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メキシコ メキシコシティ ソチミルコ

更新日:2020年12月31日


こちらは、 メキシコシティの中心から南に30km程の所にあり、「世界遺産」にも指定されている「ソチミルコ(Xochimilco)」です!

「ソチミルコ」は、ガイドブックにも掲載されており、 たくさんの観光客や地元民が遊覧船でその景色を楽しんでいます。「ソチミルコ」へ行けば、砂漠の中でオアシスを見つけたかのように感じ、巨大な大都市の中、今まで見たことのない色を見ることができる折衷的な場所を見付けることができます。

更に、その「ソチミルコ」の中に「人形島」と呼ばれる島がある事をご存知でしょうか?ガイドブックには決して載らない「人形島」は、皆さんの想像をはるかに超える、超不気味スポットとして、度々メディアで取り上げられることがあります。

今回は、そんな「ソチミルコ」の魅力、「人形島」の全貌をご紹介させていただきます!

【ソチミルコとは?】

「ソチミルコ」は、「から南へ20キロほど離れた場所にあり、電車でも行けますし、車であれば約30分ほどで到着します。都市化が進んではいるものの、ここの先住民はその伝統文化を継承しています。

祝祭などでしばし賑わう「ソチミルコ」では、歴史的な大聖堂を見学したり、通りを歩いたり、家々のファサードを見て回ったり、カラフルな衣装をまとった人々を眺めることができます。


また、「ソチミルコ」には2つの大きな市場があり、そのうちのひとつは果物、野菜、豆類、そして手工芸品を売るので有名です。「食べ物市場」では、地元の特産品を使った料理の屋台を是非とも試してみましょう!

様々な種類のトマト、伝統的チャンプラド、フロール・デ・カラバサのケサディージャス、チチャロン、キノコの一種であるウイトラコチェ、パンバソス、ポソレ、トラコヨス、ソぺス、バルバコアのタコス等数多くの郷土料理があります。

また、豊富な種類の植物を楽しめるのも魅力で、「ナティビタスの森」のそばに位置する「マドレ・セルバ市場」では、様々な種類の果樹、植物、花が販売されています。

そして、「ソチミルコ」で必ず体験していただきたいのが「トラヒネラ」と呼ばれる遊覧船体験で、派手に装飾された「トラヒネラ」で「ソチミルコ」にある運河を進んでいきます。テーブルや椅子もありますので、遊覧船に乗りながらパーティーをしている方もよく見かけます。

また、マリアッチやマリンバと呼ばれる伝統音楽を演奏する楽団を乗せた船や、お土産や食事・ビールなどを売る船などもあり、とても楽しい時間を過ごすことができますよ!

「ソチミルコ」は「花畑のある土地」という意味で、全長180kmもあるという運河には、柳の一種である木の根を張り巡らしてできた「人工島」があり、「チナンパ」と呼ばれる農地になっています。

湖上といえど意外に広く、花や作物だけでなく、牛が飼われていることもあり、その間をトラヒネラはゆっくりと進んで行きます。「ソチミルコ」の遊覧には、1~5時間までのいくつかのルートがあり、観光でよく利用するのは1時間コースです。

もし時間があるならロングコースを体験してみるのもおすすめです!観光地化されていない自然保護区のルートには、古い人形を集めて作られた不気味な「人形島」を訪ねることもできますよ!

〖船着き場選びについて〗

「トラヒネラ」の船着き場=「エンバルカデロ(Embarcadero)」は、「ソチミルコ」内に9箇所あります。

そのなかで、「ソチミルコ行政区政府規定料金」に基づく船着き場は、「ベレン(Belem)」・「カルトンゴ(Caltongo)」・「フェルナンド・セラダ(Fernando Celada)」・「ヌエボ・ナティビータス(Nuevo Nativitas)」・「サリトレ(Salitre)」です。

政府の規定料金に基づかない船着き場が決して悪いわけではないのですが(安い場合もあります)中には、外国人観光客だからといって、法外な料金をふっかけてくる場合もあったり、トイレや食堂、駐車場などの設備が整っていない場所もあります。

