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メキシコ メキシコシティ 民芸品博物館

更新日:2020年12月31日


こちらは、「メキシコシティ」中心部に位置し、メキシコ独特のカラフルでユニークな雰囲気を持った芸術を体感することができる「民芸品博物館(Museo de Arte Poplar)」です!

博物館の宝庫と呼ばれる「メキシコシティ」の中でも、特に若い女性におすすめの「民芸品博物館」は、焼き物、刺繍、置物など様々な民芸品が展示されており、人気の「ガイコツゾーン(死者の日に関連した作品)」では沢山のかわいらしいガイコツアートを鑑賞することができます!

また、「メキシコシティ」の博物館の多くは、文化振興の一環で毎週水曜日の夜は特別に入館料を無料にしたり、割引したり、専門家の特別な解説付きツアーを実施したりしています。今回は、アートの歴史を学びながらかわいい雑貨も購入できる、そんな「民芸品博物館」の魅力をご紹介させていただきます! 「フリーダ・カーロ」が生まれたのも納得のメキシコ民芸ワールドに引き込まれてください!

【アクセス&入場】

「民芸品博物館(Museo de Arte Poplar)」は、「イダルゴ駅」のすぐ側にあり、「ディエゴ・リベラ壁画館」からだと徒歩5分ほどの場所にあります。

この辺りは、観光エリアでありながら、ローカル民の憩い場「アラメダ・セントラル」がありますので、迷わず行くことができるでしょう。

入口から内部に入ると、いきなり大きな怪物のような生き物が出迎えてくれます。そこを奥に進んで行くと左側に受付があります。通常であれば入場料として40ペソ(約240円)を支払う必要があるのですが、「民芸品博物館」は曜日は無料で入ることができます。

ちなみに、曜日でも一応チケットを受け取る必要があります。そして、館内に入場したら、まずは3階(日本式の4階)に上がって上階から順番に見学していきます。

【魅力・見どころ!】

〖巨大なモニュメント〗

入り口のある「フロア(1階)」には、大きなモニュメントがたくさん置かれています。

メキシコらしい色遣いの車や巨大な作品たちが立ち並んでおり、これらの作品はメキシコ各地方のそれぞれの「先住民族(インディアン)」によって、様々な特色を持っていて、全て手作りの繊細さや豪奢さに驚かされます。

「ワーゲンビートル」には、綺麗な絵が描かれていると思いきや、この絵は全てビーズで描かれています。気の遠くなるような細かい作業だけあり、何処から見ても細かくて綺麗な絵柄です。ボディだけでなく、内装までビーズで装飾されており、ホイールまでもが美しい仕上がりです!

〖民族衣装〗

メキシコの「民族衣装」のフロアでは、年代ごとにわけられた生活様式の模型が並んでます。 その時代の衣装も細かく表現されていて、とても分かりやすく、当時のメキシコの様子を知ることができます。

また、各先住民族ごとの伝統的な刺繍、織物が施された衣装はそれぞれ個性があり、見ていてうっとりするほど美しいです。

ちなみに、メキシコの先住民族の多い地方へ行くと、今でも人々が日常の衣服として「民族衣装」を着ている村もあり、その「民族衣装」は普段着にするには、あまりにも手の込んだ織物や刺繍の施したものであったりします。

ただし、「民族衣装」の伝統は現在も続いてはいますが、少しづつ消えていっているのも現実です。地方に行くチャンスがなくっても、そんな貴重な「民族衣装」の展示がここで見られるのです。

〖ガイコツゾーン〗

こちらには、メキシコでの死者を弔う大切な祝日「死者の日(día de muerte)」に関連する作品が陳列された展示コーナーです。 

死者の日の象徴である「ガイコツ」をモチーフにした雑貨やアート作品を一堂に集めたような形になっており、大きなものから小さな作品までありとあらゆるガイコツが集結しています。

ガイコツの牛と闘ってる闘牛場(観客もガイコ)やガイコツの楽団、ガイコツを掘ってるガイコツ達、自転車に乗っているガイコツなど、ユニークな展示がたくさんあります。

メキシコでは「ガイコツ」をテーマにした「民芸品」が多いですが、愛嬌のある商品が多く見ているだけでも楽しいですよ!

