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フランス パリ オルセー美術館:魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで徹底ナビ!


こちらは、言わずと知れたフランス印象派芸術の楽園とも言える場所「オルセー美術館(Musee d'Orsay)」です!


「ドガ」・「マネ」・「モネ」・「ルノワール」・「ゴッホ」・「ゴーギャン」など、印象派美術の名だたる名作が多くと並ぶ「オルセー美術館」は、世界中にもその名は知れ渡り、毎年数多くの観光客や地元フランス人達が足を運ぶ世界的な美術館です。


今回はそんな、「オルセー美術館」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!

【オルセー美術館:基本情報】

〖歴史・概要〗

「オルセー美術館」は、1900年の「パリ万国博覧会」のために建設された「オルセー駅」を改造して、1986年に美術館としてオープンしました。設計者は「ヴィクトール・ラルー(1850年 - 1937年)」。もともと「オルセー駅」はオルレアンやフランス南西部へ向かう長距離列車のターミナルであり、かまぼこ状の大屋根(トレイン・シェッド)の下の地下に10線以上のホームを備えていました。狭くて不便だったことから、1939年に近距離列車専用駅となり、駅施設を大幅に縮小。その後、この建物はさまざまな用途に用いられ、一時は取り壊しの話もありましたが、1970年代からフランス政府によって保存活用策が検討されはじめ、イタリアの女性建築家「ガエ・アウレンティ」の改修により19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わることとなったのです。


こうして1986年に「オルセー美術館」が開館。美術館の中央ホールは、地下ホームの「トレイン・シェッド」による吹き抜け構造をそのまま活用し、建物内部には鉄道駅であった面影が随所に残ります。また、併設されていたホテルの祝宴の間や、現在レストランになっている食堂など、建設当時の豪華な装飾も見学することができます。現在では、絵画、彫刻、デッサン、美術工芸品、写真など、新古典主義から象徴主義までの19世紀の豊富なコレクションを目当てに年間300万人以上が訪れています。とりわけ、「マネ」・「モネ」・「ゴッホ」・「セザンヌ」などの印象派の作品コレクションは秀逸。パリ・オペラ座の彫像や以前の天井画の習作などオペラ座に関する資料や万国博覧会の出品作品など、19世紀のパリを彷彿させる歴史的資料も充実しています。


〖住所〗


1 Rue de la Legion d'Honneur 75007 Paris


〖電話番号〗


+33140494814


〖アクセス〗

【最寄り駅】

・RER C線:Musée d’Orsay駅

・メトロ12番線:Solférino駅

・メトロ12番線:Assemblée Nationale駅


「オルセー美術館」はパリの1区「セーヌ川沿い」の「ヴェルテール通り」に面して建っています。近場には「ルーブル美術館」や「オランジュリー美術館」、「ロダン美術館」など、芸術関連の観光スポットが多くあるほか、「コンコルド広場」や「パレ・ロワイヤル」も徒歩圏内にあります。


【バスでの行き方】

バス路線「24」・「63」・「68」・「69」・「73」・「83」・「84」・「94」のいずれかを利用して、バスターミナル「Musée d'Orsay駅」などで下車後、「オルセー美術館」の入場口までは徒歩1分ほどです。


【当日の入口について(優先入場口と一般入場口)】

「オルセー美術館」の入口(エントランス)は、チケット保有の有無や団体、グループなどで4つに分けられています。入口は基本的に建物の左右の側面に2つずつありますが、並ぶ時は赤い仕切り線にそって建物の正面に並びます。


・入口 A:当日券を購入して入場する方用の「一般入場口(individual visitors)」になります。チケットはセキュリティチェック通過後に館内で購入する形になります。ピークシーズンなどは1時間待ちという事もあり得ます。

・入口 B:事前予約済みのグループや団体客専用の優先入場口になります。

・入口 C: パリミュージアムパスや、事前にWEBでチケットを購入している方などの優先入場口になります。個人旅行などでチケットをお持ちの方はこちらから入場してください。

・入口 D:事前予約済みの学生団体専用の優先入場口になります。

パリミュージアムパスをお持ちの方やWEBでチケット購入済みの方は「入口C」から、当日券を購入して入場するなら「入口 A」に並んで入場してください。また、どの入口から入場しても、館内に入ってすぐにセキュリティチェックがあります。「オルセー美術館」の各入口には、明確にAからDまでの表記があるので、非常に分かりやすいと思います。


【見学開始までの流れ(館内マップ入手やオーディオガイドレンタル)】

どの入り口から入場した場合も最初にセキュリティチェックがあります。優先入場口の「入口C」から入場した方は、セキュリティチェック通過後、右手側にチケット確認ゲート(画像下)があります。当日券購入者用の「入口A」から入場した方は、セキュリティチェック後にチケット売り場があるので、チケット購入しそのまま流れに沿って、チケット確認ゲートに進みます。

チケット確認ゲートを通過した後、右手奥にはクロークルームがあるので、荷物やコートがある方は預けることができます。クロークルームを右手にしてまっすぐ進んだ先が見学エリアになります。

見学エリアに出てすぐのところ(右斜めあたり)にインフォメーションがあり、ここで日本語の館内マップを忘れずに入手してください!

