• 私の旅行記

メキシコ メキシコシティ フリーダ・カーロ博物館

更新日:2020年12月31日


こちらは、別名「青い家」で知られる、メキシコの女流画家「フリーダ・カーロ」の生家、「フリーダ・カーロ博物館(MUSEO FRIDA KAHLO)」です!

メキシコで最も名高い芸術家の一人「フリーダ・カーロ」。彼女が幼少時代から生涯過ごした邸宅が、現在は博物館として公開され、「コヨアカン地区」の代表的な観光地であり〖文化遺産〗にも登録されています。 彼女はここで一生を送り、夫の「ディエゴ・リベラ」も加わって創作活動に勤しみました。

同館では、「フリーダ」独特の世界を垣間見ることができ、彼女の芸術にインスピレーションを与え、その波乱の生涯を反映するようなカラフルかつ風変わりな所有物が多々展示されています。

【フリーダ・カーロについて】

死後60年以上たった今でも、世界中で人気を集める女性画家「フリーダ・カーロ」。

眉毛が印象的な彼女の正式な名前は、「マグダレーナ・カルメン・フリーダ・カーロ・イ・カルデロン(Magdalena Carmen Frida Kahlo y Calderón)」【1907年7月6日 - 1954年7月13日】。 1907年に「メキシコシティ」で生まれた「フリーダ」は、47歳で亡くなるまでに、200点以上の作品を残しました。

幼い頃の病気で右足が不自由になり、17歳でバスの大事故に遭い瀕死の重傷を負った事により、事故の痛みと病院での退屈な生活を紛らわせるわせるために本格的な絵を描くようになったとのこと。

しかし彼女は、華やかな刺繍やレースで飾られた民族衣装を身に着け、病気や事故で体が不自由であったにも関わらず、コルセットに装飾を施したり、民族衣装を自分の体に合わせてアレンジしたりと、不自由な中でも常に美を意識していました。

また、「トロツキー」や「イサム・ノグチ」との恋愛、1929年~1954年の間は、「フリーダ」と同じく画家であった国民的英雄だった夫「ディエゴ・リベラ」とともに暮らしていましたが、浮気性であった「ディエゴ・リベラ」との関係や、子どもを産めない自分自身を題材にするなど、女性の性や身体を赤裸々に描いた作家として評価されています。

死後、その激動の人生が伝記や映画になったことから、広く名が知られるようになりました。そんなフリーダの人生を、「フリーダ・カーロ博物館」の写真とともにご紹介させていただきます。

【魅力・見どころ!】

館内ではそのまま残っているダイニング ルームやキッチン、スタジオ、寝室や庭園を見学でき、企画展では彼女の衣服や写真、その他家族の記念品などが展示されています。

博物館にある「フリーダ」の絵画作品の中には、「フリーダと帝王切開」や「父ギリェルモ・カーロの肖像画」、 「二人のフリーダ」 などが見どころです!また、1954 年作の「人生万歳」に描かれているカラフルなスイカは、死の直前に署名を入れた最後の絵です。

これらの作品は、様々な美術家が彼女のスタイルをフォークアートやシュールレアリスムと評しており、大胆な色使いと原始的な模様、フェミニズムの要素が入り混じっているのが特徴です。存命中は高く評価されていなかった「フリーダ」ですが、近年では世界的に名前が知られるようになりました。

「メキシコシティ」で人気の観光名所でもあるこの美術館で、是非とも彼女の作品に触れてみてください!ちなみに、「フリーダ・カーロ」と「ディエゴ・リベラ」のその他の作品を見学したい場合は、「ソチミルコ区」の「ドローレス・オルメド博物館」へ足を伸ばしましょう!

【アクセス】

「フリーダ・カーロ博物館」は、「メキシコシティ」の南西部「コヨアカン地区」に位置しています。

最寄り駅の「メトロ3号線コヨアカン駅」からですと、徒歩20~25分かかるため、ここからは「バス(ぺセロ)」や「タクシー」を利用するのがおすすめです!

個人的には「バス(ぺセロ)」がおすすめで、料金は約4ペソ(約30円)ととても安く、乗車時間もわずか5~10分です!

順路は以下の通りです。

①.「メトロ3号線コヨアカン駅下車」

②.「カジェ・マルティン・メンダルデ」出口を出ます。

③.地上に出て振り向いた大通り沿いに停まっている「ぺセロ(エスタディオ・アステカ行きなど)」乗車します。

※乗車する際は、「メヒコ通り」を行くか聞き「ロンドレス通り」のところで降ろしてもらうか、「ムセオ・フリーダ」のほうに行くか聞いてから乗りましょう!

④.「メヒコ通り×ロンドレス通り交差点」で下車しましょう。

⑤.進行方向左手の「ロンドレス通り」へ向かいます。

⑥.一度も曲がらずひたすら直進していくと、左手に青い家「フリーダ・カーロ博物館」が見えてきます!

