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メキシコ メキシコシティ ローマ・ノルテ
更新日:2020年12月31日

こちらは、 「メキシコシティ」市内でもおしゃれな地区として人気が高い「ローマ・ノルテ」です!
「ローマ・ノルテ」は、〖ニューヨーク〗の「ウェストヴィレッジ」のような雰囲気で、コロニアル時代の美しい建築様式が多く残る閑静な住宅街は、洗練されたカフェやブティック・レストランが立ち並び、街散策にも最適です。
「メキシコシティ」に住んでいる日本人からは「メキシコの代官山」と呼ばれているエリアでもあります。

「ゾナロサ」での夜のドンチャン騒ぎ、「コロ二ア・クアウテモック」のホワイトカラーの群衆、そして「セントロ・イストリコ」の巡礼者たちを横目に、「ローマ・ノルテ」の住民たちは路地やレンガ造りの建物に落書き芸術を施したり、身体にタトゥーを入れたり、ここ地区は自転車に乗ってガソリン代を節約し、節約したお金でオーガニック製品を購入するようなアーティストたちが暮らすエリアなのです。
「ローマ・ノルテの住民は、スケートしたり、落書き芸術を施したり、構想を練ったりしていないときには、深夜のバーやアートギャラリーの外で仲間と一緒に煙草をくすぶらせている姿がよく見られます。カラフルな壁画アートも多く、インパクトのある写真撮影を楽しむことができますよ!
【メルカド・ローマ(ローマ市場)】

「メルカド・ローマ(ローマ市場)」は、モダンな雰囲気の建物の中にレストランが集まった、メキシコの伝統的な「メルカド」とは一味違うオシャレな「メルカド(市場)」です。もはや「メルカド(市場)」と呼ぶのすら躊躇ほど洗練されててオシャレで、「メルカド・ローマ」を一言で説明するなら、「メルカド・グルメ」といったとこでしょう。
並ぶ店舗はどこにでもあるスムージー屋さん、タコス・デ・バルバッコア(羊肉タコス)、花屋さん、駄菓子屋さん、ここまではどこにでもある「メルカド」ですが、更に、ワイン&メキシコの食材を使ったタパス屋、シーフード・タコス屋、和牛タコス屋、アラブ料理、シャンパン&トルタ屋(バゲットサンドイッチ)、ケーキ屋などなどお洒落なカウンターがあって、注文してすぐその場で食べれるのです。

また、ファストフードはもちろん、チョコレートやワッフル、お酒入りのアイスキャンディなどのスイーツまで幅広く揃っており、お好みの品を選んで開放的な中庭で食べることができます。
1階はフードコーナー、2階は雑貨やジャムなどの食品、石鹸などのセルフケアアイテムや雑貨を売っているショップコーナー、屋上テラスは夕方から賑やかになるバーになっており、どの時間帯に訪れても楽しむことができます。
常に新しい世代にチャレンジする機会を与える場所として、市場内のお店も定期的に入れ替えを行っており、市場の中は国内外からのお客さんで常に賑わいを魅せています。
【基本情報】
メルカド・ローマ(ローマ市場)
住所:Calle Querétaro 225, Cuauhtémoc, Roma Norte, CDMX
電話:(55) 5564 1396
営業時間:
1階・2階のメルカドエリア:月~水 10:00~19:00、木~土 10:00~22:30、日 10:00~19:00
レストラン&バー 日~水 13:00~22:00、木~土 13:00~25:00
定休日:なし
〖個人的におすすめのお店!〗
【1階:専門店】
〖チョコレート専門店:ケ・ボ!(Que Bo!)〗

メキシコはチョコレートで有名な国の一つで、「ケ・ボ!(Que Bo!)」ではカカオ純度が0%のホワイトチョコレートから99%の超ビターチョコレートまで自分の好みに合ったチョコレートが楽しめます。
その他にもちょっと変わったチョコレートもあり、メキシコでは定番のシナモンと砂糖の効いたコーヒー「カフェ・デ・オジャ」味やメキシコではポピュラーなお酒のおつまみのいも虫味やコオロギ味といった他ではあまり見かけないチョコレートまであります。
お土産に色々なチョコレートを組み合わせて買ってみるのも良いかもしれません!
〖スパイス専門店:スパイス・マーケット・エル・トケ・エグザクト(Spice Market el toque exacto)〗

「スパイス・マーケット・エル・トケ・エグザクト(Spice Market el toque exacto)」では、常時30種類以上のオリジナルブレンドを含むスパイスが売られおり、それぞれどんな料理に合うかが名前と一緒に書かれているので、悩むことなく買うことができます!
ただしスペイン語での表記になっているので、スペイン語が苦手な方は店員さんに相談するのが良いでしょう。ここ「メルカド・ローマ(ローマ市場)」では、英語が通じるのでスペイン語ができなくても大丈夫です。
〖ペットグッズ:ウゥー・グァウ(Woow Guau)〗

