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ハワイ ハワイ島 チェーン・オブ・クレターズ・ロード

更新日:2020年12月31日


こちらは、燃える火口が有名な「キラウエア火山国立公園」から海まで伸びるドライブウェイ「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」です!

「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は、「クレーターの連鎖道路」と呼ばれるだけに、旧噴火口の付近を通る曲がりくねった観光道路となっています。

そんな溶岩海原の中のドライブは、大地が作られる場所を実感できて、流れ出た溶岩の跡は迫力、自然の造形を楽しむこともできます。

展望台があったり観光ポイントやトレイルがあったりと見どころも多く、ハワイ島ならではの雄大な景色に出会えるでしょう!

※2018年5月の「キラウエア火山噴火」以前の内容となっておりますのでご了承ください。(ただし、一部内容は現在の状況を踏まえてご紹介させていただいております。)

【世界でも珍しいドライブルート】

「ハワイ火山国立公園」にある「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は、「キラウエアの火口」付近から海岸まで下りていく、片道30㎞、標高差約1120mを走る道で、2003年の噴火で溶岩が道路を寸断したところで終わります。

その名の通りクレーターの密集地を抜けていくルートになり、多くのクレーターがありますが、これらは噴火口ではなく、地下の空洞や水蒸気爆発によってできた窪みだそうです。

道路を走ると、まだマグマ本体から放出された蒸気などが見え、 噴火した溶岩が流れて時間が経ち、どうなっているのかを見ることができます。

火口付近は注目されがちなのですが、その麓はなかなか目にする機会のない貴重な光景なので、是非ともご覧になってみてください。

この道は、火山観光というだけではなく、広大なハワイ島の景色を楽しむのにも最適な場所です!

〖魅力・見どころ!〗

「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」を下り始めるとすぐに、道沿いにクレーターが現われます。

「ハレマウマウ」に比べると規模はかなり小さめですが、ほとんどは50年ほど前に出来た新しいクレーターで、大きく掬われたような生々しい地表の「ハレマウマウ」とはまた違ったクレーターを見ることができます。

しばらくするとクレーターは、「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」から反れ、東へと連なっていきます。

この道路は「ハワイ火山国立公園」を散策するには最適の道路で、数々のハイキングコースもあります。

クレーターを廻る「ナパウ・トレイル」のトレッキングについては、【入山許可証】の必要がない「プウ・フルフル」までのトレッキングは、比較的気軽に歩くことができるコースです。

「プウ・フルフル」の山頂からは、活発に活動する「プウ・オオ」を見ることもできます。

しかし、溶岩を歩くことは足場が不安定であること、そして施設等が完備されていないことにご注意下さい!

ハイキングコースを歩きながら自然の造形も楽しめますが、車からの雄大な景色も十分に迫力がありますよ!

車を運転していると、溶岩海原の中に熱帯雨林が現れたり、辺りを埋め尽くし黒光りする溶岩の跡も現れ、かなり迫力があるでしょう。

更に道を下ると、視界が開け一面に広がる溶岩に覆われた大地と、その向こうの海が見えてくるのですが、ここは「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」のドライブで、一番景色のいい場所です!

「ナウル・トレイル」の始点でもある「ケアラコモ展望台」は、記念撮影にぴったりの場所なので是非とも車を停めてみてください!

「ケアラコモ展望台」は、「ナウル・トレイル」の始点でもあるのですが、この「トレイル」を歩くと、溶岩に埋もれた昔の「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」を見ることができます。

そして「ケアラコモ展望台」を過ぎると、道の勾配がきつくなっっていき、大きなカーブを曲がると「ホーレイ・パリ」という崖の下に出ます。

見上げると、絶壁というにふさわしい切り立った崖がずっと続いていて、また違った絶景を眺めることができます。

海岸線に出る少し手前に、「プウ・ロア・ペトログリフ」へと続くトレイルがあります。

ハワイ島では「サウス・コハラ」にある「プアコ・ペトログリフ」と並んで、たくさんの「ペトログリフ」が描かれている場所です。

「トレイル」を1キロほど歩くと、溶岩の上に描かれた「ペトログリフ」を見ることができ、古代ハワイアンが残した「ペトログリフ」は、イラスト化したものをハワイのお土産でよく見かけますが、本物を見る機会はなかなかないかもしれません。

「プウ・ロア・ペトログリフ」は木道で囲まれ、とても見やすくなっています。

【チェーン・オブ・クレーターズ・ロード沿いの駐車場からプウ・ロア・ペトログリフまで】

距離:往復 2.25 km(1.4 マイル)