インフォメーションの反対側はオーディオガイドのレンタルカウンターになっています。

レンタルされる方は、窓口の係員に「ジャパニーズ・ワンアダルトプリーズ(日本語・大人一人)」などと言えば、簡単にレンタルできます。イヤフォンなどは付属しておりませんので、耳をオーディオガイドに当てて解説を聞く形になります。

見学の準備が整ったら、館内の至る所にある案内板や地図を頼りに見学を開始してください。画像の階段の先が見学エリアになっています。中央に彫刻が並び、両翼に絵画が展示されています。


〖入場料金〗

・14 €(現地購入)

・15.4 €(オンライン購入)

※ 18歳未満は入場無料。

※ 毎月第1日曜日は入場無料。

※ 毎週木曜日は18時以降、他の曜日は16時30分以降になると特別割引(一般大人は11€)で入場可能。


【オランジュリー美術館との共通チケット】

・18 €(現地購入)

・19.4 €(オンライン購入)


【ロダン美術館との共通チケット】

・21 €(現地購入)

・22.4 €(オンライン購入)


【チケット購入方法とツアーのすすめ】

オルセー美術館を見学するには大きくわけて4つの方法があります。


① 現地ツアーに参加

② ミュージアムパスを購入する

③ 個人手配(事前にオンラインで手配)

④ 個人手配(当日現地で購入)


以下では個人的におすすめ順に手配の仕方を紹介していきます!


① 【現地ツアーに参加】

一番おすすめするのがツアーに参加する方法!理由は、、、


・チケットの手配が不要な場合が多くとても楽に観光を楽しめる!

・絵画のプロが見どころを詳しく解説してくれるので学びがあり、理解がより深まる!


日本人でよくあるパターンが、それほど絵画が好きなわけでも、興味があるわけでもないけど「有名な場所だから一応来てみた!」というパターン!「来てみたはいいけど、よくわからなかった。イマイチ楽しめなかった。」というのが一番残念ですしもったいないです。


そのため、「ルーブル美術館」や「オルセー美術館」ほどの大きな美術館の場合は断然ツアーでの参加がおすすめです!特にプライベートツアーの場合、少人数でたくさん質問することもできますし、作品への情熱を直接ガイドさんから聞けるというのは、驚くほどおもしろく感動します。


予約される場合は日本語予約できるツアー会社を利用するのをおすすめします!日本語で購入でき、サポートも日本語ですので安心です!➡

フランス公認ライセンスを持った日本語ガイドが、「オルセー美術館」と「オランジュリー美術館」を案内してくれるツアーです。唯一のデメリットはお値段が少し高いこと!せっかくパリまで行くのでケチらず利用していただきたいのが本音ですが、パリは観光地が多く少しでも節約したいというのも事実ありまし、こちらも正しい選択です。そんな方にはオーディオガイドを借りるのがおすすめです!


【オーディオガイド】

レンタル料:5€

※日本語、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語に対応。


②【美術館共通パス:パリミュージアムパス (Paris Museum Pass)】

「パリミュージアムパス」での入場は、入場券購入の長蛇の列に並ぶ必要がありませんので時間短縮に大変便利です。「ルーブル美術館」など大行列が予想される美術館に見学予定の場合は、「パリミュージアムパス」を利用した方が効率的です。また美術館を一日で3箇所以上見学する場合で、数日かけて他の美術館にも行かれる方は「パリミュージアムパス」の利用がお得です。


「パリミュージアムパス」を購入する➡

③【個人でオンライン(公式)事前購入する】

連休や観光のハイシーズンだと、パリはどこの施設も混雑が予想されます。


・チケット売り場に並びたくない

・パリでの貴重な時間を有効活用したい


という方は、チケットを予約購入しておくのがおすすめです!ただし、公式サイトでの購入はフランス語や英語での購入になります。いざ英語サイトでの購入となると、不安がつきものですよね。希望の日時にきちんと予約が取れているか、予約したチケットに不具合がないか、当日まで不安な気持ちで過ごされる方もいらっしゃると思います。


