- 私の旅行記
イタリア ローマ スペイン広場

こちらは、映画「ローマの休日」にも使われた有名な階段があるエリア、スペイン広場です!
スペイン広場の周辺は、ローマ観光の拠点にもなる有名なエリアで、多くの観光客が集まるスポットです!
「ローマ歴史地区」は1980年にユネスコの世界遺産に登録され、「スペイン広場周辺」は、広場とバチカン所属の宮殿「プロパガンダ・フィーディ宮殿」とともに世界遺産として登録されています。
スペイン広場のシンボルである船の噴水「バルカッチャ」置かれたのは1629年頃で、その頃には階段上にある「トリニタ・ディ・モンティ教会」が存在していました。
そして、1724年に「スペイン階段」が完成し、1640年頃(後に増築)に「プロパガンダ・フィーディ宮殿」が完成、1647年頃にスペイン大使館が完成し、17世紀から18世紀にかけて徐々に私たちがいま目にする「スペイン広場」が出来上がっています。
スペイン広場の周辺は、宝飾店や有名ブランド店が集まるショッピングストリートで、グッチ、プラダ、ブルガリ、フェンディなどのイタリアを代表する高級ブランド店がコンディット通りから建ち並んでいます。
絵になるような美しい街並みと、ショッピングを楽しむことが出来るエリアなので、女性はもちろん男性も楽しむことができます!
映画「ローマの休日」にも使われた135段のスペイン階段を登りきると、遠くにサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見え、美しいローマの街並みを見渡すことができます!
また、夕暮れ時には、夕日に染まるローマの街とライトに照らされた広場が、昼間とはまた違う美しい顔を見せてくれます!
コンディット通り周辺のすべての通りには、個性的でオシャレなお店がたくさんありますので、ショッピングの合間などにカフェやレストランで休憩できるのも嬉しいですね。
ちなみに、「なぜイタリアにあるのに”スペイン”っていうの?」と疑問に思った方もいらっしゃると思います。
それは、「17世紀にスペイン広場の南側にスペインの大使館があった。」からだそうです。
スペイン広場の南側にある「ミニャネッリ広場」というところに元スペイン大使館が確かにあります。
しかしこの大使館、「イタリアにおけるスペイン大使館」ではなく、「バチカン市国における大使館」なのです。
「イタリアにおけるスペイン大使館」は、テベレ川に近い宮殿内に位置しています。
バチカン市国は世界で最も小さなくになので、各国の大使館はバチカン市国外にあることが多く、バチカン市国の「日本大使館」もイタリアの「日本大使館」もまったく別の所にあります。
1647年に「スペイン大使館」がこの広場に設置されるまでは、この辺りにはフランス人のための教会や建物が多く「フランス広場」であったのです。
「スペイン階段」を降りてすぐの所にあるので、スペイン広場に訪れた際は、少し寄って見てみるのもいいかもしれません。
ジャルパック海外ツアー
施設名:Piazza di Spagna(スペイン広場)
住所:Piazza di Spagna, 00187 Rome - ITALY
行き方:地下鉄A線スパーニャ(Spagna)駅下車すぐ
TEL:+39 090 8388 1200