所要時間:往復 1 時間〜 1 時間半 程度

難易度:Moderate(普通)

そして、海岸線に出ると「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」の終点はすぐそこです。

道路沿いに縦列駐車して、海へと向かうと浸食によってトンネルのように見える、「ホーレイ・シーアーチ」が崖下に見えます。

また、このエリアには「ビーチ・ナウパカ」というハワイ固有種が自生してます。

綺麗に咲いていると、薄紫の筋が入った白い花がとてもかわいく、ハワイ島では一年中花を咲かせると言われるので、花と実の両方が同時についていることが多いようです。

「ホーレイ・シーアーチ」の「ホーレイ」という名前はハワイ島固有種の「Ochrosia Compta」という小さな花が由来になっています。

「シーアーチ」は自然が造りだした造形物で、アーチの高さは27.4メートル(90フィート)にもなります。

ここ100年以内にできたそうですが、いつかは崩れてなくなってしまうそうです。

そして以前は、終点のかなり手前にあったはずの「ホーレイ・シーアーチ」ですが、流れてきた溶岩によって、どんどん「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」が埋まってしまい、今では終点のすぐ近くになってしまいました。

ちなみに、終点にある「レンジャーステーション」とトイレは可動式になっていて、これもどんどん後ずさりしています。

☝「キラウエア火山国立公園」から「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」の終点「ホーレイ・シーアーチ」までの道のり

【注意事項】

「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は片側1車線ながら充分な道幅があり、舗装も完璧で走行に不安もありません。

ただその途中には売店もなければガソリンスタンドもないため、車のガソリン残量チェック&補充を忘れずしましょう!

「ハレマウマウ」を見るくらいなら大丈夫ですが、「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」を下りると、かなりガソリンを使うことになります。

道の終点までは23マイル(約38キロ)ほどあり、高低差は3700フィート(約1100メートル)もあるため、下ったのはいいけれど、ガソリンがなくて帰って来られない。ということになりかねません。

お店もないので、トレッキングを予定している場合は、飲料水の用意も必要です。

そのため、「ハワイ火山国立公園」に入る前に必ず「ボルケーノビレッジ」で飲料水・食料も入手、ガソリンの補給を終えておきましょう!

足元はでこぼこなので歩きやすい靴、服装で行きましょう。

「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は、レンタカーでも保険対象外ではないようです。とはいえ道中に民家があるわけでもなく交通量も少ないのでなく、トラブルが発生したとき救援を求めるのは容易ではありません。

※1ヵ所だけ坂を下り切って少し進んだところに緊急連絡用の電話が設置されています。

特に「キラウエア」からは連続した下りとなり、ガードレールもあまり設置されていませんから、スピードの出しすぎ、フットブレーキの使いすぎは危険です。

また、「ハレマウマウ」付近と「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」の終点では気象までも違います。

「ハレマウマウ」付近は、高所にあるため肌寒く、天候も不安定なことが多いのですが、「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」の終点は、暑くて晴れていることが多いのです。

ほんのわずかの距離で大雨だったり晴れていたりするのが、この道の特徴ということを頭に入れながら準備をすると良いでしょう。

【アクセス】

〖スタート地点:キラウエア火山国立公園までの行き方〗

「キラウエア火山国立公園」までは、「ヒロ空港」から「ルート11」に沿ってひたすらに進むこと約40です。

公園内に入ってまっすぐ進んですぐ左側に、道の入り口のサインがありますので、それを目印に進んでください。

そして、上記でもお伝えした通り、車の燃料には十分注意してください!

国立公園内で、途中に立ち寄れるお店や電話ボックスなどは何もなく、さらに帰りは高さ1100mの「キラウエア山」を登らなくてはいけません。

燃料には十分余裕を持って行き、また曲がった山道なのでそんなにスピードは出せませんので、時間には余裕を持って計画することをおすすめします!

飲み物はもちろん、休憩の為に軽食も持参していきましょう!

いかがでしたでしょうか。

ハワイ島はハワイ諸島の中で一番新しく、今も火山活動によって流れ出した溶岩で面積を少しずつ広げています。

溶岩は時間が経つと冷えて固まり、不毛に見える真っ黒な岩の大地に植物が生えてきて、何万年と時を経て緑の島へ変化していきます。

溶岩はすべてを飲み込んでしまいますが、それは