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  • 私の旅行記

オーストラリア メルボルン フィリップ島

更新日:2020年12月30日


こちらはメルボルンから南東約137㎞に位置する島で、世界最小のペンギン「フェアリー・ペンギン」をはじめとした野生動物が多いことでも知られている「フリップ島」です!

ペンギンをはじめ、コアラ・アザラシ・ミズナギドリなどがいる島全体が野生動物の宝庫。

「フィリップ島」の海岸は世界で一番小さい体長わずか30センチほどのリトルペンギンたちが32,000羽ほど生息しています。

親ペンギンが子供ペンギンのために、朝、魚を捕りに海に出かけ、日没に合わせていくつかの群れになって巣に戻ってくるのですが、そのかわいいペンギンたちのヨチヨチと歩く姿(=ペンギンパレード)がとても有名ですが、すでに1920年代からその「ぺンギンパレード」を見る観光の歴史があった伝統の観光地なのです。

現在は海岸一帯は保護区として、ペンギンとその生息地を守る活動が行われ、オーストラリアでも有数の「ペンギン保護地域」となっています。

ぺンギンのほかにも、東部一帯は「コアラ保護センター」、西端グランド岬沖合はアシカが生息する「シール・ロックス」で5000頭以上のアザラシが生息する「コロニー」となっており、ホオジロザメなどの生態について学べる「ノビーズセンター」もあります。

「フィリップ島」は、日帰り旅行がポピュラーですが、地元では家族でキャンプを楽しむ避暑地として、またモーターファンには毎年10月のモトGP「オーストラリア・グランプリ」の会場としてもお馴染みです。

 

【アクセス】

 

メルボルン中心部・「フリンダースストリート駅」から「フィリップ島」へは車で約2時間。メルボルン市街の南側を走る「Monash Freeway(M1」を南下し「Cranbourne」の出口を出て「South Gippsland Highway (M420)」へ合流。

「Bass Highway (A420)」まで道なりに進みます。「Grantville」、「Bass」を通り過ぎて2つに分かれる道を「Phillip Island Road (B420)」の方向へ。「San Remo」まで進んで橋を渡れば「フィリップ島」に到着です。

複雑に聞こえるかもしれませんが、「M1」の出口さえ間違えなければ、あとはほぼ道なりです。「ペンギンパレード」が見られる「サマーランドビーチ(1019 Ventnor Rd, Summerlands)」は、島の西の端に近い場所にあります。

島内を走る2つの主要道路「Ventnor Rd(C473)」または「Back Beach Rd(C478)」を西に進めば、どちらからでも行くことができます。 公共交通機関でアクセスする場合、「フリンダースストリート駅」から電車とバスで「カウズ」まで乗り継げるのですが、接続があまりよくありません。

「カウズ」から「ぺンギンパレード」の場所まではさらに15kmで公共交通機関はありません。ですのでツアーかレンタカーの利用が便利でおすすめです。レンタカーであれば、昼間は「コアラ保護センター」やアザラシの「コロニー」がある「ノビーズセンター」を訪れて、夜に「ペンギンパレード」を見るといった行程も可能になります。

ちなみに本土とは橋とフェリーとで結ばれています。「フェリー」で行く場合は、メルボルンの「サザン・クロス駅」から電車で「STONY POINT」まで行き、そこから「フェリー」に乗ります。

 

【ペンギンパレード】

 

メルボルンで一番人気の自然アトラクションで、メルボルン発の日帰り旅行の代名詞「フィリップ島」の「ペンギンパレード」。

短い足と小さな手を左右前後に揺らしながらヨチヨチ行進するキュートさが観る者を魅了しますが、海から陸にあがってくる可愛らしいリトルペンギンがパレードのように並んで巣に戻っていく姿を一目見ようと、世界中の人が集まります。

そんな「ペンギンパレードの鑑賞」には、ビーチに設営された段になったスタンドから鑑賞する「一般鑑賞」( $26.20)と特別な遊歩道と最大190名収容の観覧スタンドで鑑賞する「ペンギンプラス」($52.50 )があります。

「ペンギンプラス」はペンギンをより間近で見える上に、各国言語対応のMP4のオーディオガイドとドリンクがセットになっています。もちろん日本語にも対応しているので、「フィリップ島」でのペンギンの生態系などを日本語で聞くことができます。

準備ができたら、ペンギン鑑賞の場所まで「ボードウォーク」を歩いていきます。鑑賞場所に到着したら、日没をゆっくりと待ちます。その間、レンジャーさんが鑑賞時の注意やペンギンがどうやって海から戻ってきて、巣に戻るのかなどを説明してくれます。

こちらは英語なので、「ペンギンプラス」で鑑賞される方は日本語のMP4で音声を聞きましょう。日が沈みあたりが暗くなった頃、フェアリーペンギンが餌を捕りを終え、海から巣に戻ってくるなんともキュートなフェアリーペンギンたちが姿を現します。

じっと目を凝らして海のほうを見ていると、先頭のペンギンを中心に1羽、2羽……と20~30羽程度が1つの群れになっています。群れごとに戻る巣が異なり、ビーチに上がるとそれぞれの巣に向けてヨチヨチ行進し始めます。

中には、足場の悪い崖っぷちに歩いてしまい、そこから下りることができず、ウロウロしているかわいいペンギンもいたり、見ているだけでたまらなく癒されてしまいます。

 

【ペンギンパレードで押さえておくべきポイント!】

 

〖雛を見るなら12月~2月がおすすめ!〗

海の中から続々とペンギンがあがってくる「ペンギンパレード」とともに、巣で待つフワフワのひなを見られるのが12月から2月です。南半球の夏にもあたるこの時期 は、ペンギンの観察に絶好の季節です。

