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メキシコ メキシコシティ ディエゴ・リベラ壁画館

更新日:2020年12月31日


こちらは、「メキシコシティ」の「歴史地区」にある美しい公園「アラメダ・セントラル」 の西側すぐ隣にある「ディエゴ・リベラ壁画館」です!

「ディエゴ・リベラ壁画館」は、元々「ディエゴ・リベラ」の「アラメダ公園の日曜の午後の夢」を展示するために開館されました。

この壁画のすごいところは、可動式だということと、「神は存在しない」というメッセージが書かれたということです。

キリスト教大国でもあるメキシコで、この「ディエゴ・リベラ」のメッセージはとても重いもので当時、大論争を起こしました。

 

【歴史・見どころ!】

 

この作品は、1946~1947年に「ホテル・デル・プラド」のロビーの壁に描かれたものです。しかし、1985年の地震でホテルが壊れてしまい、生き延びた壁画をホテルの向かいにある場所に移し、壁画館にしたものです。

横15.6メートル、縦4.7メートルにも及ぶ巨大な壁画には、「エルナン・コルテス」や「ベニート・フアレス」、「マキシミリアン」、「ポルフィリオ・ディアス」など、植民地時代からのメキシコの重要人物が「アラメダ・セントラル」に集まる姿が表されています。

絵の中には「フリーダ・カーロ」とその前に少年時代の「ディエゴ・リベラ」が立っているのがわかります。他にも「シケイロス」の絵などが並び、入場料も格安なので近くを訪れた際は必見のです!

〖展示品一覧〗

メインの作品には過去~現代にいたるさまざまなスペイン人・メキシコ人たちと人種・階層間の問題が描かれています。

・【Energia(1930年)】

・【Hombre joven con modelo de aeroplano(1930年)】

・【Clifford Wight midiendo(1931年)】

・【La realizacion de un fresco(1931年)】

・【Boceto para el fresco transportable Toladro neumatico(1931年)】

・【Tabaco y algodon(1932年)】

・【Marinero(1930年)】

・【Marino(1928年)】

・【Zapata lider agrario(1931年)】

・【Emiliano Zapata(1931年)】

・【Autorretrato(1930年)】

・【Desnudo de Frida(1930年)】

・【Desnudo de Lola Olmedo(1930年)】

・【Mercado de Tehuantepec(1930年)】

〖2階〗

・【サンフランシスコでのディエゴリベラとフリーダカーロ(1930年)】

・【La Tercera Internacional (La Revolucion Rusa)(1930年)】

・【Primero de Mayo en Nueva York(Paul O’Higgins)(1931年)】

・【Retrato de Diego Rivera(1936年) 日系アメリカ人「Isamu Noguchi」氏の作品】

・【Boceto para el mural destruido del Centro Rockefeller(1931年)】

・【La nueva libertad(1933年)】

 

【アクセス】

 

「ディエゴ・リベラ壁画館」は、メトロ「イダルゴ駅」からすぐにある小さな建物です。

アラメダ・セントラル」のすぐ西側にあり、「メキシコシティ」の歴史地区内にあるため、徒歩やタクシー、地下鉄で簡単に行けるうえ、徒歩圏内にレストランやカフェがたくさん軒を連ねています。

最寄り駅は、「イダルゴ駅」・「フアレス駅」・「ベジャス・アルテス駅」です。ちなみに、「ベジャス・アルテス宮殿」から行かれる場合は、メトロ2号線または8号線の「ベジャス・アルテス駅」下車すぐです。

 

【ディエゴ・リベラについて】

 

「ディエゴ・リベラ(Diego Rivera)」は、グアナファト生まれのメキシコを代表する画家のひとりです。

「メキシコ壁画運動」の中心人物で、同じくメキシコの代表画家「フリーダ・カーロ」と結婚したことでも知られています。「ディエゴ・リベラ」は、スペインやパリで絵画を学び、この時代に「キュビズム」の影響を受けました。

その後、同じメキシコ人の画家「シケイロス」の影響からメキシコ民衆のための絵画を描くことを決意。イタリアで壁画を学び、帰国してからは「メキシコ壁画運動」の中心人物として、メキシコの民族的な伝統と社会主義的な文脈を組み合わせた壁画を、メキシコ各地の公共建築に数多く描いたのです。

 

いかがでしたでしょうか。

「ディエゴ・リベラ壁画館」は、壁画中心の小さな美術館ですが、デッサンなどの小作品も少しあります。

日曜日限定で、たくさんの素晴らしい作品が無料で見れるのはかなり嬉しいです!

仮に料金が掛かる日でも30ペソ(約180円)と安いので、 「メキシコシティ」でゆったりと過ごしたい方は、是非とも「アラメダ・セントラル」周辺にある観光スポットと合わせて「ディエゴ・リベラ壁画館」に足を運んでみてください!

 

【基本情報】

ディエゴ・リベラ壁画館(Museo Mural Diego Rivera)

住所:entre las calles Balderas y Colón s/n, en el Centro Histórico de la Ciudad de México

営業時間:10:00-18:00(月曜定休)

※ 毎月最終水曜日は10:00-21:00に営業時間延長

入場料:30ペソ(約180円)

※ 毎週日曜日は無料

写真撮影料:5ペソ(約30円)

※ 日曜日でも無料にはなりません。

公式サイト:http://www.museomuraldiegorivera.bellasartes.gob.mx/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

#Mexico #MexicoCity #壁画館 #公園 #ディエゴリベラ #フリーダカーロ #photo

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