政府規定料金に従う船着き場であれば、「トラヒネラ」の大きさや乗客数に関係なく、一艘1時間350ペソと料金が定まっているので安心です(料金交渉も可能)。船着き場のなかでもおすすめは、食堂街、土産店、駐車場、衛生的なトイレが完備されている観光客向けの、「ヌエボ・ナティビータス」です。

注意点としては、「人形島(本物)」へ行く場合、4時間コースを選択する必要があります。この料金も1艘単位で借りるため割と高めな設定なので、「人形島」へ行かれる際には複数人で行くと安くあがります。

【乗船料金体系】

2時間:1,000ペソ(日本円:約5,000円)

3時間:1,500ペソ(日本円:約7,500円)

4時間:2,000ペソ(日本円:約10,000円)

※船着き場よって異なります。

※2018年6月時点

※ 往復での時間になります。

【アクセス】

「ソチミルコ」へはまず、メトロで「Tasquena駅」へ行きます。

※「Tasquena駅」は青色の2番路線の終点です。

「Tasquena駅」は「トラム路線」に接続しているため、案内標識に従ってトラムの乗り場へ移動します。

「トラム」は運賃3ペソになりますが、「メトロ」や「メトロバス」でも使える【ICカード(日本でいうSuica)】が必要です。

※【ICカード】は、改札前に機械があるので、そこで買うことができます。

カード代は10ペソでお釣りは出てきませんので、ピッタリになるように現金を用意しておきましょう!「ソチミルコ」の往復だけで使いたい場合はカード代と往復の運賃の合計16ペソだけ機械に入れれば大丈夫です。そして、「トラム」に乗ったら終点の「Xochimilco駅」まで行きます。

「Xochimilco駅」の改札を出ると遊覧船の客引きがたくさん近寄ってきますが、悪い客引きもいるようですので、ここは無視して行きましょう。遊覧船は値段が決まっており、1時間遊覧船1台で500ペソです。

値段は1台ごとの値段ですので、人数を集めて行くほど一人当たりの値段は安くなります。また、「人形島」は遠いため、所要時間は4時間、料金は2,000ペソですが、料金は交渉次第では1,500ペソくらいまでは下がりますよ!

【偽物の人形島に注意!】

遊覧船に乗ってしばらくすると、船頭が「ここが人形島だ!」と伝えてきます。確かにそこにはいくつかの人形が木に吊るされていますが、実はここ「人形島」ではありません。

ここは「人形島」のレプリカで、「人形島」は遊覧船に乗って片道1時間半から2時間ほどかかる場所にあります。ですので、中にはそこまで行くのを嫌がる船頭もいて、楽をしたいがために近場の偽物の場所に連れて行きます。

私が訪れた時も、レプリカの場所を「人形島」だと言われましたが、「ここじゃなく、本物の人形島に行ってくれ。」と言った時も「本物も偽物もない。人形島はここしかない」と言われました。私は本物の場所を調べて行ったため、地図で本物の場所を指したら、「しょうがないな。」といった感じで本物の「人形島」へ連れて行ってくれました。

本物の「人形島」までは1時間半~2時間ほどかかり、「ソチミルコ」はそれなりに綺麗ですが、同じような景色がずっと続くので暇になります。ただ、草をかきわけながら進んでいき、運河も途中で途切れてしまっている為、乗客は一度遊覧船からおり、遊覧船をクレーンで運ぶ必要があるなど、中々のアドベンチャー感を味わうこともできます。

1人で行くと値段も高くなるため、人数を集めて行く方が良いでしょう。また、必ず本物の「人形島」を示した地図を持って行きましょう!⇓⇓⇓

【赤ピン】:〖遊覧船乗り場〗

【黄ピン】:〖本物の人形島〗

【青ピン】:〖偽物の人形島〗

【緑ピン】:〖Xochimilco駅〗

【不気味な人形島に到着!】

出発してから1時間半ほどすると、「あれが人形島だ!」と船頭が指さす方に視線を向けると、そこには遠くからでもはっきりと数え切れない程の人形を確認することができます。

