- 私の旅行記
イタリア ローマ パラティーノの丘

こちらは、古代ローマ時代の7つの丘で「ローマの七丘」と呼ばれている中の1つで、最も歴史が長い丘「パラティーノの丘」です!
古代では、ローマ建国の英雄ロムルスとレムスがかつて住んだと言われている場所で、その後は高級住宅街として歴代の皇帝や貴族たちが暮らしており、ローマ帝国の政治と信仰の中心となりました。
現在のローマの中心はフォロ・ロマーノを見下ろす位置にある「カンピドーリオの丘」の上で、馬に跨ったアウレリウス帝の像(オリジナルはカピトリーニ博物館)が広場の中心に建っています。
「ローマ建国の地」とも言われている「パラティーノの丘」には伝説があり、その伝説によると、、、
ローマという街は、双子の英雄「ロムルスとレムス」によって築かれました。彼らは、オオカミによって育てられ、後にロムルスはローマの初代王として即位した。という話はローマ好きなら誰でも知っているほどの逸話です。
そして、捨て子であった彼らが一番最初に発見されたというのが、ここ「パラティーノの丘」であり、紀元前のローマ人が定住を始めた最初の場所と言われています。
このことから、「ローマ健康の地」と言われています。
「パラティーノ」とは、イタリア語で「宮殿」という意味で、実際にローマ帝国時代には、帝国を支配した皇帝達の宮殿がありました。
初代のアウグストゥス皇帝(紀元前63年~14年)を筆頭に、ティベリウス皇帝やドミティアン皇帝が住んでいたと言われています。
フォロ・ロマーノとチルコ・マッシモの間にある「パラティーノの丘」は、「スタディオ(スタジアム)」、「皇帝の観覧席(スタジアムで行われる競技)」、「ドムス・アウグスターナ(ドミティアヌス帝の私邸)」、「クラウディウスの水道橋(パラティーノの丘に水を供給していた場所)」、「アウグストゥス帝の家」、「アウグストゥス帝の妻の家」、「パラティーノの博物館」などがあります。
また、「パラティーノの丘」から見る絶景とオリーブの並木やバラなどの、沢山の美しい花が咲く花園がとても素晴らしく、噴水もあり、そこにいるだけで心が癒されます。
ちょっと歩き疲れたから一休みしたい。そんな時におすすめの観光スポットです!
ジャルパック海外ツアー☆彡
開館時間: 3月最終日曜~8/31: 8:30~19:15 9/1~9/30: 8:30~19:00 10/1~10月最終土曜: 8:30~18:30 10月最終日曜~2/15: 8:30~16:30 2/16~3/15: 8:30~17:00 3/16~3月最終土曜: 8:30~17:30 最終入場は閉館時間の1時間前 休日:1/1、5/1、12/25
料金:12ユーロ(フォロ・ロマーノ、コロッセオ共通で2日間有効)
ローマパス:利用可
音声ガイド:あり
アクセス:地下鉄B線のコロッセオ駅