- 私の旅行記
オーストラリア メルボルン メルボルン王立植物園(ロイヤル・ボタニックガーデン)
更新日:2020年12月30日

こちらは、1842年に造園された歴史ある英国式庭園「メルボルン王立植物園」です!約40万㎡の敷地内には、1万2000種以上の植物が植えられ、50種類以上の野鳥が生息。
年間180万人が訪れ、メルボルンの文化と貴重な資産として、市民や観光客から愛されています。開園は朝7:30から日没までと、こんなに広くて1日過ごせる場所なのに入園料は無料。
シティのすぐそばにあることを忘れてしまうほど、静かでリラックスできる場所で、メルボルンの人々にとっての憩いの場所ともなっています。静かな池が配された園内には、約7kmの遊歩道が整備されており、多様な植物を見ながら散策できます。
園内の湖では、ゴンドラに似た「punt」と呼ばれる平底ボートにのって、素敵なユニフォームを来た「punter(船頭さん)」によるガイドツアーもあります。(大人$25、小人$12)
四季折々に美しい花々が咲き、いつ訪れても新しい発見があるはず。また、ウェディングの会場としても人気があり、素敵なガーデンウェディングが行われます。
広い敷地内にはハーブガーデンや、ローズコレクション、オーストラリアンフォレストウォークなどとそれぞれ見どころポイントがありますので、ぜひ地図を片手に散歩を楽しんでください。(主要ゲートに地図の入ったラックがあります。)
【見たこともない植物がたくさん!】

「メルボルン王立植物園」は、驚くほど多様な植物を見ることができる貴重な場所です。中でも、ツバキ科やサボテン科、バラ科、ハーブ、カリフォルニアの植物、雨林の様々な植物、多年草、南中国原産のソテツなど、珍しい植物を見ることができます。
また、新しくオープンした「ギルフォイルの火山(Guilfoyle's Volcano)」もお見逃しなく。「メルボルン王立植物園」は、都会の自然保護区としての役割も果たしており、園内の池に棲む黒鳥(ブラックスワン)・ウナギ・ベルバード・キバタン(コッカトゥー)・クカバラ(ワライカワセミ)をはじめ、固有の野生動物たちの安息の地となっています。
また、子供たちが遊ぶのには、「イアンポッター・ファンデーションのチルドレンズ・ガーデン」がおすすめ!植物のトンネルや岩のぼり、竹藪の隠れ場所など、自然界の中で、子供たちが様々なことを発見できるようになっています。
【バード・ウォッチング・スポット】

約40万平方メートルの広大な「メルボルン王立植物園」の敷地内には、1万2,000種以上の植物が植えられ、50種近い野鳥が観測できることから、実は地元では「バード・ウォッチング・スポット」としても有名。
ブラックスワン(黒鳥)・ベルバード・コッカトゥー(キバタン)・クカバラ(ワライカワセミ)などのオーストラリア固有の様々な野鳥たちが見られます。
また、静かな池が配された園内には、四季折々の美しい花々が咲き、多様な植物を見ながら散策できますので、動植物観察に最適です!
園内では、いくつかのウォーキングツアーを実施しており、歴史や文化、メルボルンの豊かな多様性を理解することができ、無料のものもいくつかありますので事前にチェックしておきましょう。
「オブザーバトリーゲート」の「ビジターセンター」が、すべてのツアーの集合場所になっています。ツアーの詳細やその他の園内の情報は、ビジターセンターで入手することができます。
また、「ビジターセンター」の横には「オブザーバトリー・カフェ」、そして、「テラス・ティールーム」の2ヶ所のカフェレストランがありますので、休憩やランチに最適です。
園内の売店「ガーデンズ・ショップ」は、文房具からスキンケア製品まで、植物に関連した小物を取り揃えており、お土産探しにもぴったりです。
夏場には、アウトドアシネマ(屋外映画館)や劇場として、定期的にイベントを開催し、大勢の市民や観光客らが訪れます。
【 Shrine of Remembrance~戦争慰霊館 】

「メルボルン王立植物園」の入り口付近には、第一次世界大戦後に戦争で亡くなった人々を弔う目的で建てられた「Shrine of Remembrance~戦争慰霊館 」があります。
第一次世界大戦の際、オーストラリアの従軍者はヨーロッパ戦線に送られ、その他第2次世界大戦などで亡くなった人たちなどを慰霊している場所です。
日本の場合、戦争慰霊の施設は敗戦国ということもあるので、こっそりと存在しますが、ここでは堂々と存在しています。
「Shrine of Remembrance~戦争慰霊館 」へと続く道はとても広々としていて、歩いていてとても気持ちがいいです。

近くで見てみると、遠くで見るのとは違いかなり大きく、立派な建物です。このような建造物は見る角度によって形を変えるため、様々な角度から見てみるとおもしろいです。
ちなみに、中は厳かな雰囲気のため、当たり前のことではありますが、あまり騒いではいけません。

中には戦争で亡くなった方へのお供え物などがしてあり、係員さんに尋ねればこの建物の歴史を聞くことなども出来ます。
中はすごく小さな造りになっているので一通り見た後は二階へ上がってみましょう。

この建物は、高台にあるため、建物の上階の外からの街並の景色がとても素晴らしいです。見てもらうとわかる通り、ここはシティから目と鼻の先にありますのでシティからのアクセスは抜群です。
「メルボルンCBD」・「フリンダースストリート駅」より南へ徒歩数十分で、 セントキルダロード沿いを歩いていると「Shrine of Remembrance~戦争慰霊館」へ続く道が見えてきます。
そのすぐ隣が「メルボルン王立植物園」です。ちなみに、「メルボルン・ビジターシャトル」で来ると、間近の停留所がありますので更に訪れやすいです。
そのため、「Shrine of Remembrance~戦争慰霊館」➡「メルボルン王立植物園」の順番で訪れた方が道的におすすめです!
【基本情報】
Shrine of Remembrance~戦争慰霊館
住所:Birdwood Ave、Melbourne VIC 3001
開園時間:10:00~17:00
料金:入場無料
いかがでしたでしょうか。
これほどの規模の大きな公園が大都会の中にあるのは非常に魅力的です。
メルボルンはカフェやアートはもちろん、美術館や公園なんかのレベルもとても高いです。
メルボルンに訪れたなら「メルボルン王立植物園」へ是非行くことをおすすめします。
【基本情報】
メルボルン王立植物園
住所: Birdwood Avenue, Melbourne, Victoria, 3000
電話番号:+61-92522300
アクセス:「メルボルンCBD」・「フリンダースストリート駅」より南へ徒歩数十分。
営業時間:7時30分~日没
定休日:なし
料金:無料
公式サイト:http://www.rbg.vic.gov.au/visit-melbourne
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