「ウゥー・グァウ(Woow Guau)」は、犬用グッズ専門のお店で、メキシコでも犬をペットで飼っている人はとても多く、日本同様にお気に入りの洋服やイベントごとの服を着せたりしています。
ここではとてもメキシコらしい犬の洋服を買うことができ、民族衣装をモチーフにしたものやニットパーカーまで揃いますよ。
【2階:専門店】
〖オーガニックコスメ:ボタニクス(Botanicus)〗

「ボタニクス(Botanicus)」では、メキシコ産の原料にこだわったオーガニックコスメが豊富に取り扱われています。
メキシコならではのサボテンエキスが入ったフェイシャルマスクや麦を使ったハンドクリームなど、珍しいコスメもここで購入することができます。また、動物実験を行わないことを明記した社会貢献の会社でもあります。
〖サルサ専門店:チリピネス(Chilipines)〗

「チリピネス(Chilipines)」では、メキシコ人にとってとても大切なソースを取り扱っているお店です。
ここでは他ではあまり見ないお店オリジナルブレンドのマンゴー入りやピーナッツ入りの「サルサ」を買うことができます。
もちろん試食もできるので好きな味を探してみてください!この他にも、砂糖なしの果実のみでできたジャムも販売させていますよ!

お昼のピーク時(14〜16時頃)は大混雑し、席を確保するのが大変ですので、訪れるのなら早めの日本のランチアワーに行くのがおすすめです!
内装が黒をベースにしたシックな「ローマ市場」は、赤や緑の派手なメキシコとはちょっと違う大人の雰囲気漂う場所で、他とはちょっと違うメキシコの味が堪能できるかもしれません。また、最近「メキシコシティ」各地で流行ってるお洒落なレストラン「アズール/Azul」も、この「メルカド・ローマ」内にカウンターを設けてます。
ちなみに、「アズール/Azul」は「ローマ地区」に隣接する「コンデサ地区」に「アズール・コンデサ」店を構えていますので、気になる方は行って見て下さい!「コンデサ地区」のメインとも言える通り「ヌエボ・レオン通り」を、右手に「スペイン公園」を見ながら南下した公園の先の左手に、「アズール・コンデサ」はありますよ。
【アクセス】
「ローマ・ノルテ(ローマ地区)」は、 「メキシコシティ」のほぼ中心部に位置し、「ソナロサ」や「レフォルマ通り」がある地区からも、ほど近い立地にあります。
それそれの主要スポットからは、、、
・「メキシコシティ国際空港」:車で45分、または公共交通機関で45分
・「チャプルテペック」:車で15分、または公共交通機関で20分
・「ソカロ」:車で25分、または公共交通機関で30分
・「アラメダ・セントラル」:車で25分、または公共交通機関で30分
「メルカド・ローマ(ローマ市場)」は、「ローマ・ノルテ(ローマ地区)」の南側に位置しています。「ローマ・ノルテ(ローマ地区)」自体そこまで広い地区ではないため、すぐにわかると思います!
【ローマ・ノルテ(ローマ地区)は治安の良い地区!】

「ローマ・ノルテ(ローマ地区)」は、「メキシコシティ」の治安の良い地区として知られています。
ここは若者のショッピングスポットとしても知られており、メキシコ駐在の日本人からは「メキシコの代官山」と言われているエリアです。
特に「コリマ通り」には変わったお店やセレクトショップが立ち並んでおり、周辺にもギャラリー、レストラン、カフェなどが多く、犯罪とは無縁の地区(もちろん厳密には無縁ではないですが)なので、安心して観光することができます。
地元の方やガイドさん、ホテルのコンシェルジュさんに「メキシコシティで安全なエリアはどこ?」と尋ねると、大抵は「ローマ地区」と答えます。
それほど、「ローマ地区」は安全なエリアと言えますが、あくまでも「メキシコシティ」内においてですので、夜遅くまで・1人で・金目の物をぶら下げて・細い路地に入る、などの行為は避けるようにしましょう!
いかがでしたでしょうか。
「メキシコシティ」の中でもオシャレで流行りのレストランが集まるエリアの一つ「ローマ・ノルテ(ローマ地区)」。
「メルカド・ローマ」は、一般的な市場と違いアートな雰囲気漂う中でメキシコ料理をベースに世界の料理と融合したフュージョン料理が楽しめ、他にもメキシコならではの酸っぱ辛いグミやお酒、雑貨などがあり、見ていてもとても楽しい市場です!
「メキシコシティ」に訪れた際は、是非とも1度足を運んでみて下さい!
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。