- 私の旅行記
ハワイ ハワイ島 UCCハワイ・コーヒー農園
更新日:2020年12月31日

こちらは、ハワイ島コナ地区の一等地にある一番人気のコーヒー農園、「UCCハワイ・コーヒー農園」です!
日本を代表するコーヒー会社のUCC(ユーシーシー)さんの直営農園になります。
この農園はフアラライ山の裾野、標高460メートル付近に位置していて、総面積は約14ヘクタール(東京ドーム約3個分)の中におよそ1万5千本のコーヒーの木を栽培しています!
また、ハワイ州政府機関によって1993年に「ハワイ島西地区最優秀農園」として表彰もされている素晴らしいコーヒー農園です!
こちらでは実際にコナコーヒーを試食したり、限定のオリジナルグッズを購入することも出来ます!
【歴史】

「UCCハワイ」の直営農園は、ハワイ島西側の「フアラライ山」の裾野にあり、コナの街と海岸を一望できる広大な農園です。
標高460m付近にあり、総面積約14ヘクタール(東京ドームの面積の約3倍)の中に、約1万5千本のコーヒーの木が植えられています。
1989年の設立時、コナ地区は溶岩でできた地形で雨水が染み込まないため、溶岩を剥がし、その下の土と反転させることから始めました。
当時は土壌が流出することもよくあったため、環境保護に配慮した近代的灌漑設備を備えた農園に改良、こうした努力が認められ1993年にハワイ州政府機関から「ハワイ島西地区最優秀農園」に表彰されました。
【特別限定のコナコーヒー】

こちらの「UCCハワイ・コーヒー農園」では、ごく少量しか生産しない自家栽培豆を使ったコーヒーを堪能でき、更に焙煎体験までできるのは世界中でここだけです。
そんな「UCCハワイ」は、「カイルア・コナ」の中心街から直線距離で約5キロメートル・標高460メートルのところにあります。
海岸での厳しい暑さから和らいだ、穏やかな気候は、「これより暑くても寒むくてもダメ。」というコーヒー豆の栽培にベストの環境。
農園の規模としては小さく、10ヘクタールの広さにおよそ1万5000本のコーヒーの木が植えられています。
収穫期は8月から翌年の1月まで、季節労働者15人前後を雇い、手摘みで収穫しています。
ここまで手間をかけているにも関わらず、ワンシーズンで採れるコーヒー豆は、1本の木からせいぜい500g程度、農園全体では45kg容量の麻袋200程度にしかならないそうです。
そのため、ハワイ島外どころかハワイ島内のコーヒー店にも出荷できる量ではなく、農園内に設けられているカフェ併設の店舗でしか購入することができません。⤵

わずかな量が兵庫県・西宮市にある「上島珈琲店・本店」にサンプルとして出荷されるそうですが、このハワイ島のカフェの方がまだ手軽に入手することができるでしょう。
しかし、最近ではハワイ島南部「キラウエア火山噴火」の影響で、「キラウエア火山」付近の観光が難しくなったことから、この農園に集まるツアー客が増える結果となっています。
予想外の集客に「豆が足りなくなりそう。」と嬉しい悲鳴をあげています。
そのため、場合によってはコーヒー豆が売り切れになるという可能性もゼロではないので、「カイルア・コナ」に訪れたら、真っ先い立ち寄ることをおすすめします。
【コーヒー農園・精製見学・焙煎体験のツアー】

こちらでは、事前に予約をしておけばツアーガイドさんとコーヒー農園や精製場所の見学、コーヒーの焙煎体験などをすることができ、他の農園では味わうことが出来ない貴重な体験が出来ます!
「コーヒー農園見学ツアー」では、 「フアラライ山」の中腹に位置する肥沃な火山大地・涼しい夜と暖かい日中の寒暖差・程よい降水量などにより、世界最高水準のコーヒーを栽培できる環境にある農場を見学することができます。
「コナ」の街と海岸を一望できる、記念写真の撮影スポットとしても大人気。
「焙煎体験ツアー」では、日本からだけでなく英語圏からのお客様も多く、人気のツアー。
自分好みの色に焙煎したり、コーヒーの袋に自分の写真をラベルにして貼ることも可能。
毎年訪れてコーヒーを持ち帰りするリピーターも多数いらっしゃいます。
ツアーガイドさんがとてもコーヒーの知識が豊富な上に、とてもユニークな方々なのがとても嬉しいです!
コーヒーのことをよく知らない方はもちろん、コーヒーのプロでも満足することができるコーヒー農園です!

