- 私の旅行記
オーストラリア メルボルン フェデレーション・スクエア
更新日:2020年12月30日

こちらは、「フリンダースストリート駅」前にある近代的なエリア「フェデレーション・スクエア」です!
2002年にオープンした「フェデレーション・スクエア」は、少し奇抜なデザインの建物が特徴的で、国際コンペでロンドンのラブ設計が勝ち取ったデザインで、国際的評価を受けている前衛的な建物です。世界で最も素晴らしい公共広場のトップ10にも選ばれています。
西オーストラリアのキンバリーで採掘された砂岩が使われた石畳のある広場にはショップ・カフェ・レストランが並び、動画イメージを専門に扱うオーストラリア動画イメージセンターは、動画をテーマにした作品で最新デジタルメディアや動画アーテイスト作品などがほぼ月替わりで展示しています。
更に、「フェデレーション・スクエア」の広場では野外パフォーマンスや様々なイベントが行われ、メルボルンの街の芸術の発信地となっています。
多文化のフェスティバル・マーケット・映画の上映会・スポーツイベントなど、年間2000件を超えるイベントが開催され、最大収容人数は10,000名を誇ります。
【ビジターセンター】

「フェデレーション・スクエア」に訪れてまず目に付くのが「ビジターセンター(観光案内所)で、地下がとても広く、地図・パンフレット・各種ツアーの申し込みができます。
また、メルボルン観光には欠かせない「myki(公共交通機関専用カード)」の取り扱いもあります。メルボルンに来たらまずはこちらで情報収集するのがおすすめです!
もちろん「フェデレーション・スクエア」についての無料ツアーもあるので、歴史や建物に興味のある方は是非参加してみてください。(予約不要。月曜から土曜の11時、ビジターセンターに集合。)
また「ビジターセンター」奥の方にはおみやげの販売コーナーがあり、ここでしか売っていない限定品もあるので要チェックです。
【基本情報】
ビジターセンター
住所::Federation Square, Corner Swanston and Flinders Street, Melbourne Victoria 3000
電話::+61 3 9658 9658 営業時間:9:00AM~6:00PM 営業日:クリスマス休業
【ACMI (Australian Centre for Moving Image)】

「フェデレーション・スクエア」の一角にある「ACMI (Australian Centre for Moving Image)」という「オーストラリア映像博物館」では、テレビデジタル文化について無料で学ぶことができます。
1946年に設立された州立フィルムセンターが元になって2002年に新設された、南半球最大の映像に関する博物館です。
入場は無料と、映画・テレビ・デジタルメディアなどの映像文化について、体験型の様々な展示スペースを周りながら誰でも気軽に楽しめる作りになっており、家族連れや若者のグループなどで常に賑わいを魅せています。
ここでは映画祭や上映会などが定期的に上映され、またテレビや映画に関する専門家や関係者などによるトークショーやイベントが数多く開催されており、まさに映像文化発祥の中心地とも言えます。

またここでは、多様なワークショッププログラムなどが開催されており、一般市民が、目まぐるしく進化する映像文化について直接学べる機会が提供されています。
子ども向けのプログラム「The Magic Camera」では、放送番組の脚本を制作・リハーサルやレコーディング・グリーンスクリーンを利用し合成画面を用いて様々なヴァーチャルな場面を作ったりする教育プログラムがあります。この体験を通じて、子どもたちに実際に番組制作の面白さを味わってもらおうというもの。
他にも、様々な人々を対象にした興味深い教育プログラムがたくさん開催されていますので、下記の「ACMI (Australian Centre for Moving Image)」の公式サイトよりご確認ください。
さらに、膨大な映画やテレビにまつわる映像資料や紙媒体の資料などが保管された「アーカイブ(The Mediatheque)」が併設されており、研究目的での利用はもちろん、一般利用であっても、ほとんどの資料が無料で閲覧可能になっています(一部の古いフィルム資料などは有料)。
【基本情報】
ACMI (Australian Centre for Moving Image)
住所:Federation Square, Melbourne, Victoria, Australia
電話番号:+61 3 8663 2277
料金:無料(一部有料)
公式サイト:ACMI https://www.acmi.net.au/
【NGV(ビクトリア国立美術館)】

