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メキシコ メキシコシティ ルフィーノ・タマヨ美術館&近代美術館

更新日:2020年12月31日


こちらは、メキシコを代表する画家の一人「ルフィーノ・タマヨ」が創設した美術館「ルフィーノ・タマヨ美術館(Museo Tamayo Arte Contemporáneo)」です!

緑豊かな「チャプルテぺク公園」内にある「ルフィーノ・タマヨ美術館」は、「タマヨ夫妻」が寄贈した作品の展示の他に、国際的な現代アーティストの企画展が中心です。

「ルフィーノ・タマヨ」は」、「メキシコ革命」下の「壁画運動」の巨匠「オロスコ」・「シケイロス」・「リベラ」より少し若い世代で、それらの壁画運動は距離を置き、より私的なモチーフを詩情豊かに描くのが特徴です。

メキシコの古代美術と欧米の近代美術が融合した「タマヨ」の作品は、1950年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」参加を機に有名になり、世界的にも高く評価を受けています。

 

【魅力・見どころ!】

 

「チャプルテペク公園」内にある「ルフィーノ・タマヨ美術館」は、20世紀を代表するメキシコ人画家「フィヨール・タマヨ」の美術館で、常設展では彼の作品と彼がコレクションしていた作品が展示され、企画展では国内外の現代美術を展示しています。

他にも、絵画・木版画・リトグラフ・エッチング・ミクソグラフィア・彫刻などを豊富に展示&保管しています。

美術学校の「サン・カルロス・アカデミー」で印象派「キュビズム・フォーヴィスム」の画法を習得した「タマヨ」は、先住民の血を引き、メキシコの伝統美術を現代に融合した作家です。

この建物も「MUAC」を設計した「テオドロ・ゴンザレス」の建築で、「MUAC」同様斜めの天井や光をふんだんに取り入れた大きな窓は彼らしい建築になっています。

緑豊かな周辺環境に調和するよう高さが低く抑えられたデザインで、地面の中から湧き出るように互い違いに積み上げられたコンクリートのボリューム。

メキシコが誇る世界文化遺産「太陽のピラミッド(Pirámide del Sol)」を彷彿させ、メキシコの古代文明が築いた独自の生命観と宇宙観が流れる「タマヨ」の作品と共鳴する建築です。

また、併設された「レストラン」からは「チャプルテペク」の木々が溢れる公園が眺めながら食事を取ることもできます。

「ミュージアムショップ」では作家の作品を中心にインテリア雑貨からアクセサリーまで、幅広いジャンルの商品が並んだセレクトショップになっています。

【基本情報】

ルフィーノ・タマヨ美術館(Museo Tamayo Arte Contemporáneo)

住所:Av. Paseo de la Reforma 51, Bosque de Chapultepec, Bosque de Chapultepec I Secc, 11580 Ciudad de México, CDMX,

電話番号:+52 55 4122 8200

一般入場料:70ペソ

開館時間:10時00分~18時00分(毎月最終水曜日は21時30分まで)

閉館日:毎週月曜日

公式サイト:http://www.museotamayo.org/

 

【近代美術館】

 

こちらの「近代美術館」も「ルフィーノ・タマヨ美術館」と同様に、「チャプルテぺク公園」内に立地しています。

約3,000点もの20世紀メキシコ芸術作品を所有しており、同カテゴリーにおいて世界最大規模のコレクションとなっています。

20世紀初頭の革命下でのナショナリズムの強い「壁画運動」の巨匠作品から、よりコスモポリタニズムの傾向を強め抽象絵画などを展開する1940~60年の 「La generacion de ruptula (断絶の世代) 」の作品、そして21世紀の作品まで、メキシコの近現代芸術を一望できます。

また、「エントランス」付近の庭には多くのアーティストによる彫刻作品が設置されており、間近で楽しむことができます。日本人アーティストの作品も何点かセレクトされているので探してみるのも面白いかもしれません。

「国立人類学博物館」などと比べると規模もそこまで大きくなく、距離も近くに位置しているため、合わせて訪れると良いでしょう!