【入場料・営業時間】

〖入場料金〗

【通常の入場料金】

大人:

平日:$230(約1,313円)

土曜日・日曜日:$250(約1,428円)

6歳未満:無料

【部屋の写真を撮る場合】

$40(約228円)+入場料金

【ツアー】

スペイン語ツアー:$600(約3,426円)+入場料

英語ツアー:$700(約3,997円)+入場料

※参加される場合は【公式サイト】で事前に予約が必要です。

「ツアー」では、「フリーダ」の時代のメキシコ史についても解説してくれます。

【ビデオガイドツアー】

スペイン語・英語のビデオガイド:$80(約457円)+入場料

※2019年5月時点

〖営業時間〗

火曜日・木曜日〜日曜日:10:00〜17:45

水曜日:11:00〜17:45

定休日:月曜日

平日の入館料は割引になり、学生、シニア、お子様にも割引が適用されます。

市内でも人気の観光名所のため、列に並ぶ時間を省くためにも、オンラインでチケットを事前購入しておくと良いでしょう。また同館のチケットで、隣接する「ディエゴ・リベラ博物館」にも入館することができます。

土曜日・日曜日は、チケット購入だけで30分以上並ぶことがあり、時間に余裕を持って行くか、事前にウェブサイト(現在はスペイン語のみ)でチケットを買うことをおすすめします!

【いざ!博物館内へ!】

入り口を入ってすぐに、鮮やかな青色の壁が目に飛び込んできます!

そして、壁の上の方にはカラフルで不思議なオブジェや、「フリーダ」の描いた「フリーダ」と「ディエゴ」が手をつないでいる画が飾ってあります。

そして、この入場ゲートを通ると、生い茂った緑の木々を真っ青の壁が囲む広場に出ます。

この木々と扉の緑色、床とドア枠の赤茶色のコントラストが何とも美しい雰囲気を作り上げています。

庭の色彩からはフリーダの世界観を感じることができ、さらに家の中にあるアトリエ、食堂、寝室などからも2人の生活を垣間見ることができます。

こちらの壁には、【フリーダとディエゴはこの家に1929年から1954年共に住んだ】と書かれています。

青い家の中には、置き物やお皿などの「フリーダ」が好んだメキシコのインテリアの展示もあり、メキシコの刺繍のクッションに、ピンクのラインの入ったレースのカーテンなど、とてもかわいく女性らしいインテリアです。

また、寝室やカラフルでかわいらしいキッチンなどもあり、見ごたえ十分です。

寝室には、何度も手術と療養をくり返した「フリーダ」が使った、2つのベッドが展示されています。1つは昼用、もう1つは夜に眠る用でした。

ベッドの上には、寝ると顔が見える位置に鏡があります。もともとは、入院中の退屈を紛らわすため、母親が病院のベッドに鏡を取り付けたそうです。

1日の大半を自分と向き合ううち、「フリーダ」は多くの自画像を描くようになりました。

こちらは、「フリーダ」が絵を描いていたアトリエです。

キャンバスの前に、彼女の車いすが置かれており、事故の後遺症で「フリーダ」は子どもを産むことが叶わず、亡くなるまで背中や足の痛みに悩まされ続けました。

外廊下にも作品が展示されていて、博物館の入口にもあったカラフルなガイコツなどのオブジェが飾られています。

中庭には、植物も置かれていて、憩いのスペースになっています。

ここには、綺麗な民族衣装の下に、不自由だった身体を守るコルセットの展示や、カラフルなピラミッドなどがあります。

1939年に描かれた「二人のフリーダ」は、彼女の最高傑作の1つとして、メキシコ近代美術館におさめられています。

1939年は「フリーダ」と「ディエゴ」が離婚した年であり、 離婚後、「フリーダ」は作品制作に没頭しました。

経済的な自立を果たした彼女は、翌1940年「ディエゴ」に再婚の提案をします。そして2人は、「フリーダ」が亡くなるまで、青い家でともに生活したのです。

〖民族衣装の展示〗

中庭を挟んだ隣の建物では、「フリーダ」が生前身に着けていたコルセットや、民族衣装のドレスを見ることができます。

1953年、痛みに耐えきれなくなった「フリーダ」は、右足を切断しそれから亡くなるまでの6年間は、義足を使って生活しました。

「ディエゴ」は、「フリーダ」が亡くなった翌年、別の女性と再婚し、その2年後には「ディエゴ」も亡くなりました。彼は、死後も「フリーダ」の魂とともにあることを望んだと言います。

〖ミュージアムショップ〗

「ミュージアムショップ」では、「フリーダ」関連の書籍やグッズが数多く販売されています。

ポストカードは、お土産にもしやすく人気のアイテムです!

【注意事項】

・スーツケースや大きな荷物は持って入ることはできない

※預けることはできます

・サングラス、帽子、携帯電話を身につけての入場は禁止

・ビデオ撮影禁止、フラッシュ撮影禁止

・展示品に触れないこと

・待ち時間が長いので必ず飲み物や熱中症対策をしていくこと

待ち時間が平均1時間ほどあるため、事前に飲み物や食べ物など熱中症対策が必要です。

※特に当日チケットを購入される場合。

周りにコンビニなどはなく、露店で飲み物やフルーツ、お菓子が販売されていますが、料金はかなり割高です。

露店のお水をは$20(約114円)とスーパーなどに比べて2倍ほど高いので、事前に買ってきてから並びましょう!

いかがでしたでしょうか。