT字路を右へ曲がると「カラパナ・ナイト・マーケット」の会場になっている「アンクル・ロバート・アバ・バー」があります。

「カラパナ・ナイト・マーケット」は、水曜日の夜に開催される大人気のイベントで、もし水曜日に「プナ地区」に訪れたのであれば、こちらのイベントに参加するのもおすすめです!

話を戻し、「137号線」に突き当たるT字路を左に曲がると、海岸線に沿った景観の良い道を走ります。

幅はそれほど広くありませんが、森の中を抜けるなだらかに起伏のある道は、ハワイ島の中でも「ベスト・ドライブルート」の一つとも言えるほど素晴らしく、木々が作った緑のトンネルを抜けて車が走ると、フロントガラスが木漏れ日できらきら光るのがとても幻想的です。

そして、緑のトンネルはやがて灰色のトンネルに変わり、先ほどまでののきらきらとした印象とは打って変わって、溶岩で焼けた木々の灰が付着しているのか、それとも立ち枯れてしまったのか、葉や枝、幹が灰色になった木々がなんだか不気味です。

すると、唐突に森が途切れて溶岩の大地が現れ、周囲は黒い溶岩が広がっており、溶岩の中を無理矢理な感じで、道路ができています。

道路から山側を見ると、黒い溶岩の先にいくつか噴石丘も見え、道路の先にはまた森が続いています。

溶岩の流れが外れて、燃え残った森のことを、ハワイでは「キプカ」と言いますが、すぐ近くに溶岩が流れたとは思えないほど、深い緑の森が残っています。

このように「137号線」は、「キプカ」と「溶岩大地」が交互に続き、やがて「137号線」が行き止まりになったところが、「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」の入口になります。

2018年の噴火で流れ出た溶岩は、「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」の半分ほどを埋めて止まり、「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」が再び公開されたのは、2018年12月のこと。以来ここは人気のスポットになっています。

海に流れた込んだ溶岩は、海岸に沿って広がり、かつての「船着場」や「シュノーケル」で賑わっていた入江を埋め、広い黒砂の海岸を作り上げ出来たのが、先ほどもご紹介した「ブラックサンドビーチ」になります。

地元では、ハワイで「1番新しいビーチ」と言われており、ここではバーベキューをする人や、釣りをする人、ボディーボードやサーフィンをする人がたくさんいます。

そして、「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」の北側に広がる溶岩は、真っ黒で巨大な壁のようにも見え、数年前「ミュージック・フェスティバル」の会場だった芝生の広場も、今は溶岩の下になっています。

ここから北「カポホ」までの広大な土地は、溶岩で埋め尽くされてしまいました。立入禁止区域もまだ多い「プナ地区」ですが、来て見ると復興している様子が感じられ、中でも「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」は、噴火時と復興の様子を最も垣間見ることができるスポットでもあります!

ちなみに、ハワイ島最大の「ファーマーズ・マーケット」の「マクウ・ファーマーズ・マーケット」は、「パホア」に近い「130号線」沿いの広場で、毎週日曜の朝から昼過ぎにかけて開催されており、今でも変わらない大盛況を魅せています!

野菜や果物だけではなく、おいしい屋台料理など、多種多様のお店が並ぶマーケットですので、タイミングが合う方は是非とも「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」と合わせて訪れてみて下さい!

いかがでしたでしょうか。

日本人としては火山の脅威に怯えてしまいそうですが、ハワイの人にとって火山は身近な存在で、ハワイの人は火山島であるこの島と共生しています。

現在、「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」のある「プナ地区」は特に、ハワイの自然と人々の共生が感じられる素晴らしいスポットですので、是非とも訪れてみて下さい!

【基本情報】

アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク(Isaac Hale Beach Park)

住所:Isaac Hale Beach Park, Pohoiki., Hawaii

電話番号:(808)9618311

アクセス:ヒロ国際空港(Hilo International Airport)から車で50分

駐車場:有(無料)

営業時間: 7時00分~18時30分

定休日:なし