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  • 私の旅行記

ハワイ ハワイ島 イミロア天文学センター

更新日:2020年12月31日


こちらは、世界の天文台が並ぶ「マウナケア山」のふもとにあり、最新の天文技術が体感できる世界でも珍しい天文博物館「イミロア天文学センター」です!

「イミロア」とは、ハワイ語で「新しい知識の探求」という意味をもち、 天文学とハワイ文化を学ぶことで、「マウナケア」の素晴らしさを認識し、より深く理解することができます。

「ヒロ」郊外にある「イミロア天文学センター」では、宇宙空間や天体現象を4次元で可視化する実験システム「4D2Uシアター(国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト)」をはじめとする最先端のテクノロジーと並び、プラネタリウム、ハワイに古代より伝わる伝統航海術など、ハワイらしい展示が多数あります。

星を頼りに大海原を渡った「古代ポリネシア」の船乗りたちが利用した星の航海術を学ぶことができます。

体験型の展示やプログラムを通じて、陸と海、空を結ぶハワイならではの価値観に思いを馳せてみましょう!

 

【歴史・概要】

 

「イミロア天文学センター」は、「ハワイ大学ヒロ校」の構内に位置しており、ハワイだけではなく、世界レベルの高さの科学教育施設です。

2006年に「ハワイ大学ヒロ校」付属の科学館として建設され、ハワイ島には標高約4,200 メートルの「マウナケア山」があり、山頂は空気が薄く乾燥し、晴天率も高く、世界で最も天文観測に適した場所の一つとして知られています。

そしてそこには11カ国、13台の望遠鏡が並んでおり、名前の語源は父なる空ワケアの山「マウナ・ア・ワケア」と言われています。

「マウナケア山」は「ワケア」の「ピコ(中心)」=「天と地が繋がる聖なる場所」であると同時に、ハワイの人々が宇宙創世と自分達の起源のつながりを感じる土地でもあります。

「マウナケア山」は天文学上、ハワイ文化上、どちらでも重要な役割を担っ ており、「イミロア天文学センター」は天文学とハワイ文化を学び、その二つを融合することで「マウナケア山」の素晴らしさを認識し、より深い理解と探求心を持つことを目指しているのです。

 

※「マウナケア山」の詳細・行き方・ツアーなどは、こちらの記事をご覧ください!➡

ハワイ ハワイ島 マウナケア山

 

【魅力・見どころ!】

 

「イミロア天文学センター」の中に入るといくつかの部屋に区切られ、展示物などを見ることができます。

サインはすべて英語ですが、とても興味深い物が見たり触ったりして実感できるようになっており、スタート地点は「マウナケア山」の山頂から始まります。

〖クムリポシアター〗

「クムリポ」とは「ハワイ創世記」を意味しており、「クムリポシアター」では「クプナ(年長者)」により語られる伝統文化に関する話を聞くことができます。

〖天文学ゾーン〗

天文学がテーマのセクションでは天文学的観点から見た生命の起源を体験でき、「太陽系の星」・「天の川」・「銀河系」・「宇宙」などに関する展示を見ながら学習することができます。

〖ハワイ伝統的航海術〗

「ハワイ伝統的航海術」のセクションには「ホクレア号」のミニチュアが展示されています。

「ホクレア号」とは、その昔「ポリネシア人」が羅針盤などの計測器などを持たずに、「太陽」・「星」・「風」・「波」・「雲」・「鳥」などの自然現象を観察、体感しながら進路を決める「ポリネシア」独自の海洋術によって、ハワイへ向け何千キロも航海した船です。

「イミロア天文学センター」では、「ホクレア号」が太平洋を航海した航路なども見ることができるようになっています。

〖球体プラネタリウム&4D2Uシアター〗

こちらのセクションは、「イミロア天文学センター」の中で1番有名・人気の「4D2U」というスペースシアターです!

「国立展望台」が開発した「4D2Uシアター」では、「ハワイ諸島」・「地球」・「太陽系」・「銀河系」を旅しながら、様々な天体の起源について、迫力の映像を楽しむことができ、最新のプラネタリウムでは「3D」の立体的なショーが楽しめます!