〖日没最低1時間前までに集合!〗

「ペンギンパレード」といっても動物園のペンギンたちが飼育係の人の号令により、並んで行進しているわけではないので、スタート時間は季節によってまちまちになります。夏は20時から45分頃、冬は17時15分から45分頃からと、日没の時間帯によって変わります。

レンタカーで訪れる場合はその日のペンギンが現れる予測時間をチェックし、余裕を持って行きましょう。ペンギン到着予測時間は「Penguins arriving in ~mins。(ペンギン到着まであと~分。)」といった形でフィリップ島自然公園の公式サイトのトップページに常時表示されているので、簡単にチェックできます!➡https://www.penguins.org.au/

夏はスタート時間が遅いため、必然的に終了時間もかなり遅くなるので注意して予定を立てましょう。

〖写真撮影NG!〗

ペンギンの目を保護するため、生活を邪魔しないため、ビジターセンターから一歩外に出たら、写真撮影は厳禁!カメラやビテオの持ち込みもNGになっています。

ペンギンたちが日没になって巣に戻るのは、ペンギンたちが怖がりだからなのです。海辺まで戻ってきていても水の中で周りが暗くなるまでじっと待機しているのです。

ですので、愛くるしいペンギンたちを見ても大声で騒いだりフラッシュなんてもってのほか。ペンギンたちがびっくりしてしまうので、静かに見守ってあげましょう。

〖防寒対策をしっかりと!〗

季節やその日にもよりますが、10前後のペンギンの群れが少しずつ時間差で海から戻って来ます。スタンドは周りを遮るものがなく、風もそのまま受け、夏でもかなり寒いです。

日没からペンギンを1時間以上は待つことになりますので、冬場はもちろん、夏場でも暖かい服装を。特に冬はマフラーや手袋を持参することをおすすめします。

〖予約は早め早めに!〗

「ベンギンパレード」はローカルの方にも大人気のため、ツアーやチケットの予約は早めに済ませておきましょう。先ほども述べましたが12月から2月は雛が見られることもあり、入場者数が増えるので個人で訪れる場合には前売りチケットの購入をおすすめします。

チケットは、見学スタンドから観察する「一般鑑賞」( $26.20)、特別な遊歩道と最大190名収容の観覧スタンドで鑑賞する「ペンギンプラス」($52.50 )や、ペンギンプラスの席の下に設置された地下スペースからペンギン目線で観察できる「アンダーグラウンドビューイング(Underground Viewing)」などがあります。

個人的には「ペンギンプラス」($52.50 )を強くおすすめします。特別席はそれ以外の一般席とは全く別の場所で2-300m離れた場所にある席ですが、こちらのほうがよりペンギンの数も多く、間近で見れる設計になっています。

通常の入園料の2倍の料金かかりますが、先着190名の特別席で間近にペンギンが見られるだけでなく、ホットドリンク1杯無料だったり、オーディオガイド(各種言語、日本語もある!)の貸出しなど特典も豊富で通常料金の2倍払う価値は十二分にあります。

とにかく、愛くるしいペンギンを間近でじっくりと見たい方は、「ペンギンプラス」が絶対おすすめです。

 

【時間を気にせず見学したい方は宿泊がおすすめ!】

 

「ペンギンパレード」を楽しんだ後は、巣穴に戻ったペンギンの様子を観察できます。特に夏季は、留守番をしていた雛と親鳥が対面する様子が微笑ましく、見ていて飽きることがありません。時間を気にせず見学するには、「フィリップ島」内に宿泊するのもおすすめです。「フィリップ島」で長期休暇を過ごす人達に人気なのは「カウズ(Cowes)」など北側の海辺の町です。

しかし、「ペンギンパレード」の時間が近づくと道路が混雑することもあります。そこで、より「ペンギンパレード」をメインに考えたときに便利な宿泊施設が2つあります。「ペンギンパレード」が見られる「サマーランドビーチ」に一番近いのが、「B&Bスタイル」の「スワンレイクゲストハウス」。

「サマーランドビーチ」から1㎞ほどしか離れていないため、ペンギン観察を思う存分楽しんでも、すぐ部屋に戻ることができます。ファミリーには「シルバーウォーターリゾート」がおすすめ。

キッチンのついたアパートメントタイプのお部屋もあるので便利です。施設も新しく、屋外にはテニスコートやプールを始め、子ども用の遊具がそろった公園もあります。「シルバーウォーターリゾート」は、「フィリップ島」の手前、「サンレモ(San Remo)」にありますが、「ペンギンパレード」までは3.3㎞の距離にあります。

「バックビーチロード(Back Beach Rd)」を通れば、見学場所までスムーズに移動できます。「ペンギンパレード」の翌日には、眺めのよい「チャーチル島」でブランチをしてからメルボルンに戻るのもよいでしょう。「フィリップ島」の豊かな自然をゆっくりと楽しんでリフレッシュしてください。

 

【基本情報】

フィリップ島・ペンギンパレード

住所:1013, Ventnor Rd, Phillip Island VIC 3922

TEL:+ 61-3-5951-2800

ビジターセンター営業時間:10:00~12:00

営業時間:10:00~「ペンギンパレード」終了。

定休日:無休 

ペンギンパレード料金:ビーチに設営された段になったスタンドから鑑賞する「一般鑑賞」( $26.20)と特別な遊歩道と最大190名収容の観覧スタンドで鑑賞する「ペンギンプラス」($52.50 )

公式サイト:http://www.penguins.org.au

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

#Australia #Melbourne #島 #ペンギン #自然 #photo

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