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メキシコ メキシコシティ ドローレス・オルメド・パティニョ美術館

更新日:2020年12月31日


こちらは、「ディエゴ・リベラ」と「フリーダ・カーロ」の作品が集まる美術館として知られている「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」です!

「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」には、145もの「ディエゴ・リベラ」の作品が飾られ、「フリーダ・カーロ」のものも25点あります。

その他「プレ・ヒスパニック時代」の彫刻やポップ・アート、「ディエゴ・リベラ」の最初の妻であった「アンヘリカ・ベロフィ」などの巨匠の作品なども展示されています。

「フリーダ・カーロ」の作品は頻繁に海外へ貸し出されることは多いですが、見どころは多く市内でも最高の美術館の1つです。

※館内は写真撮影NGですので、外からのみの写真紹介となります。

 

【ドローレス・オルメド・パティニョ美術館について】

 

「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」は、メキシコの首都「ドローレス・オルメド」のコレクションにもとづく首都の美術館です。

「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」は、コレクター「ドローレス・オルメド・パティニョ(Dolores OlmedoPatiño)」の名前で、主に「ディエゴ・リベラ」と「フリーダ・カーロ」の作品の普及に焦点を当て、定期的に展示のために回転される約3000枚のコレクションを保存しています。

博物館のコレクションには、「オルメック」・「ミックステック」・「ザポテック」・「トトナック」・「マヤン」・「アステカ」・「西メキシコの和解」など、メソアメリカの文化からの約600の催奇形性の作品が含まれています。

 

【歴史】

 

「ドローレス・オルメド」は、1962年にメキシコ南部の「ラ・ノリア(La Noria)」にある不動産を買収し、その後1994年に彼女自身の名前を付けられた美術館に改宗されました。

ヒスパニック、植民地、民族、現代を表す「ドローレス・オルメド・パティニョ博物館」は、「ディエゴ・リベラ」・「フリーダ・カーロ」・「アンジェリーナ・ベルオフ」の最も大きなコレクションを主催しています。

2002年に死去した「ドローレス・オルメド」は、博物館を世話するための資金を残し、現在は一般に公開されています。

ちなみに、「ドローレス・オルメド」は、メキシコで成功した女性実業家で、社交家そして「ディエゴ・リベラ」と「フリーダ・カーロ」と親しい関係にあり支援者でもありました。そのことから、彼女が彼らの作品中に描かれることもあります。

 

【魅力・見どころ!】

 

「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」にある5つの建物には、「ディエゴ・リベラ」・「フリダ・カーロ」、脚本や絵画など約150点の絵画、ヒスパニック系の近代的な人形や彫刻、ガチョウ、アヒル、6匹の「Xoloitzcuintles」、インドの爬虫類が博物館の庭園に保管されています。

美術館には、145もの「ディエゴ・リベラ」の作品が飾られ、「フリーダ・カーロ」のものも25点あります。

「アンジェリーナ・ベロフ」による43の作品と600以上の催眠術の作品もあり、美術館で見られる主な作品の中には、キュービズム、印象派の後、プリミティビズム、象徴主義、シュールレアリズム、魔法のリアリズム、社会的リアリズムがあります。


博物館の主な価値は、幅広いコレクションを収蔵しているため、6つの芸術コレクションに収められています。

〖コレクション〗

コレクションはいくつかの部屋に分かれており、番号順になっています。

〖第1室・校長〗:「チョッパー(1909年)」、「数学者(1918年)」、「ザ・ファミリー(1934年)」などの「ディエゴ・リベラ」の作品や、「ミックステック・ザポテック」と「オルメックの催眠術」の作品があります。

〖第2室・壁画〗:「ディエゴ・リベラ」の壁画に特化したこのセクションでは、「Maximilian(1935年)」や「Frozen Wallpapers(1931年)」のような作家の作品や、1935年に開発された催奇形性のある文化「ベラクルス湾」があります。