 

【魅力・見どころ!】

 

「近代美術館」では、「フリーダ・カーロ」、「ディエゴ・リベラ」をはじめとするメキシコが生んだ偉大なアーティストたちの傑作と、メキシコ文化の様々な側面をとらえた展示作品を鑑賞することができます。

「近代美術館」は、1964 年に設立され、現在ではおよそ3000点の素描、絵画、写真、版画、彫刻作品を収蔵しています。美術館は、建物自体も美しく見応えがあり、2つのフロアに収蔵品が展示されています。

常設展示作品には、20世紀アーティストの「ダビッド・アルファロ・シケイロス」、「ルフィーノ・タマヨ」の作品も含まれています。

芸術家夫妻「ディエゴ・リベラ」と「フリーダ・カーロ」の作品の前では、足を止めてしっかり鑑賞しましょう!「近代美術館」の目玉は「フリーダ・カーロ」の『ふたりのフリーダ』です!

また、1900年代の「シュルレアリスム」の画家「レメディオス・バロ」のコレクションもお見逃しなく!「マヌエル・アルバレス・ブラーボ」による写真をはじめとする膨大な数の写真も展示されています。

期間限定の特別展もあり、メキシコおよび南アメリカ文化の多様な側面を探求するべく、様々な企画を練っています。

例えばフランス人写真家「ベルナール・プロス」が、メキシコの日常をとらえた写真コレクションの特別展や、その他にはメキシコと諸外国との芸術、文化、政治的な連携をテーマにした、多種多様なポスターの展覧もありました。

植物が茂る美術館の庭には、様々な現代彫刻が展示されていますので、散歩しながら鑑賞してください!各彫刻については、作品名とアーティストの詳細がスペイン語で記されています。

平日のガイド付きツアーに参加するには、事前予約が必要ですので、興味のある方は「近代美術館」の公式ウェブサイトでご覧ください!

【基本情報】

近代美術館(MUSEO ARTE MODERNO)

住所:Av. Paseo de la Reforma s/n, Bosque de Chapultepec I Secc, 11100 Ciudad de México, CDMX,

電話番号:+52 55 8647 5530

一般入場料:70ペソ

13歳未満の子供:無料

※毎週日曜日は無料

営業時間:10時15分~17時30分

定休日:月曜日

アクセス:地下鉄1号線「チャプルテペク(CHAPLTEPEC)駅」から徒歩8分

公式サイト:https://mam.inba.gob.mx/

 

【アクセス】

 

「ルフィーノ・タマヨ美術館」・「近代美術館」は、「チャプルテペク公園」の東の端にあります。

「メキシコシティ」の「歴史地区」から車で約15分で、バス、地下鉄、乗り降り自由な観光バスなど、公共交通機関でも容易にアクセスできます。

美術館に行ったら、「チャプルテペク公園」も散歩してみましょう。並木道、船遊びができる湖、彫刻の小道、動物園などがあります。また、壮麗な「チャプルテペク城」もあり、現在では「国立歴史博物館」となっています。

ちなみに、「チャプルテペク(CHAPLTEPEC)駅」から「チャプルテペク公園」に入るのは簡単ですが、「チャペルテペク公園」のそれぞれのスポットは、公園の中心部にあったりと、遠い所では徒歩20程あります。

そのため、より多くの文化施設を楽しみたい方は、「チャプルテペク公園」に訪れる際、絶対に行きたい場所・順番をあらかじめ決めておくとスムーズに楽しむことができますよ!

「ルフィーノ・タマヨ美術館」と「近代美術館」は、徒歩で約5分ほどの距離にあります。

「チャペルテペク公園」の詳細についてはこちらの記事をご覧ください!➡

メキシコ メキシコシティ チャルテペク公園

 

【基本情報】

チャプルテペク公園

住所:Ciudad de México, CDMX

電話番号:+52 55 5271 1939

営業時間:8時00分~17時00分

定休日:月曜日

公式サイト:http://data.sedema.cdmx.gob.mx/bosquedechapultepec/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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