内観を1周したら是非とも「プラネタリウム」のショーを見てください!1日に4〜5回の上映があり、「ショー」によっては「3D」もありますので、特別なメガネを借りて、不思議な空間や星などを見て体験してください。

基本的には英語のショーですが、「マウナケア:天と大地の出会い」は日本語音声を聞くことができます。「ヘッドホン」は入館チケット購入時にフロントで貸し出しています。

この「ショー」では、海底火山の噴火によるハワイ諸島の誕生、「火の女神・ペレ」と姉で「海の女神・ナマカオカハイ」との戦い、「ペレ」の伝説のライバルで「雪の女神・ポリアフ」との争いの話、そして星の誕生と死、私達生命の体をつくる物質の起源などを説明し、天と大地が出会う「マウナケア」の物語で、ハワイ文化と天文学の出会いと融合を知ることができます。

プラネタリウムのショーの内容:【公式サイト

〖ハワイ固有植物庭園〗

「イミロア天文学センター」の庭には「ハワイ固有植物庭園」があり、大きさは約7,000坪(23,140㎡)、70種類以上の「ハワイ原生植物」を集めた、ハワイ州最大規模の「固有植物庭園」になっています。

セクションがいくつかありますが、「キープカ(原生植物の安らぎの場)」はイミロア建設中に保存、保護された植物があり、ここに生育するハワイ固有種の「オヒア・レフア」は樹齢50〜100年ほどのものです。

「エフカイ」のエリアでは、沿岸植物のナウパカやミロ、コウなどがあり、「ポリネシア伝統植物(カヌー植物)エリア」では、タロイモ(ハワイアンの主食ポイの材料)などがあります。

「キロホクエリア」では絶滅寸前の固有種ナウやハワイ固有種のハイビスカス、コキオケオケオも見えることができますので、「天文学センター」だけではなく、「固有種ガーデン」をゆっくりと歩くのもおすすめです!

 

【レストラン&ミュージアムショップ】

 

「イミロア天文学センター」にある、「スカイ・ガーデン・レストラン」は、外壁がぐるりとガラス窓になっていて、手入れが行き届いた美しいガーデンを眺めながらお食事を味わうことができます。

ランチタイムでは、ランチビュッフェが用意されていますので、ランチタイムに合わせて「イミロア天文学センター」に訪れるのも良いでしょう!

また、建物内には「ミュージアム・ショップ」も併設されており、ここには宇宙空間で食べられるよう開発された宇宙食「エイリアン・アイスクリーム」、月の満ち欠けや宇宙空間をプリントした「スカーフ」、太陽系惑星をかたどった「ぬいぐるみ」があります。

「ぬいぐるみ」には、「冥王星(Pluto)」と「冥王星衛星・カロン」、スニーカーを履いている「水星」、キュートな女の子風の「金星」などと、惑星ごとの特徴が反映されていて、とてもかわいいです!

また、ハワイ島固有の鳥「パリラ(Palila)」のぬいぐるみもありますよ!

 

いかがでしたでしょうか。

「イミロア天文学センター」へ行くと、自分も少し宇宙に行けたような気分を味わえ、宇宙から見た地球を楽しむことができます!

「イミロア天文学センター」では、しっかり時間を取って、体験型の展示を楽しんで見て下さい!

「マウナケア山」に行く方、「ヒロ」方面を観光する方は、是非とも足を運んでみましょう!

 

【基本情報】

イミロア天文学センター

住所:600 Imiloa Pl., Hilo, Hawaii

電話番号:(808)9328901

アクセス:「ヒロ(Hilo)」から車で10分

駐車場:有(無料)

営業時間:9:00~17:00

所要時間目安:90分程度

入場料:有料

大人:19USドル、 子供:12USドル、 子どもは5~12歳、5歳未満無料、シニア2USドル割引(65歳以上)、団体は12名以上

定休日:月曜日

休業日:感謝祭、クリスマス、元日

クレジットカード:Visa,JCB,Master,Other

公式サイト:https://imiloahawaii.org/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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