〖アレブリヘス(ALEBRIJES)〗

そして、最上階のフロアに展示されているのが「アレブリヘス(ALEBRIJES)」と呼ばれる作品を集めた展示コーナーです。 

「ALIBUJERES」とは、元々メキシコ・オアハカ地方発祥の木彫りの民芸品で、ユニークな想像上の生命体や動物などに、独特でカラフルな色遣いを施した民芸品です。

「アレブリヘス」は、作り手の想像の生き物で、派手な色彩を持ち、見たこともない姿かたちをしており、まるで絵本の世界から飛び出したような生き物。

本来は木を削っただけのシンプルなものだったのですが徐々に色が加えられ、今のようなとてもカラフルで強烈な印象の作品に仕上がったそうです。

また、毎年秋になると様々な趣向を凝らした「巨大アレブリヘス」のコンテストとパレードが行われます。優秀作品はこの博物館にも展示されますよ!見ていて飽きないですし、家に1つ飾ってみたくなりませんか?

〖生命の木〗

「旧約聖書」に登場する「生命の木」は、「アレブリヘス(ALEBRIJES)」に続く定番民芸品です。お土産物屋さんに行くと必ずといって良いほど置いてあり、お土産では20センチほどの高さですが、ここに展示されいてるものは1m近いものもあります。

本来は神やアダムとイブ、その他の生物が飾られているものですが、メキシコのは各地の伝統衣装を着た踊り手、伝説をモチーフにしたりしたもの、壺で表現したものやフルーツで表現したものなどがあります。

メキシコ人にかかれば宗教的なテーマもどこか身近でユニークなものになるのですね。もちろん、一つ一つ繊細で丁寧に作れられていますので、実に美しい物です。

〖ミュージアムショップ〗

併設されている「ミュージアムショップ(お土産屋さん)」では、博物館のなかで見ていた素敵な民芸品たちを購入することができます!サイズ感が小さくなって、凄くかわいらしい民芸品たちはきっとお土産のウケも抜群です!

職人が手作りしている作品たちで実に質が高く、値段はそこまで安くはないですが、もし気に入ったものがあればお土産に一つメキシコらしいものを買うのも良いかもしれません。

ちょっぴり奇妙でグロテスクですが、美しくクセになるものばかりですので、是非とも訪れて見て下さい!

値段がネックな方は、「民芸品博物館」から歩いて5分ほどの距離にある「シューダデラ民芸品市場」へ行きましょう!ここで値切ることができ、違った意味で楽しく買い物をすることができますよ!

メキシコでは自分たちの民芸品を愛している人が多く、若い人たちも身に付けたり飾ったり。民芸品がとても身近にあるのです。

メキシコを代表する画家「フリーダ・カーロ」の発想力もこういったところから生まれたのかもしれませんね。

【アールデコ建築にも注目!】

歴史地区ではスペイン統治時代の「コロニアル建築」が多い中、この辺りは1920年代の都市計画の時に建てられた「アールデコ建築」が見られる場所でもあります。

ここ「民芸品博物館」も、当時の建物を改装したものでとてもスタイリッシュなデザインとなっており、とても素敵です!

建物内は中央に吹き抜けの「パテオ」があり、とても開放感があり階段の手すりなどに当時の面影が残っていますよ。

いかがでしたでしょうか。

「民芸品博物館」は、メキシコの民芸の保存とメキシコ内外の人たちにもっとその素晴らしさを知ってもらう目的で建てられました。

古いものから新しいものまで数多く展示されており、その多くが賛同した個人からの寄付によるものだそうです。また、「民芸品博物館」は、水曜日のみ夜の21:00まで営業しており、入場料も二人で20ペソと激安です。 

「博物館の夜」を利用して市内の博物館を巡るのも良いですね!「メキシコシティ」でゆったりと過ごしたい方は、 是非とも周辺の観光スポットと合わせて、メキシコ人の感性に触れてみて下さい!

【基本情報】

民芸品博物館(Museo de Arte Poplar)

住所:Revillagigedo 11, Colonia Centro, Centro, 06050 Ciudad de Mexico, CDMX

電話:+52-55-5510-2201

アクセス:最寄駅「Juarez駅」

開館時間:10:00~18:00(火曜日~日曜日)、10:00~21:00(水曜日)

休館日:月曜日

入場料:40ペソ(約230円)

※日曜日は無料

公式サイト:https://www.map.cdmx.gob.mx/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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