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ハワイ ハワイ島 ワイピオ・バレー

更新日:2020年12月31日


こちらは、ハワイ島北部の「コハラ山脈」の中で最も有名で大きな渓谷「ワイピオ・バレー(ワイピオ渓谷)」です!

「カメハメハ大王」が幼少期を過ごしたと言われ、切り立った崖と海に囲まれた緑豊かな場所は「王家の谷」と呼ばれています。

心が穏やかになる、異次元に入り込んだような場所、広大な敷地を誇り大自然を満喫することが出来ますよ!

場所は「カイルア・コナ」より車で約2時間、「ヒロ」から約1.5~2時間のところに位置する「ハマクア地区」にあります。

【歴史】

「ワイピオ」とは、ハワイ語で「曲がりくねった水」という意味で、その名の通り「ワイピオ渓谷」内をくねくねと流れる「ワイピオ川」のことを指しています。

ワイピオ渓谷は幅1.6キロメートル、深さ8キロメートル、切り立った崖は最大610メートル。

外部からこの渓谷へ入りづらいという立地条件もあり、かつては首都として栄え、王族が住む神聖な谷とされてきました。

「カメハメハ大王」もこの地で幼年期を過ごしたと言われ、また古代の王達が多く埋葬されてきたことから「王家の谷」とも呼ばれています。

この「ワイピオ渓谷」は、ハワイアンにとって大変重要な聖地でもあり、今なお強力な「マナ(霊力)」によって守られていると信じられています。

1946年と1979年に津波や洪水で大きな被害を受けたにも関わらず、全員無事だったこともこの「マナ」のおかげだと言われています。

【魅力・見どころ!】

〖ワイピオ渓谷展望台〗

「ワイピオ渓谷」の雄大な景観を楽しむならココ!

「ワイピオ渓谷展望台(Waipio Valley Lookout)」は、渓谷の雄大な景色を楽しめる「見晴らしの良い展望台」です。

駐車場もあり、車を停めたら1~2分で展望台に辿り着くことができ、観光客も手軽に行くことができます。

青々とした断崖絶壁の間に広がる谷底の平地、海岸線の黒砂ビーチ、そこにうちよせる白い波と海の青が見渡せます。

晴れている時の眺望は本当に素晴らしく、北東方向(崖と海の境界方面)に「マウイ島」を望むこともできます。

トイレも設置されていますので、この後ハイキングをされる方は、ここで済ませておくと安心です!

〖ワイピオ・バレー・ロード〗

「展望台」の駐車場からは、車1台がなんとか通れる程度の狭い道幅の「ワイピオ・バレー・ロード」を下りていきます。

急勾配なこの道は傾斜が25%で、一部では45%の箇所もあり、アメリカの中で一番急な公道なのだそう。

徒歩でも行けますが、個人で行くにはかなりハードルが高いので「ツアー」に参加することをおすすめします!

「行きは仲良く手をつないで降りていった恋人同士が、帰りは喧嘩して戻ってくる。」という例え話があるくらい体力が必要な場所です!

ここは、下るにつれて景色が変わってくる様も見物で、周囲の空気も変わり、まるで異次元に来たかのような感覚になります。

「ワイピオ川」の周辺には、昔懐かしい日本の田園風景のようなタロイモ畑が広がり、様々な熱帯植物を見ることができます。

植物の強い生命力が感じられ、野生の馬に出会うこともあります。

谷底では現在も、「ワイピオ川」の豊富な水を利用して「タロイモ栽培」を行うタロイモ農家や漁師が、数十人ほど生活をしています。

電気や電話は引かれておらず、昔のハワイアンライフを垣間見ることができますよ!

【徒歩で行く方法】

自力で歩いていくには、行きだけでなく「帰りの体力」も考慮する必要があります。

「展望台」近くの道路から黒砂のビーチまでの距離は3kmほどなのですが、最初の20~30分くらいは急な下り坂が続くこと、途中から泥と湧き水にまみれたぐちゃぐちゃの道(水たまり)になっている場所も点在します。

また、帰りはひたすら登り坂を進んでいかなければいけないことなど、気を付けるポイントが多々あります。

このため、徒歩で「ワイピオ・バレー・ロード」のトレッキング(ハイキング)を実施する場合は、数百メートル先まで行ってみて、それでも大丈夫そうだったら行く。といった感じで、様子を見ながら進んで行くようにするといいでしょう。

〖ヒイラヴェ滝〗

「ヒイラヴェ滝(Hiilawe Waterfall)」は、高低差390mもある超ロングな滝です。

「ワイピオ渓谷」の主要な水源となっており、細く長く伸びるその流れは、女性の後ろ髪のような、優しくて繊細な姿を魅せてくれます。

水が豊かな「ワイピオ渓谷」では、いくつもの滝が流れています(これらの滝は展望台からは見られず、渓谷へ下りなければ見ることはできません)が、数ある「ワイピオ渓谷」の滝の中で最も有名な滝が、こちらの「ヒイラヴェ滝」になります。

また、すぐ隣りには「ハカラオア滝」という名の滝があり、2つ合わせて「双子の滝」といわれています。

ただし、普段は干上がっていることが多く、雨量の多い時期ですと滝の姿を見せてくれます。

ハワイアンソングにも「ヒイラヴェ滝」の美しさと悲しい愛を歌った名曲があります。

そんな「ヒイラヴェ滝」は、海と反対側、つまり渓谷の内陸側に位置しています。

このため、展望台からですと木々の茂みに隠れて見ることができないため、谷底まで実際に下りて行った時のお楽しみにするといいですね!