私もコーヒーが大好きですので、それなりにコーヒーの知識はあったつもりだったのですが、まだまだ知らないことが多くとても面白く楽しくコーヒーについて学ぶことが出来ました!
もちろんスタッフは日本人の方です!
さらに、農園でしか味わうことが出来ない手作りコナコーヒーアイスクリームはとても美味しいので、「UCCハワイ」に訪れた際は是非食べてみて下さい!
【基本情報】
〖コーヒー農園見学ツアー〗
営業時間: 毎日 午前9:00~午後4:30
*元旦、11 月の第4木曜日(感謝祭)、12 月25 日(クリスマス)は営業していません。
〖焙煎体験ツアー〗
受付時間: 1日6回 午前9:30〜、10:30〜、11:30〜、午後1:00〜、2:00〜、3:00〜
所要時間: 約45〜60分 (農園見学含む)
料金: お一人様 $45〜 (オリジナル・コナコーヒー2袋付 / 約100g袋x2)
*ツアー催行は2名様からとなります。また12歳以下のお子様単独でのご参加は承れません。
*元旦、11月の第4木曜日(感謝祭)、12月25 日(クリスマス)は営業していません。
【アクセス】
「コナコーヒー」を栽培しているコーヒー農園は「カイルア・コナ」という街にあります。
「コナ国際空港」から近い街にあり、溶岩台地を「ワイコロア」から南へ約30分程度になります。
海岸沿いにはレストラン、ショップ、ギャラリーが立ち並んでますが、コーヒー農園はその通りではなく1本山側の通りになります。
遠くに海が見える道を走ると、その通りには他にもコーヒー農園がありますので、「UCCコーヒー農園」以外にも立ち寄ることができますよ!
素朴な通りに、「UCCコーヒー農園」の看板が現れますので、見落とさないように気をつけてください!
駐車場は広いわけではないですが、それなりの台数を止められます。
【コナコーヒーとは】

「コナコーヒー」は、「ブルーマウンテン」や「キリマンジャロ」とともに〖世界三大コーヒー〗のひとつに数えられています。
ハワイ島の西部に位置する、「コナコーヒーベルト」と呼ばれる地域で栽培されたコーヒーしか、「コナコーヒー」を名乗ることはできません。
しかし、「コナコーヒーベルト」で収穫されたすべてのコーヒーが「コナコーヒー」になれるわけではなく、厳しい品質基準などをクリアしたものだけが晴れて「コナコーヒー」を名乗ることができるのです。
「コナコーヒー」は、「ジャマイカ」の「ブルーマウンテン」と並んで世界最高のコーヒーと称されています。

その名の通り、ハワイ島南西部の「コナ地区」でのみ栽培され、生産量は世界のコーヒー生産量の1%以下という大変希少なコーヒー豆です。
苦みが少なく柔らかな酸味と甘い香りですっきり爽やかな味わいが特徴です。
アメリカでコーヒーを生産しているのはハワイ州だけなので、「ホワイトハウス」の公式晩餐会では必ず「コナコーヒー」が供されます。
いかがでしたでしょうか。
「UCCハワイ・コーヒー農園」では、美しい風景、「コーヒー農園見学ツアー」や「焙煎体験」などのユニークな企画を楽しみながら、コーヒーと親しむことができます。
ハワイ島に訪れた際は、是非立ち寄って見てください。
【基本情報】
UCCハワイ・コーヒー農園
住所:75-5568 Mamalahoa Hwy, Holualoa, HI 96725 USA
電話番号:808-322-3789
営業時間:9:00 – 16:30
※無料の農園案内は16時まで、焙煎体験ツアーは15時まで(要予約)
毎日営業:休園日はサンクスギビングデーとクリスマス
アクセス:コナ国際空港(Kona International Airport)から車で30分
駐車場:有(無料)
クレジットカード:Diners,Visa,JCB,Master,Other
公式サイト:https://www.ucc-hawaii.com/ja/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。