• 私の旅行記

メキシコ メキシコシティ テキーラ・メスカル博物館

更新日:2020年12月31日


こちらは、「メキシコシティ」の有名な広場のひとつ「ガリバルディ広場(Plaza de Garibaldi)」の中央に建つ「テキーラ・メスカル博物館」です!

「ガリバルディ広場」は、「メキシコシティ」の「セントロ地区(ダウンタウン)」に位置し、「マリアッチ」を中心としたメキシコ伝統音楽バンドたちが演奏することで、観光スポットとなっています。

そんな「ガリバルディ広場(Plaza de Garibaldi)」の中央に建つ近代的な建物が「テキーラ・メスカル博物館」で、オシャレなガラス張りのファサードが特徴的です!

「テキーラ・メスカル博物館(Museo del tequila y el mezcal)」は、2010年12月13日がオープンした、比較的まだ新しい博物館ですが、観光客を中心に、週末は一日800~1000人の来場者があるほどの人気の博物館です。

【テキーラ・メスカル博物館について】

博物館のメインテーマは、その名の通り、メキシコを代表する酒である「テキーラ」と「メスカル」で、どちらもメキシコで広く栽培されている、「マゲイ(竜舌蘭)」を原料にした蒸留酒です。

博物館の1階には、バーとお土産用のテキーラ屋さんがあり、どれも「アガペ100%」の高品質の「テキーラ」で、見たこともないボトルの「テキーラ」が売られています。

もちろん、日本で買うよりは安いのですが、メキシコの物価からすると観光客向け価格になります。そして、1階の「レセプション」でチケットを買って2階の博物館内部へ行き、テキーラに関する展示を鑑賞しましょう!

2階の常設展示は2つのセクションに分かれています。

1つは、「テキーラ」と「メスカル」の展示セクションで、コレクターから提供された、「テキーラ」と「メスカル」の400本以上のボトルが陳列された姿は圧巻です!

中にサボテンが立っているボトル、中に透明な人が立っているボトル、綺麗な模様のボトル、カラフルなドクロ型のボトル、竹製のショットグラスつきのボトル、カラフルな絵が描かれたボトル、3段重ねのボトル、覆面レスラーのボトル、民族の服と仮面をつけたボトル、水道の弁型のボトル、バッタの頭型のボトル、イモムシ型のボトルなどなど、とにかくユーモアたっぷりで、見ているだけでおもしろいボトルがたくさん陳列されています。

さらに、「テキーラ」と「メスカル」の製造行程が、モニターに流れる映像や、使用される窯や樽などの展示により、わかりやすく説明されています。

※英語による説明文あり

もう一方のセクションでは、博物館のある「ガリバルディ広場」にちなんだ、メキシコの伝統音楽について展示がされています。楽器や、マリアッチの衣装、歴代のメキシコ映画に登場した音楽についてまとめた年表もあってとても興味深いです。

そして、この博物館の1番のおすすめが、屋上テラスにある「レストラン&バー」です!

チケットにはテキーラとメスカルの2杯セットの無料チケットが付いているので、3階のレストラン・バーで楽しみましょう!

豊富な種類の「テキーラ」と「メスカル」を取り揃えているのはもちろん、「テキーラ」と「メスカル」以外のアルコール飲料も扱っており、伝統的なメキシコ料理も食べられます。

また、テラス席で「マリアッチ楽団」が集まる広場を眺めながらお酒を嗜むのはメキシコ情緒たっぷりです。

時には、「ガリバルディ広場」にいる楽団が、バーで演奏することもあるそうで、19時以降はバーだけの利用も可能なので、一杯飲むのにも便利です!

レストランの内装は派手ですが、半分屋外になっているので開放的な空間でお酒を楽しむことができますよ!

【テキーラとメスカルの製造方法・蒸留方法 】

政府が指定する地域で採られる「マゲイ」の一種=「アガベ」から抽出された酒だけが、「テキーラ」の称号を与えられますが、「テキーラ」とほぼ同様の製法で作られながらも、指定地域の指定品種の「マゲイ」を原料にしていない酒は、「メスカル」と呼ばれます。

こう聞くと、「メスカル」が二級酒のようなイメージを持つかもしれませんが、高級テキーラに匹敵する味わいの「メスカル」もたくさんあり、近年ブームが訪れているほどなんです。

