私の旅行記
フランス パリ プティ・パレ:魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで徹底ナビ!

こちらは、隣接する「グラン・パレ」とともに、1900年の「パリ万博万国博覧会」のために建築家「シャルル・ジロー」によって建設された「プティ・パレ(Le Petit Palais)」です!
コレクションは古代ギリシャの壷に始まり、ルネサンスの絵画・彫刻・陶器、東欧の宗教絵画、18世紀、19世紀の絵画および家具調度品、アール・ヌーヴォーの室内装飾や、写真、デッサンなど多岐に渡ります。
今回はそんな、「プティ・パレ」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!
【プティ・パレ:基本情報】
〖歴史・概要〗

「プティ・パレ」は、1900年の「パリ万博万国博覧会」のために建てられた建物が、1902年にパリ市所有の作品を展示する美術館としてオープンしました。1900年の「パリ万博」は、パリの成り立ちを理解する上でひとつのキーワードになります。パリの象徴的存在のうちの幾つかは、この「パリ万」博開催時に造られたものだからです。現在、人々の生活に欠かせないメトロが誕生したもこの時です。
パリで最も豪華な橋と言われる「アレクサンドル3世橋」とともに、「プティ・パレ」・「グラン・パレ」のふたつの宮殿は、「パリ万博」の目玉となりました。それは、技術によって芸術を多くの人々に解放しようとする試みで、美術品の所蔵という明確な目的のもとに、美しさと耐久性と実用性を兼ね備えた宮殿が出来上がりました。2005年には大規模な改装を行い、かつての雰囲気を残しつつ、より美しい姿でリニューアルオープンしました。
〖住所〗
Av. Winston Churchill, 75008 Paris,
〖電話番号〗
+33153434000
〖アクセス〗
地下鉄「1/13号線・シャンゼリゼ・クレマンソー(Champs Elysees Clemenceau)駅」から徒歩2分。地上に出ると、通りを挟んで2つの建物があり、右手が「グラン・パレ美術館」で左が「プティ・パレ美術館」になります。
〖入場料金〗
常設展:無料
企画展:有料
※開館時間中、庭園や書店、カフェへ の出入り自由。
【ガイドツアー】
子供向けのワークショップ、目や耳の不自由な方を対象としたガイドツアーなども行っています。
予約受付:tel/01 53 43 40 36(10:00~12:00、14:00~16:00)
〖営業時間〗

火曜日~日曜日:10:00~18:00
※展覧会期間中の火曜日は10:00~20:00
〖定休日〗
月曜日
〖公式サイト〗
https://www.petitpalais.paris.fr/
【プティ・パレ:魅力・見どころ!】
〖外観・エントランスホール〗

「プティ・パレ」には、イオアニ式列柱や彫刻が施されたファサードには大きな窓があり、建物そのものがフランス美術界の装飾美術を垣間見ているようで見応えがあります。

正面入口にあるゆったりとした階段を登って階段を登って中に入ると、吹き抜けの広々としたエントランスホールに入ります。大きな窓から明るい午後の光がたっぷり差し込み、天井もとても高く、開放的な空間が広がります。

まるで「ノートルダム大聖堂」を彷彿とさせる美しさと威厳にあふれています、ここは記念撮影の定番スポットでもあるので、美術館に入る前に写真を撮る人で列ができている事も!
〖中庭〗

ホール奥の大きな窓からは、南国の木々が植えられた中庭や回廊まで見渡せます。中庭に出れば回廊の列柱沿いを一周でき、自然を見ながら寛げるセルフサービスのカフェもあります。
〖館内・展示作品〗

建物に入って右側が「特別展スペース」となっており、左側が「常設展スペース」となっています。外観・内観ともに随所で美しい建築装飾を楽しめるのが「プティ・パレ」の魅力ですが、中でも「螺旋階段」は必見!まるでレースのような繊細な模様の鉄の手すりが螺旋状になっている様子はため息ものです。

展示物も見どころ満載で、パリ市が所有する紀元前から1900年代までの希少な芸術品がテーマごとに展示されています。特に万博開催時の1900年頃の作品が充実しており、当時大流行したアールヌーボーの家具、ジュエリー、花瓶などの貴重なコレクションがたくさん!また、万博開催時の頃に活躍した「モネ」・「ピサロ」・「ルノワール」・「モーリス・ドニ」といった印象派の有名な芸術家の作品も多く展示されています。

「プティ・パレ」の天井画は当時広く受け入れられていた画家であった「アルベール・ベナール」・「フェルナン・コルモン」・「アンリ・ロール」・「ジョルジュ・ピカール」などによって制作されましたが、現代では天井画制作に携わったほとんどの画家が一般に知られていません。コレクションや室内装飾には19世紀末当時の趣向が強く反映されていたためです。そのため、絵画には印象派だけでなく当時の社交界の女性肖像画や伝統的な宗教画など、今では知られていない絵画を多く観ることができます。
【レストラン&カフェ】

回廊の一角にはレストランとカフェもあります。しっかりとお食事をしたければ、上階のレストランスペースへ!下階のカフェスペースは、カウンターでオーダーした後、トレイを持って自分の好きな席に着席するという気軽な形式です。

テラス席も充実しているので、回廊内や中庭で陽の光を浴びながらのランチやコーヒータイムもおすすめ!フランスの有名なパティスリー・惣菜店であるルノートルグループが経営してこともあり、お味のほうも保証付!パスタランチやケーキが楽しめ、マカロンなどのお菓子はテイクアウトも可能です。
【ミュージアムショップ】

地下のミュージアムショップでは、プティ・パレの階段の手すりにインスピレーションを得たマグカップや、窓ガラスの模様がモチーフのノートなど、ここでしか買えない素敵なグッズを購入することができます。

いかがでしたでしょうか。
様々な貴重なアート作品とアンティークな建築美が醸し出す美意識あふれる空間にふれあえる「プティ・パレ美術館」。花で彩られた庭も見ごたえがあり、静かなカフェはWi-Fiも使えて居心地も最高です。パリを訪れた際には是非とも訪れてみてください!
【基本情報】
プティ・パレ(Le Petit Palais)
住所:Av. Winston Churchill, 75008 Paris,
電話番号:+33153434000
アクセス:
地下鉄「1/13号線・シャンゼリゼ・クレマンソー(Champs Elysees Clemenceau)駅」から徒歩2分。地上に出ると、通りを挟んで2つの建物があり、右手が「グラン・パレ美術館」で左が「プティ・パレ美術館」になります。
入場料金:
常設展:無料
企画展:有料
※開館時間中、庭園や書店、カフェへ の出入り自由。
【ガイドツアー】:子供向けのワークショップ、目や耳の不自由な方を対象としたガイドツアーなども行っています。
予約受付:tel/01 53 43 40 36(10:00~12:00、14:00~16:00)
営業時間:
火曜日~日曜日:10:00~18:00
※展覧会期間中の火曜日は10:00~20:00
定休日:月曜日
公式サイト:https://www.petitpalais.paris.fr/
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