私の旅行記
フランス パリ パリ市庁舎:魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで徹底ナビ!

こちらは、フランスの世界遺産「パリのセーヌ河岸」に含まれている「パリ市庁舎(Hotel de Ville)」です!
「パリ市庁舎」は、パリ4区にあるネオ・ルネサンス様式とベル・エボック様式が混在する壮麗な建築物で、現在の建物は1882年に再建されたものになります。
今回はそんな、「パリ市庁舎」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!
【パリ市庁舎:基本情報】
〖歴史・概要〗

パリ4区にある「パリ市庁舎(オテル・ドゥ・ヴィル)」は、1357年に建てられた建物で、シャトレ(城砦)から移って来た参事会のための「柱の家」が起源になります。14世紀から今と同じ場所にあり、600年以上の歴史があります。フランス革命の始まった1789年には、「ヴェルサイユ宮殿」を逃れた国王「ルイ16世」を迎え、3年後には革命政府の拠点となりました。1871年の「パリ・コミューン」の際に一度焼失しましたが、1882年に再建され今に至っています。細部にいたるまで建設当時のままに再現された建物は、まるでお城のような重厚な雰囲気を醸し出しています。今でも現役の市庁舎で、建物の中にはフランスの歴史的人物の像136体が飾られています。パリの中心部に聳える庁舎は、パリ市民や観光客にも親しみのある場所といえ、展示館ではパリ市が行う無料の展覧会が定期的に開かれ、あまりお目にかかれない作品などが並ぶので一見の価値有りです。
〖電話番号〗
+33142764040
〖アクセス〗
地下鉄1,11号線オテル・ド・ビル(Hotel de Ville)駅から徒歩1分。パリ観光の中心地である「ノートルダム大聖堂」や人気の「マレ地区」、「ポンピドゥー・センター」にも近いので、観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
〖公式サイト〗
【パリ市庁舎:魅力・見どころ!】
〖クレーヴ広場〗

「パリ市庁舎」の前にある広場は、かつて「クレーヴ広場」と呼ばれていました。今では整備され噴水のある綺麗な公園としてパリ市民の憩いの場となっていますが、かつては死刑執行が行われた歴史上重要な場所でもあります。16世紀に「コンコルド広場」で「ルイ16世」がギロチンによって処刑された以前は、窃盗や殺人を犯した人の処刑場となっていました。ギロチンによる公開処刑は1939まで行われたといわれています。中でも美人で才女であるのにもかかわらず欲に駆られて殺人者となった「ブランヴィリエ公爵夫人」の処刑も行われました。暗い歴史のある広場ですが、今では自然に包まれた公園となり、夏はガーデニング、冬はスケートリンクなどパリッ子にも人気の場所となっています。また、メリーゴーランドも小さな子供たちに大人気です。600年以上パリ市内を見守ってきた市庁舎の昼間の建築美と存在感を放つ姿は素敵ですが、夜にライトアップされ光に照らされた華やかな建物はとても魅力的です。噴水越しが一番のフォトスポットと言われています。
〖ロベール・ドアノーの写真〗

パリの土産物屋さんにあるポストカードでおなじみのフランスの国民的写真家「ロベール・ドアノー」。彼の撮った写真のおかげで「パリ市庁舎」は日本でも有名になりました。「パリ市庁舎前のキス」と題された写真は、一組のカップルがパリ市庁舎前の雑踏の中でキスをしている情景を撮ったもの。これは偶然のスナップではなく「ドアノー」による演出だとされていますが、偶然現れたかのような男女の恋の風景にパリへの憧れを強くした人も多いのではないでしょうか。この写真は恵比寿にある写真美術館の入口で見ることができます(複製)。「パリ市庁舎」では2007年に「ロベール・ドアノー」の大々的な回顧展も開かれました。
【基本情報】
パリ市庁舎(Hotel de Ville)
住所:Place de L'Hotel de Ville 75004 Paris
電話番号:+33142764040
アクセス:地下鉄1,11号線オテル・ド・ビル(Hotel de Ville)駅から徒歩1分。パリ観光の中心地である「ノートルダム大聖堂」や人気の「マレ地区」、「ポンピドゥー・センター」にも近いので、観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://www.paris.fr/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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