【ヒイラヴェ滝の神話】

王族の娘と村の若者が恋に落ちましたが、身分の違うため結ばれることがないと知った二人は、この滝から身を投げました。娘は「ヒイラヴェの滝」となり、滝の水は娘の涙となって流れ続け、その涙を若者が滝の下で岩となって受け止めて続けているということです。「ヒイラヴェ滝」 ・「ハカラオア滝」の片方しか滝が出てない時は、「ヒイラヴェの涙」と言われ、両方の滝から水が流れるときは、2人が会えた「喜びの涙」と呼ばれています。

〖タロイモ畑〗

「ワイピオ渓谷」の谷底は、行くのも大変、戻るのも大変な「秘境のような土地」ですが、このような場所にも現在50人ほどの人々が暮らしています。

渓谷の内陸方面では、「ワイロア・ストリーム(ワイロア川)」の豊かな水源を生かして、タロイモを育てています。

荘厳な景色の中にある穏やかな田園風景を楽しむことができ、昔のハワイアンの暮らしが想像できる「タロイモ畑」の光景には感動すること間違いなしです!

〖ワイピオビーチ〗

ハワイ島のビーチの中で一番の広さを誇る「ワイピオビーチ」は、サラサラの黒砂に覆われた穏やかなビーチです。

ビーチの幅は1.6kmもあり、実際にビーチ前まで行ってみるとその広さに驚かされます。

ビーチの脇には、映画「ウォーターワールド」のロケ地にもなったことでも知られる「カルアヒネ滝」が見えます。

恐ろしく高い絶壁から、一筋の水が流れ落ちています。

ビーチからはゆっくり歩いても数分で到着し、滝のそばまで近づけるので迫力があり、マイナスイオンをふんだんに浴びることができます。

上を見るとその高低差のせいか、一瞬クラクラするような錯覚に陥りますが、すぐに滝の水しぶきの気持ち良さを感じ取ることができます。

過去には、「ワイメア渓谷」に攻め入るにはカヌーでこのビーチに入るしかなかったため、数多くの戦場となっていました。

歴史ある聖なる場所という側面もあるのです!

〖乗馬でワイピオ渓谷を散策!〗

「ツアー」に参加すれば、乗馬でこの「ワイピオ渓谷」をトレッキングできます!

乗馬をして自然を感じることで大自然からエネルギーを受け取ることが出来ますよ!

ハワイアンの聖地、「ワイピオ渓谷」の谷底を馬車で巡る半日ツアーで、谷底に降りて小川を超えると、トロピカルフルーツが自生するジャングルやタロイモ畑が広がり、更に奥へ進み、滝が流れる絶景ポイントまで案内してくれます!

【決して無理をしないこと!】

自分の足で「広大な自然」に挑戦することは、何にも代えがたい貴重な体験になりますが、決して無理をなさらないよう十分に気を付けてください!

往路で通った急な下り坂は、復路では「急な上り坂」に変身します。

道中で体力を消耗しきっていると、途中しんどすぎて動けなくなる可能性もあります。

「これ以上進むとマズイことになりそう。」と危険を感じたら、すぐさま断念して、駐車場へ引き返しましょう。

また、雨季など天候が悪い日が続くと、道中に巨大な水たまりができている場合があります。

このような場合も、無理に進まず引き返すことをおすすめします。

体力的に自信がある人であれば、行き(下り)は徒歩40分~1時間、帰り(上り)は1時間~1時間30分程度と言われていますが、地面のコンディションなどによって大幅に変わります。そしてもちろん個人差があります。

体力にあまり自信がない方、そして特にお子さんがご同行されるような場合は、徒歩で行かずに「ツアー」を利用されることをおすすめします!

実際に徒歩で行かれるかどうかは、ご自身でよくお考えになった上でご判断されますようお願い致します。

【日帰りツアーに参加する場合】

無理をせずに谷底の大自然のトレッキングを満喫したい場合は、割り切って「コナorヒロ出発の日帰りツアー」に参加するのが良いでしょう!

ツアーには、乗馬体験をしながら道中を進むコースや、4WD車で一気に下りていくコースなどがあります。

小さいお子さん連れの場合は、馬車に揺られてのんびりと行くコースもあります。少々出費を伴いますが、安心・安全にゆったりした気持ちでハイキングを楽しめますよ!

【レンタカーで谷底に行かれる場合:リスク大!

「レンタカー」で行かれる場合、急な上り坂&下り坂で「対向車と鉢合わせ」になった場合、長い距離をバックで戻るポイントがいくつかあります。

※前や後ろから歩行者や馬、馬車もやってきます。