その場合は日本語予約できるツアー会社を利用するのをおすすめします!日本語で購入でき、サポートも日本語ですので安心ですし、また【公式サイト】とほぼ同額で購入できるのも嬉しいポイントです!➡


④【現地で当日購入する】

ルーブル美術館」ほどではありませんが、日によってはかなり混雑することも予想されます。必ず行く予定がある方は、事前のチケットの予約やミュージアムパスを用意しておくことをおすすめします。


〖営業時間〗

火曜日・水曜日・金曜日・土曜日・日曜日:9:30〜18:00

※ チケット販売は17時まで


木曜日:9:30〜21:45

※ チケット販売は21時15分まで


※オルセー美術館は、新型コロナウィルスの影響で閉鎖されていましたが、2021年5月19日から営業が再開されました。7月現在、オルセー美術館の入場に際して、時間指定制のチケット予約が必要になっています。日本語で予約ができるツアー会社のサイトでも時間指定制のチケット予約ができます。割引販売しているサイトもあります。詳しくは記事中の説明をごらんください。


〖休館日〗


毎週月曜日・5月1日・12月25日


〖公式サイト〗


http://www.musee-orsay.fr/

【オルセー美術館:魅力・見どころ!】

〖オルセー美術館の回り方〗

館内は、0階(地上階)、2階、3階、4階、5階の全5フロアで構成され、そのうち作品が展示されているのは、0階(地上階)、2階、5階の3つのフロアになります。残りの3階と4階はほぼ中継階としての役割を担っているだけです。「オルセー美術館」では、作者や作風ごとに展示ブロックが区切られ、日本でも有名な「ゴッホ」や「ゴーギャン」などの作品は5階に展示されています。一方、落ち穂拾いで有名な「ミレー」や「笛を吹く少年」、「オランビア」で有名な「モネ」、泉を描いた「ルノワール」などの作品は地上階の0階に展示されています。「オルセー美術館」はそこまで大きな美術館ではありませんので、気の赴くままに見学しても、それなりに見どころを網羅できると思います。しかし、限られた観光時間を有効に使いたい方は以下の順路で見学するのがおすすめです!


・ 5階で絵画・大時計を鑑賞➡・カフェ・カンパーナで休憩(5階)➡・テラスで記念撮影(5階)➡・2階で彫刻鑑賞➡・0階で絵画と彫刻鑑賞➡・ミュージアムショップでお土産探し(0階)


オルセー美術館に入館したら、まずは「ゴッホ」・「ルノワール」・「マネ」・「モネ」などの有名画家の作品が集中する、最上階の5階から見学を開始しましょう!以下より、館内のフロアマップと主要作品をご紹介致します!


〖0階(地上階)の見どころ!〗

画像引用元:オルセー美術館・公式サイト


中央廊下:彫刻 1850-1880年

20:マネ、ルノアール、ドガ

19:セザンヌ

15-16:オリエンタリズム

14:1860年代のモネ

13:1870年以前のドガ

11:ホイッスラー、ファンタン=ラトゥール

10:セザンヌ、ヴュイヤール、ボナール

9:ヴュイヤール、ボナール

8:ヴァロットン

6-7:クールベ

4:ミレー

1:ドラクロア、アングル


地上階は、中央通路に1850年から1880年制作までの彫刻が並び、その通路を挟む様に左右に絵画展示室がおかれています。展示は、アカデミック美術の画家、ドラクロワ、ジェローム、アングルの絵画はじめ、ミレーの「落ち穂拾い」や「過廃期のローマ人たち」、マネの「オランピア」など名作ぞろいです。オペラ座の彫刻も手がけた彫刻家カルボーの作品「地球を支える四つの世界」も必見です。

※ 作品の展示場所は変わる可能性があるので、最終的には館内のインフォメーションで無料配布されている「館内マップ」を参考に見学を進めてください。


【オランピア(マネ作/1863年)】

「オランピア」は「マネ」の代表作の一つです。「ウフィツィ美術館」にある「ティツィアーノ」の『ウルビーノのヴィーナス』の構図を真似て描かれたと言われています。


【エミール・ゾラの肖像(マネ作 / 1868年)】

フランスの作家で批評家でもあった「エミール・ゾラ」を描いた作品。背景には日本の力士が描かれています。


【笛を吹く少年(マネ作)】

「オルセー美術館」を代表する絵画「笛を吹く少年」は2018年はアラブ首長国連邦にある「ルーブル美術館・アブダビ」に貸出中でしたが、無事戻っていました。


【スミレの花束をつけたベルト・モリゾ(マネ作 / 1872年)】