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ハワイ ハワイ島 カロコ・ホノコハウ国立歴史公園

更新日:2020年12月31日


こちらは、「コナ国際空港(KOA)」のすぐ南の海岸沿いにあり、昔ハワイへやって来た移住者の生活を垣間見ることができる歴史公園「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」です!

重要な史跡または遺跡を含んでおり、古代のハワイアンの生活スタイルに触れることができるというのが、この国立歴史公園の大きな特徴です。

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」では、4つの「アフプアア(海から山までの伝統的な土地区画)」・「ヘイアウ(神殿)」・「キイ・ポハク(ペトログリフ)」をハイキングで巡ることができます。

2つの養魚池はハワイ先住民の優れた技術を証明し、公園から見る「ホノコハウ・ビーチ」の白い砂と黒い溶岩の海岸線とのコントラストは、目を見張る美しさです。

「ホヌ(ハワイアオウミガメ)」やここにしか生息していない鳥など、島の野生生物に出会えることもあります。

また、絶滅危惧種の「ハワイアン・モンクシール」が海岸で日光浴しているかもしれません。

ここでは、「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」の「伝統的な住居跡」・「フィッシュトラップ(捕魚池)」・「フィッシュポンド(養魚池)」・「ペトログリフ(岩の上の彫刻)」、それらを巡る「トレイル」、ハワイの野生生物、アクセス方法などについてご紹介させていただきます。

 

【歴史】

 

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」は、古代のハワイ原住民たちの暮らしぶりを学ぶことができる歴史公園です。

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」は、1978年にこのエリア一帯から発掘された考古学遺跡および文化的に重要な場所を保護するために設立されました。

公園は海岸から熱帯雨林まで、約470ヘクタール (1,161 エーカー) の広さを誇り、ハイキングやダイビングを楽しむ人々の人気スポットになっています。

公園を訪れたら、かつてハワイ原住民たちが暮らした住居など、ハワイの文化歴史に触れてみましょう!

この荒れた地で、人を寄せ付けないような環境に住人がいたとは想像できません。

海の近くの住人は塩などの海の恵を、山に住む住人はパンノキやタロ、その他の農産物などとそれぞれ物々交換をすることで生計を立てていました。

海側の住人は漁業はもちろん、とらえた魚を養殖するために罠や養殖池、水路 (アウアイ カイ)、水門 (マカハ) といった複雑なシステムを構築しており、魚は小さいうちは水門を通って養殖池と海を往復できますが、大きくなると池から出られなくなるという仕組みです。

公園の中央には、ハワイの歴史上非常に重要な歴史建造物である「ホノコハウ遺跡」があります。

 

【古代のトレイルを歩いて遺跡を散策!】

 

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」の入口は2か所あり、1つは「ホノコハウ・スモール・ボートハーバー」の近くのゲートです。

おすすめはもう1つの「ハレ・ホオキパ・ビジターセンター」があるゲートです。

こちらでは公園の無料の地図を入手することができ、ガイドツアーや特別プログラムなどについてもこちらでお問い合わせください。

そして地図を手に入れたら、「ママラホア・トレイル」を歩いてみましょう!

ここは古代のトレイルで、現在では約1マイル(1.6km)しか残っていませんが、19世紀にはハワイ島で最も重要な道でした。

このトレイルの見どころは、なんといっても、たくさんの「キイ・ポハク」と呼ばれる「ペトログリフ」です。

「ペトログリフ」とは、岩の上の彫刻のことで「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」に限らず、あちらこちらに残されています。

ただし、「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」にあるものは、かなり保存状態が良いことで有名で、一見の価値があります!

「古代ハワイアン」が描いた、人や動物の造形の妙を感じることができますが、とても貴重なものが博物館の中ではなく野外にあるわけですから、触ったりしないように注意しましょう。

ここは溶岩地帯ですので、日中は暑くなりますので、こまめな水分補給を忘れずに散策しましょう!

また、「ビジターセンター」から「トレイル」を歩いて行けるところに、古代ハワイの住居跡である「ホノコハウ遺跡」があります。

ここには「アイオピオ・フィッシュトラップ(捕魚池)」もあり、さらにその南側には、聖地である「ヘイアウ(神殿)」もあり、古代の暮らしの雰囲気が漂っている場所です。

ここの「アイオピオ・ビーチ」は遊泳保護区域となっており、海水浴をしたり、シュノーケルを楽しんだりできる、とても静かで素敵なところです。

 

【カロコ・ホノコハウ国立歴史公園の魅力・見どころ!】

 