1861年に設立され、オーストラリアで最も古い公立の美術館です。「NGV(ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア・インターナショナル)」と呼ばれ、市民からは親しまれています。
「フェレデーション・スクエア」から「ヤラ川」を渡り、「セントキルダロード」に沿って歩いた場所に位置しています。
様々な各世界地域の美術作品のコレクションを常設展示する、「ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア・インターナショナル(NGVインターナショナル)」と、オーストラリア国内の作品・作家を紹介する、「イアン・ポッター・センター」があります。
コレクション総数は約70000以上に上り、ヨーロッパ・アジア・オセアニア・アメリカなど、世界中の美術品を幅広く集め、南半球の中で最も見応えがある展示になっています。
展示場館内では、特別展などを実施しています。また管内には、カフェやレストランがあるので休憩やランチもできとても最適です。「イアン・ポッター・センター」に新しくできたガラスを通して見る街並みの様子もお見逃しなく。
「ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア・インターナショナル」は、メルボルンの文化の中心的存在として世界中すべての人々が美術アートを楽しむことができるように、常に新しい試みがなされています。
アートを鑑賞しながらオーストラリアの歴史について触れる場となっています。私もついつい、館内を回るのが長くなってしまいました。
アートに興味がある方もない方も、メルボルンを訪れた際はぜひ、「ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア・インターナショナル」に行ってみてください!きっと素晴らしいアートに出会えるはずです!
【基本情報】
NGV(ビクトリア国立美術館)
住所:180 St Kilda Rd, Melbourne VIC 3006 オーストラリア
電話番号:3 8620 2222
営業時間:10:00~17:00
公式サイト:http://www.ngv.vic.gov.au
【その他のスポット】
「フェデレーション・スクエア」の東には、「バーララング・マー(Birrarung Marr)」があり、地元の人々に人気の川沿いの公園で、運動したりリラックスしたりして過ごすのに最適です。
「バーララング」は、この地域の伝統的所有者である「ウォイウルング(Woiwurrung)族」の言葉で「霧の川」を、 マーは「川岸」を意味します。
また、「アートプレイ(ArtPlay)」は、子供たちとその家族がプロのアーティストと並んで自分の芸術作品を作ったり、屋外スペースで遊んだりできるよう特別に設計されたセンターです。
「フェデレーション・ワーフ(Federation Wharf)」にある1890年代に建てられた歴史ある倉庫群は、メルボルンを流れる絵画のように美しいヤラ川とフェデレーション・スクエアの間にあり、両者を結んでいます。
リバー・クルーズを利用して「ヤラ川」からメルボルンの魅力を発見したり、レンタサイクルで美しい公園や庭園を回ったりするのもいいでしょう。
「フェデレーション・スクエア」は、メルボルンの商業中心地、「スワンストン・ストリート(Swanston Street)」と「フリンダーズ・ストリート(Flinders Street)」の角にあり、向かいには「フリンダーズ・ストリート駅(Flinders Street Station)」と「セントポール大聖堂(St Paul's Cathedral)」が建っています。
「国立ビクトリア美術館」・「王立植物園(Royal Botanical Gardens)」・「クラウン・カジノ(Crown Casino)」・「メルボルン水族館(Melbourne Aquarium)」・「メルボルン・クリケット・グラウンド(Melbourne Cricket Ground)」・「ユーレカ・タワー(Eureka Tower)」など、メルボルンの主要な見どころが徒歩圏内にあります。
いかがでしたでしょうか。
「フェデレーション・スクエア」には、オープンエアーのカフェやレストラン&バーもあり、カジュアルなランチからちょっとおしゃれなディナーまで楽しめるので、時間を選ばす食事ができるのも便利です。
メルボルンに訪れた際は、真っ先に立ち寄っておきたい人気スポットです!
【基本情報】
フェデレーション・スクエア
住所:Corner Swanston and Flinders Streets, Melbourne, Victoria 3000, Australia
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