「人形島」に到着し、遊覧船をおりて島内を散策すると、そこにはなぜここまで不気味な状態になってしまったのか理解しがたほどの人形の山があります。

その大半は、まるで焼かれたように黒くなっています。微かに原型をとどめてはいるものの、新品のものはまったくありません。

〖謎の死を遂げた人形島を作った男性〗

この「人形島」を作ったのが「ドン・ジュリアン・サンタナ」氏という人物で、この「ソチミルコ」には不可解な事故が起きる為、誰も近づかない湖があるそうです。その湖へ続く川で少女が溺れていたのを発見した「サンタナ」氏は、少女を助けようとしたのですが、助けることができず、少女は亡くなってしまったそうです。

その少女の供養の為に「サンタナ」氏は人形を集め、この島を人形で飾り付けていっぱいにしたそうです。そういった理由から「人形島」をつくり、少女の魂を供養しようとした「サンタナ」氏。

そこまでは良かったのですが、、、

その後「サンタナ」氏は甥によって遺体で発見されることになりました。その遺体発見現場は、少女が溺れてしまった場所とまったく同じ場所だったそうです。

霊感がない方でも、たくさんの人形が訪れた人々を見ているような、謎の重たい空気感を感じることでしょう。ここを訪れる人の中には、供養をする為に人形を持ってくる方もいるそうです。

そして、「何かの声が聞こえた」や「どこかからか視線を感じた」と言っている方も少なからずいるそうです。ひょっとしたら、亡くなった少女と「サンタナ」氏がここを訪れる旅人に何かを訴えかけてるのかもしれませんね。

【人形島への入場料】

入場料:40ペソ

※観光客によって入場料を水増ししているようで、中には50ペソ支払ったケースも確認済みです。

※ただし、値下げすることも可能で、交渉次第では30ペソで入場できることも確認済です。

【おすすめ時期と注意点】

「ソチミルコ」が最も盛り上がるのが、毎年3月中~下旬の聖週間(セマナ・サンタ)周辺に行われる220年以上続く祭典「ラ・フロール・マス・ベジャ・デル・エヒード(La flor mas bella del ejido)」です。

花と民族衣装をまとった女性たちが集まり、その中から最も美しい女性が選ばれるコンテストが行われます。また、この祭典では「ソチミルコ」で育てられた花により飾り付けられた美しい「トラヒネラ」を見られる年に一度の機会なので、多くの観光客が訪れます。

夜に船遊びを利用する場合は極端に冷え込むので、必ず上着を持参しましょう!また、船上屋台や浮き島のレストランや売店で販売される食べ物は衛生上に問題があり、お腹をこわす可能性大なので、おすすめしません。

なるべく瓶、缶入りのビールやジュースのみを利用しましょう。また、「トラヒネラ」にトイレはついていませんが、ルートの途中で浮き島にある有料トイレがいくつもあるので、船頭に伝えれば、停まってくれます。

※ほとんどが民家が運営しており5ペソ程度必要で、入り口でトイレットペーパーをくれます

便座がついていないトイレが多いので、どうしても気になる人は、除菌ティッシュ持参するのが良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。

「人形島」は、テレビや雑誌で取り上げられる機会が多く、観光客も増えつつあります。

観光客が増えたことで、偽物の「人形島」も少しずつ増えてきているので、もしかしたら今後本物の「人形島」へ行くことが難しくなってくるかもしれません。

実際に行ってみると写真やテレビで見る光景とはまた違って、不気味な面もありますが、どこか寂しさも感じられる島かと思います。

こうような観光の楽しみ方も面白いと思いますので、是非とも訪れてみて下さい!

【基本情報】

ソチミルコ(Xochimilco)

住所:Carretera Federal 307 Cancún-Puerto Morelos, Mza. 01 Lote 1-02, Puerto Morelos, Benito Juárez, Q.Roo, Mexico

乗船料金体系:

2時間:1,000ペソ(日本円:約5,000円)

3時間:1,500ペソ(日本円:約7,500円)

4時間:2,000ペソ(日本円:約10,000円)

※船着き場よって異なります。

※ 往復での時間になります。

公式サイト:http://www.xoximilco.com

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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