〖古代ハワイアンの知恵がつまったフィッシュポンド〗

海岸沿いの「トレイル」で北に向かって歩いて行くと、「アイマカパ・フィッシュポンド」があります。

ここはかつて、首長の食べる魚を育てていたところだと言われており、またここは、ハワイ島屈指の「バードウォッチング」のサンクチュアリとなっています。

ハワイ固有の鳥たちを探してみるのも良いでしょう。

さらに進むと「カロコ・フィッシュポンド」に着き、「カロコ」とはハワイ語で「養魚池」を意味します。

15~16世紀頃に作られたと言われており、石を積み上げた約640mもの防波堤によって海を仕切って、養魚池としています。

満潮時には魚が入り込み、さらには海水の入れ替えをするための水門も作られているため、古代ハワイアンの知恵には驚かされるばかりです。

「カロコ」で、ハワイの伝統的な漁法や当時のハワイ原住民の文化を体験してみましょう!

「カロコ・フィッシュポンド」へは、車でも直接アクセスすることができます。

〖貴重な野生生物〗

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」の見どころは遺跡だけでなく、貴重な野生生物たちが生息していることです。

絶滅危機種であるハワイの固有種として、「ハワイアン・モンクシール(ハワイモンクアザラシ)」がいます。

「モンク」とは「修道士」のことで、首の周りの様子が「修道士」の僧衣のようにみえることから名づけられました。

ハワイ語では「イリオ・ホロ・カイ(海を渡る犬)」と言われており、乱獲と人間の繁殖地への侵入により、数が激減してしまいましたが、運が良ければ砂浜で日光浴をしている姿に出会えるかもしれません。

更にハワイ語で「ホヌ」と呼ばれる「アオウミガメ」もおり、ハワイの神話では守護神として登場し、今でも神聖な生き物、幸福のシンボルとして扱われ、「ペトログリフ」にも描かれてきました。

ビーチで見かける可能性もありますが、触ることはもちろん、近寄ることも法律で禁止されていますのでご注意ください。

野生動物との接し方は、野鳥なども含めてそっと観察することが基本になります。

 

【アクセス】

 

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」は、「ハイウェイ19」上にある「カイルア・コナ」から北へ 4.8 km (3 マイル) の距離にあります。

「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」行きの公共交通機関はありませんが、「カイルア・コナ」から「タクシー」の利用が便利です。

「レンタカー」で行かれる場合、入口から少し入ると駐車場がありますのでここで車を止めます。

右手に「ビジターセンター(visitor Center)」がありますので公園の案内図をもらいましょう!

事務所の開館時間は8時30分~16時で、公園のゲートは夕方で閉まります、

しかし、ゲートが閉まっていた場合、隣の「ホノコハウハーバー」からのアクセスが可能です。

「ハーバー」の入口から少し進み右折します。

※直進しても海岸にでますが、港の出口があるため徒歩で北には行けません。

手前で右折して200mぐらい進み更に左折して海岸方面に進み、港出口の北岸に出るようにします。

その後左折して200mで突き当たり、左手に大きな駐車場がありますので車を止めます。

駐車場の北側にフェンスがあり公園へのゲートがあり、車止めの鎖が見えたら、鎖を越えて海の方面へ道が伸びていますので道なりに進めば、復元住居と漁礁が見えてきます。

公園は毎日オープン、駐車場も入園も無料です。

 

いかがでしたでしょうか。

トレイルを歩かれる場合は、しっかりした運動靴と水を持って行きましょう!

公園の「ハレ・ホオキパ・ビジターセンター」は毎日8時30分~午後16時までスタッフが常駐しています。

ここでは、公園のマップやパンフレットを入手できるほか、スマートフォンから、公園の説明が聞けるオーディオ ツアーにアクセスすることもできます。

予定されている「カルチャー・アクティビティ」については、こちらの公式サイト (https://www.nps.gov/kaho/index.htm) をご覧ください!

ハワイは、ビーチ、ショッピング、リゾートホテルなどの観光スポットも魅力ですが、時には「古代ハワイアン」の歴史と暮らしと文化を感じることのできる「カロコ・ホノコハウ国立歴史公園」のような場所も訪れてみてください!

きっと、ハワイの奥深さに触れて、さらにハワイが好きになることでしょう!

 

【基本情報】

カロコ・ホノコハウ国立歴史公園

住所:Kaloko-Honokohau National Historical Park, Kalaoa

電話番号:(808)3269057

アクセス:「カイルア・コナ(Kailua-Kona)」から車で約10分

駐車場:有(無料)

営業時間:8~17時〖ビジターセンター〗:8時30分~16時

定休日:なし

所要時間目安:90分程度

入場料:無料

公式サイト:www.nps.gov/kaho/index.htm

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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