〖第3室・マヤ〗:マヤ文化にふさわしい作品、「ディエゴ・リベラ」のプラスチック作品、スイスの最後の絵画である「スイカ(1957)」などがあります。

〖第4室・キッチン〗:植民地時代の典型的なキッチンには伝統的な雰囲気があり、一連の手工芸品が展示されています。

〖第5室・肖像画と自己肖像画〗:異なる時代の作家の4つの自己肖像画に加えて、「ディエゴ・リベラ」が「ドローレス・オルメド」の家族で作った絵があります。

〖第6室・夕日〗:「ディエゴ・リベラ」が「アカプルコ」での滞在で作った絵や、港の夕焼けを代表する20の作品があります。

〖第7室・リソグラフィー〗:「ディエゴ・リベラ」の石版作品「ザパタ農民のリーダーと農村教師」があります。

〖第8室・絵画〗:「市場調査(1944年)」や「ピタ・アモール(1957年)」の肖像画など、一連のスケッチがあります。

〖第9室・フリーダ・カーロ〗:ここには、彼女の絵や文章を通して「フリーダ・カーロ」の一生を反映しており、「壊れた柱(1944年)」や「セルフ・ポートレート(1945年)」などの絵があります。

〖第10室・キュービズム〗:ここには、「ディエゴ・リベラ」がヨーロッパで過ごした19年間に対応する一部の作品「トレドの泉(1913)」、「ノルマンディーの風景(1918)」、「電報ポール(1916)」などのヨーロッパの巨匠たちが得た学びに反映されています。

〖第11室・フェルナンド・ガンボア〗:メキシコのミュージシャンと民芸の弁護士に専念するため、メキシコの様々な地域からガラス、陶磁器、カートン、木材、スズ製の工芸品があります。

〖第12室・アンジェリーナ・ベローフ〗:「ディエゴ・リベラ」のロシア画家の妻に捧げられ、「エル・アサディード・ド・リード」や「エル・ベベロ・イ・ラ・ファブリカ」などの作品があります。

〖広大な庭園〗

博物館の外には広大な庭園があり、美術作品の他にもオアシスの要素も兼ね備えています。

ここでは、20種以上のメキシコの木や植物、クジャク、ガチョウ、アヒル、シチメンチョウ、シチメンチョウなどの動物が保存されている生態空間があります。

メキシコ固有の犬「アステカ犬:ソロイツクィントゥレ(xoloitzcuintle) 」という珍しい犬も見ることができ、「アステカ犬」は「ドローレス夫人」がかわいがっていた名残を受け継いだもので、この犬は起源は3500年とも言われ、珍しい無毛の犬です。

 

【アクセス】

 

「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」は、メキシコシティの南部「ソチミルコ地区」にあります。最寄駅は「トレンリヘロ」の「La Noria(ラ・ノリア)駅」になります。

行き方は、地下鉄2号線の南の最終駅「タスケーニャ」まで行きその後、「ソチミルコ」行きの電車に乗り換え、「ラ・ノリア(Noria)駅」下車後、徒歩約5分で到着です。

とても閑静な住宅街に位置しており、門を抜けるとどこまでも続く庭園風景がひろがっています。

広い庭を突き抜けると、美術館が見え、美術館の入り口には、「ドローレス夫人」の石造がありますよ。

 

いかがでしたでしょうか。

大富豪「ドローレス夫人」の私邸を美術館にしたこの「ドローレス・オルメド・パティニョ美術館」は、庭が大変に気持ちよく、お弁当でも持ってきてゆっくりとしたいとてもおすすめのスポットです!

また、毎週末野外でコンサートやイベントが行われるので、公式サイトにてスケジュールをチェックしてみてください!

 

【基本情報】

ドローレス・オルメド・パティニョ美術館

住所:Av. Mexico 5843,La Noria,xochimilco,Mexico D.F.

電話番号: +52 55 5555 0891

営業時間:火曜日~日曜日 10:00~18:00

定休日:月曜日

入場料:55ペソ

※火曜日は無料  

公式サイト: http://www.museodoloresolmedo.org.mx/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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