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ハワイ ハワイ島 ラバ・ツリー州立公園

更新日:2020年12月31日


 

※2018年5月上旬からの噴火により閉鎖されていましたが、2018年12月6日に再開しました。

※ハワイ島東部のプナ地区は、2018年5月に割れ目噴火が発生しました。 噴火は落ち着いていますが、住民限定や未舗装の道路があります。

※このエリアはハワイ火山国立公園ではありません。

 

こちらは、ハワイ島の南東「プナ地区」にある「ラバ・ツリー州立公園」です!

「ラバ(lava)」は英語で「溶岩」・「ツリー(tree)」は「木」、つまり「溶岩」と巻き込まれた「木々」が形作った不思議な物体を目にすることができる公園で、「溶岩樹州立公園」と訳されることもあります。

「溶岩樹」とは、溶岩流が森林地帯を通った後に残される、柱のような形の岩で、生きている木(特に太くて大きな木)は、幹の中に水分があるため、高温の溶岩流に触れてもすぐに燃えてしまわず、まとわりついた溶岩はそのまま冷えて鋳型のように固まってしまいます。

溶岩に覆い尽くされた森のあとには、こうした溶岩樹がいくつも残り、異様ともいえる不思議な風景をみることができます。

「ラバ・ツリー州立公園」の「溶岩樹」は、1790年代の噴火でできたもので、二百年以上を経た今も、ところどころにこの異形の岩は残っており、訪れる人を驚かせてくれます。

しかし、森を覆い尽くす火山の力もパワフルなら、植物の治癒力も驚異的で、一度はすべてが真っ黒な溶岩台地になったとは思えないほど、周囲はすっかり緑に包まれています。

この「ラバ・ツリー州立公園」は、ドライブ途中に立ち寄るのに程よいお散歩コースで、舗装された遊歩道があり、20分程度で一周することができます。

 

【魅力・見どころ!:パワースポットとしてのラバ・ツリー州立公園】

 

「ラバ・ツリー州立公園(Lava Tree State Park)」は、有名な「パワースポット」として語り継がれています。

火山の大噴火が、たとえ広大な大自然を破壊し尽くしたとしても、冷えて固まった溶岩の間から若い新芽がのぞき、伸びて大樹と育ち、いつの間にかあの大噴火の惨事を打ち消すかのように、花が咲き・実がなり・小鳥のさえずりが聞こえるようになり、大噴火のことなどうっかり忘れてしまうほどの大自然が蘇ってきます。

そんな火山の噴火の大惨事の後でも、力強く蘇る大自然がハワイの「パワー」と「エネルギー」を表しており、特に「ラバ・ツリー州立公園」のある地域は、「火山の女神・ペレ」が大地を作っては壊し再び作るということを繰り返している場所と言われています。

ハワイの「火の女神」で有名な「Pele(ペレ)」は、かなりの激情型で嫉妬深い女神様だと伝えられています。

人間は、生活を豊かにするためや欲望の為に働き、その結果大自然を破壊したり、差別やいがみ合いが生まれて、争いや戦争が起こり、大切なものは何か、感謝とは何かをすぐに忘れてしまう人間に、天地創造の神様の制裁やリセットの為に火山を噴火させるではないかと言われています。

しかし大自然は強く、壊されても壊されても一から立て直す力を持っており、その「パワー」や「エネルギー」が火山の噴火をの多いハワイ諸島に、「パワースポット」が多いと言われる所以でしょう。

「ラバ・ツリー州立公園」内で見られる「溶岩樹形」も「ペレ」の作った作品と言われています。

 

【トレイル:ハワイのパワーとエネルギーを感じよう!】

 

「ラバ・ツリー州立公園」の広さは、約約6万9千㎢。その公園の周囲に「Trail(トレイル、登山道、林道)」があります。

駐車場もあり、入園料も無料で、 公園内は舗装された「トレイル」が1周してあるのですが、「トレイル」に関係なく溶岩樹型は自由に見ることが出来ます。

ただし、公園内の看板には「歩道以外はもろくなっており、穴が突如あいたりして危険なため散策の際はお気をつけください。」と注意書きがされていますので、舗装道路から外れるときは足元に十分ご注意ください。

ここは「ピクニックテーブル」や「トイレ」も設置されていますので、家族でのピクニックにも最適でしょう!

「トレイル」をぐるりと一周回るのに約20分程度で、舗装された部分のみを歩くのであれば、ベビーカーでも行けるでしょう。

ただし、苔むしているところが多いとのことですので、足元には注意が必要です。また、蚊も多く、特に小さな子供が一緒の場合には、虫刺され予防のために長袖や虫除けスプレーを用意しておくと良いでしょう!

 

【アクセス】

 

「ラバ・ツリー州立公園」は、「ヒロ」から車で40分ぐらいの所にあります。

「ヒロ」方面からは「11号線」を南下し、「130号線」に入ります。

9マイルマーカーを過ぎると道が2つに分岐し、右に入ると「パホア」の街中へ、左に入ると街中を迂回します。

どちらを通るにしても2kmほど先の交差点で「132号線(Pahoa-Kapoho RD)」へ入るのですが、この時「パホア」の街中を通った場合は直進、迂回した道路を通った場合は左折になるので注意してください。

木のトンネルの中を約2マイル(3.2km)ほど走ると、左手に茶色の〖LAVA TREE STATE PARK〗のサインが立っています。小さな標識なのでお見落としなく!

 

いかがでしたでしょうか。

「ラバ・ツリー州立公園」は、その名のとおり溶岩流で形成された溶岩樹「ラバ・ツリー」を見ることができるパワーです!

1790年に流出した溶岩流は、いまや瑞々しい森に包まれており、1㎞ほどの遊歩道を歩けば、ハワイならではの熱帯植物に出合え、原生林に包まれた溶岩樹の森は、楽しくハイキングしながら、身体で自然のエネルギーを感じることができる場所です!

2018年5月の噴火以降、閉鎖されていましたが、同年12月に再オープンしました。

 

【基本情報】

ラバ・ツリー州立公園(Lava Tree State Park)

住所:HI-132, Pāhoa, HI 96778(Lava Tree State Park, Pahoa., Hawi)

電話番号:(808) 961-9540

アクセス:「ヒロ国際空港(Hilo International Airport)」から車で約40分

※茶色の〖LAVA TREE STATE PARK〗のサインが立っています。

駐車場:有り(無料)

入園料:無料

営業時間:24時間

予算:$ ($10以下)

日本語スタッフ:無し

公式サイト:http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/hawaii/lava-tree-state-monument/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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