簡単にいうと、「メスカル」というお酒の中に「テキーラ」というブランドがあり、例えるならば、「日本酒」の中の「大吟醸酒」的なイメージです。

〖メスカル〗

「メスカル」は、リュウゼツラン科の植物を原料にした蒸留酒のことで、リュウゼツラン科には150種類も品種がありますが、どれを使っても良いのです。

またメキシコ中のどこで製造しても、「メスカル」と呼ばれ、酒の中に「イモムシ」が入っていることも多いのです。

〖テキーラ〗

「テキーラ」は、リュウゼツラン科の「アガベ・テキラーナ・ウェーバー・ブルー(Agave Tequilana Weber, Blue)」という品種を使い、テキーラ村の周辺で製造された蒸留酒のことを言います。

「アガベ・テキラーナ」の使用率が51%以下では、「テキーラ」と呼べず、「アガベ・テキラーナ」を使用していても、テキーラ村から遠く離れた村で製造した場合も、「テキーラ」とは呼べない決まりになっています。

〖テキーラとメスカルの材料〗

「テキーラ」も「メスカル」も、原材料はリュウゼツラン科の植物です。

リュウゼツラン科の植物はスペイン語では「マゲイ(Maguey)(竜舌蘭)」といわれ、150種類以上の品種があります。

150種類のほとんどが、メキシコ国内に分布しており、メキシコの随所で見られます。

〖メスカルに芋虫を入れる理由〗

①.イモムシを「メスカル」の中に入れることで味が美味しくなる説

②.イモムシが腐っていないことでアルコール度数を証明するため説

があるそうです。

ちなみにイモムシは、「メスカル」と「テキーラ」の原料であるリュウゼツラン科の植物に住んでおり、リュウゼツラン科の植物を育てると、、、

①.「メスカル」が作れる。

②.「メスカル」に入れるイモムシが採れる。

③.「イモムシ」が食べられる。

など、リュウゼツラン科は万能ですね!

〖テキーラとメスカルの製造方法〗

「テキーラ・メスカル博物館」の展示物を参考にしながら、2つのお酒の製造方法を説明させていただきます。。

①.リュウゼツラン科の植物を栽培する。

「テキーラ」はサボテンから作られると勘違いされていますが、実はリュウゼツランはアロエに近い植物だそうです。

②.肥大化した茎を収穫して、蒸し焼きにする。

肥大化した茎はまるでパイナップルのようで、スペイン語でパイナップルを意味する「Piña(ピニャ)」と呼ばれています。

③.蒸し焼きにしたマゲイを絞る。

現在ではほとんどが機械化されていますが、昔は巨大な石臼と石で絞っていたそうです。

④.煮汁を発酵させてから、蒸留する。

自然発酵させる蔵で、ワイン酵母を使う蔵など会社ごとに発酵方法が異なり、味に変化を生んでいます。

⑤.完成したら樽で貯蔵する。

貯蔵する樽は中古のバーボン樽で、ウイスキーの残り香が、テキーラに香りを付けるのでしょうか。

ちなみに、もっと詳しく「テキーラ」のことを知りたい方は、【日本テキーラ協会】の【ホームページ】を見るととても勉強になります。

【テキーラ&メスカルの正しい飲み方!】

〖テキーラ〗

①.ライムに塩を振る。

②.ライムにかぶりついて、口中に果汁と塩を回し、飲み込む。

③.テキーラを少しだけ口に含み、口中に回して味わい、飲み込む。

以上を繰り返します。

〖メスカル〗

①.オレンジにかぶりつき、果汁を口中に回し、飲み込む。

②.メスカルを少しだけ口に含み、口中に回し味わい、飲み込む。

以上を繰り返します。

この方法以外にも、、、

・親指付け根にライム果汁とチリ塩を振って舐めながら飲む。

・トマトジュースと一緒に飲む。

・ライムとテキーラを口の中で合わせて飲む。

・「ガンショット」と言われ、ソーダを注いで手で蓋をして、叩き付けてから一気飲みする方法。

「メスカル」や「テキーラ」はカクテルのベースとしても使われ、「テキーラ」の付け合せとして、イモムシやバッタを食べることもあるそうです。

【お土産】

「テキーラ・メスカル博物館」の1階では、たくさんのお土産が売っています。

色々な種類の「テキーラ」と「メスカル」が売っており、お土産用のミニボトルも種類が揃っているので嬉しいですね。

テキーラ用のショットグラス(カバジート)もあり、ガラス製や陶器製などいろんな種類が売っています。